「悪石島の名前の由来とトカラ列島の群発地震」

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悪石島って何やねん?名前の由来とトカラ列島の地震のはなし

~なんでこんな怖い名前の島があるのん?

みなさん、こんにちは!今日はちょっと変わった話をしますわ。最近ニュースでよく聞く「悪石島」って知ってはります?なんや怖い名前やなぁって思いません?私も最初聞いたときは「なんでそんな物騒な名前つけたんや」って思いましたもん。

でもな、調べてみたら奥が深いんですわ。この島、ただの「悪い石の島」やないんです。ちゃんとした歴史と意味があるんですよ。それに、なんで最近よく地震のニュースで出てくるのかも含めて、わかりやすく説明しますからね。

悪石島ってどこにあるのん?

まず場所から説明しますわ。悪石島(あくせきじま)は、鹿児島県の南の方にある小っちゃな島なんです。トカラ列島っていう島々の一つで、行政的には十島村(としまむら)に属してます。

この島の大きさったら、たった7.49平方キロメートルしかないんですよ。大阪市内で言うたら、東住吉区ぐらいの大きさかな。それに人口は60人ぐらいしかいてません。もう、ほんまに小さな島やから、「絶海の孤島」って言われるのも納得ですわ。

周りは断崖絶壁で囲まれてて、島の真ん中には標高584メートルの御岳(おんたけ)っていう活火山があります。この火山がまた曲者で、後で詳しく説明しますけど、地震の原因の一つになってるんですわ。

交通手段は船だけ。しかも天気が悪いと何日も船が来ません。大阪やったら電車遅れたぐらいで文句言うてるけど、この島の人たちは天候次第で完全に孤立してしまうんですから、大変ですよね。

「悪石島」の名前の由来~実は怖い意味やないねん

さて、本題の名前の由来ですわ。「悪石島」って聞いたら、「なんか悪いことがありそうな島」って思いません?私もそう思いました。でも違うんです。

昔は「嶽石(だけいし)」や「崖石(がけいし)」って書かれてたこともあるんですって。つまり、険しい崖や岩がごつごつしてる島の地形を表してたんですね。大阪で言うたら、生駒山の険しい部分を想像してもらったらええかな。

それから、島の南側に大きな岩があって、波に削られてめっちゃ荒々しい姿になってるんですって。昔の人がそれを見て「悪しき石(あしきいし)」って呼ぶようになって、それが「悪石」に変わったっていう民間伝承もあるんです。

読み方も「あくせきじま」が正式やけど、地元の人は「アクシマ」って呼んでることもあるんですって。これは奄美や沖縄の方言の影響らしいです。

つまりな、「悪石島」っていうのは「悪い」んやなくて、「自然の厳しさ」を表してる名前なんですわ。昔の人が自然に対して畏れと敬意を込めて付けた名前なんですね。

トカラ列島の群発地震~なんでこんなに揺れるのん?

2025年に入って、この悪石島周辺でまた地震が頻発してるんです。5月から6月にかけて、最大震度4の地震が数百回も発生しました。住民の皆さんは大変やったでしょうね。

実はこの地域、数年おきに群発地震が起こるんです。2021年にも10日間で200回以上の地震がありました。なんでこんなに揺れるのか、理由を説明しますわ。

地震が多い理由その1:プレートの境界

この辺りは、フィリピン海プレートとユーラシアプレートっていう地球の板みたいなものがぶつかり合ってる場所なんです。大阪で言うたら、御堂筋と難波筋がぶつかる心斎橋交差点みたいなもんかな(ちょっと違うか)。

プレート同士がぶつかったり、片方が下に潜り込んだりして、その時に溜まったエネルギーが地震として放出されるんですわ。

地震が多い理由その2:火山活動

悪石島には御岳っていう活火山があって、過去に水蒸気噴火とか小さな火山性地震も記録されてます。地下でマグマがごそごそ動いてて、それが地震の原因にもなってるんですって。

地震が多い理由その3:複雑な地殻構造

海底には未発見の断層がいっぱいあって、一つの震源だけやなくて、周りの地殻構造が複雑に連動してるんですって。まるで大阪の地下街みたいに、見えないところで色んなものが繋がってるんですね。

この「三重苦」のせいで、悪石島周辺は地震の多発地帯になってるんです。でも今のところ、大規模な噴火や巨大地震には発展してないのがせめてもの救いですわ。

悪石島の地震の歴史~昔から地震と共に生きてきた島

この島の人たちは、昔から地震と共に生きてきたんです。江戸時代から地震や火山活動の言い伝えがあって、「島が鳴るときは山が怒る」なんていう民間信仰もあるんですって。なんか風情があるというか、自然を畏れ敬う気持ちが表れてますよね。

近年だけでも、1980年、1993年、2021年、そして2025年に大きな群発地震が発生してます。2021年には一部の住民が島外避難を余儀なくされました。想像してみてください、生まれ育った島を離れなあかんなんて、どんなに辛いことでしょう。

島の人たちの防災への取り組み~見習うべき姿勢

でも、この島の人たちはすごいんですよ。ただ嘆いてるだけやなくて、しっかり備えてはるんです。

定期的な避難訓練、災害時の連絡手段の確保、水や食料の備蓄。特に悪石島は本土からの支援がすぐには届かない離島やから、「自力でしばらく生き延びる準備」が必要なんです。

最近はスマートフォンで緊急速報受けたり、地震観測アプリ使ったりと、デジタル技術も活用してはります。私らも見習わなあきませんね。

島民の中には「地震は恐ろしいが、それがこの島の自然と共に生きるということ」って語る人もいてはるんですって。なんか深い言葉やなぁと思いませんか?

大阪のおばさんが思うこと

私、この悪石島の話を調べてて思ったんですけど、この島の人たちって本当にすごいと思うんです。大阪やったら、ちょっと電車が遅れただけで文句言うてるのに(私もその一人やけど)、この島の人たちは自然災害と向き合いながら、それでも島を愛して住み続けてはるんですもん。

「悪石島」っていう名前も、最初は怖いなぁって思ったけど、調べてみたら自然への畏敬の念が込められた、とても意味のある名前やったんですね。

私たちが学ぶべきこと

この悪石島の話から、私たちが学ぶべきことがあると思うんです。

まず、防災意識。大阪も地震のリスクがある街やから、非常用の水や食料の備蓄、避難経路の確認とか、日頃から準備しておかなあきませんよね。

それから、自然との向き合い方。悪石島の人たちみたいに、自然を敵視するんやなくて、畏れ敬いながら共生していく姿勢が大切やと思います。

まとめ~地震と共に生きる島の知恵

悪石島は、ただの「地震の多い島」やないんです。そこには長い歴史があって、自然の厳しさと美しさを知り尽くした人たちが住んでるんです。

「悪石島」という名前に込められた意味は、まさに「厳しさの中にある人間の強さ」なんやと思います。この島の人たちの生き方から、私たちも学ぶところがいっぱいありますよね。

今後も群発地震は起こるでしょう。でも、それを「ただの災害ニュース」として見るんやなくて、そこに生きる人と文化に目を向けてほしいと思います。私たちも、もっと自然と上手に付き合っていく知恵を身につけなあかんですね。

悪石島の皆さん、どうか安全に過ごしてくださいね。そして、この小さな島の大きな教えを、私たちも忘れずにいたいと思います。

このブログを読んでくださった皆さんも、この機会に防災グッズの点検とか、避難経路の確認とか、やってみてくださいね。備えあれば憂いなし、ですから!

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