
おはようさん!元気にしてた?わたしは大阪のおばちゃんや。今日はな、みんなが気になってる「昭和の日100年」と「戦後80年」について、ちょっとおもろく語らせてもらうわ。ほんま、昭和って言うたら、うちらの親や祖父母の時代やけど、今の若いもんにも知ってほしいことばっかりやねん。
昭和の日が100年!戦後も80年!ほんまにえらいこっちゃなぁ~
まずな、2025年って、わたしらにとってめっちゃ大事な年なんよ。なんでかって?二つの大きな節目があるからや!一つは「昭和の日」が制定されてから100年目。もう一つは、あの大変な戦争が終わってから80年経つっちゅうことや。
4月29日いうたら、もともとは昭和天皇はんのお誕生日やってんけど、今は「昭和の日」として、あの激動の時代を振り返る日になってるんや。ほんまにな、昭和は波乱万丈やったわ~。戦争あり、高度経済成長あり、バブルありで、ドラマチックすぎるわ!
100年前の日本と今の日本を比べたら、もう別の国かと思うくらい変わってるわ。戦争で焼け野原になった国が、世界有数の経済大国になるなんて、映画みたいな話やけど、ほんまに日本人はすごいねん。あんた、知ってる?日本人のおじいちゃんおばあちゃんが、どれだけ頑張ってきたか。その汗と涙の結晶が今の日本やねんで。
この記事ではな、昭和の始まりから終わりまで、戦後の復興の歩み、平成との違いまで、ぎゅっと詰め込んで解説するわ。さあ、タイムスリップの始まりや~!
昭和天皇はんと昭和のスタート、ほんまに大変な時代やったなぁ
昭和っていう時代はな、1926年(昭和元年)に始まったんや。昭和天皇はんが即位されてからの時代やねん。この天皇はんがな、なんと62年も天皇をされてたんよ。日本の歴代天皇の中でも最長記録やねん!すごいわぁ。
昭和の始まりの頃はな、大正デモクラシーの影響もあって、まだ自由な雰囲気があったんやけど、だんだん軍の力が強くなってきてな。世界恐慌の影響もあって、国民の生活は苦しくなってきたんや。そこからやな、日本は徐々に戦争への道を進んでいったんよ。
昭和天皇はんは時代の象徴そのものやったわ。戦前・戦中は国のトップとして戦争と深く関わっておられたし、戦後は「象徴天皇」として国民と一緒に歩む存在になったんや。こんな大きな変化をひとつの人生で経験するなんて、ほんまに想像できへんわ。
1945年8月15日、ラジオから流れた昭和天皇の玉音放送。うちのお母ちゃんがよく言うてたわ。「あの時、みんな正座して聞いたんや」って。日本中が息を止めて聞いたあの放送が、戦争の終わりを告げたんや。ここで昭和は前半と後半にくっきり分かれるねん。
あんたも知っとかなあかんのは、この昭和の前半の時代がどれだけ大変やったかってこと。食べるものも着るものもろくになかった時代や。うちのおばあちゃんなんか「芋のつるを食べて生き延びた」言うてたわ。今の若い子は想像もできへんやろうけど、ほんまに命がけの時代やったんや。
焼け野原から世界の経済大国へ!日本人のパワーってすごいわぁ
戦争が終わった直後の日本はな、ほんまに「焼け野原」っていう言葉がぴったりやったんよ。東京も大阪も、あちこちの都市が空襲で焼けてしもうて、家もない、食べ物もない、着る物もない…今の若い人には想像もできへんような状況やったんや。
「今日食べるものがない」そんな日々を過ごしてたおじいちゃんおばあちゃんが、どれだけ多かったことか。でも、そこから日本人は立ち上がったんやで!アメリカのGHQってとこが日本を占領して、いろんな改革が行われたんや。憲法も変わったし、教育も変わった。女性が選挙権を得たんもこの時やねん。
1950年になると朝鮮戦争が始まって、これが皮肉なことに日本経済の復活のきっかけになったんや。「特需」言うて、アメリカ軍が使う物資をどんどん日本で作るようになってな。これで工場が動き出して、お金が回り始めたんよ。
そこからがほんまにすごいわ!1960年代、池田勇人首相の「所得倍増計画」で、日本の経済はもう加速度的に伸びていったんや。「高度経済成長」言うて、毎年GDPが10%も成長する時代がきたんよ!今やったら信じられへんわな、1%の成長でも大騒ぎやのに。
東京オリンピック(1964年)で世界中に日本の復活をアピールして、新幹線が走り始めて、「メイド・イン・ジャパン」が世界の信頼のブランドになっていった。テレビ、洗濯機、冷蔵庫…「三種の神器」言うて、みんなが欲しがった家電製品も次々と普及してったんや。
この時代のサラリーマンはほんまに働き者やった。朝早よから夜遅うまで会社で働いて、家族のために必死に稼いだ。「モーレツ社員」言うて、今から思うと働きすぎやったかもしれんけど、そのおかげで家族が豊かになっていったんや。「家族のため」「会社のため」「国のため」…みんなが一丸となって頑張った時代やったなぁ。
ほんま、昭和の誇りが一番輝いてた時代やと思うわ。あんた、今の便利な生活が当たり前やと思ってるやろうけど、そこには昭和を生きた人たちの血と汗と涙があるってこと、忘れたらあかんで!
昭和と平成、ぜんぜん違うわ~!時代の変化ってほんまに面白いなぁ
昭和と平成を比べてみるとな、ぜーんぜん違うねん。わたしなりに言うとな、昭和は「みんなで一緒に頑張る時代」で、平成は「それぞれが自分の道を行く時代」やったんちゃうかな。
昭和の人らは常に「明日は今日よりええ暮らしができる」って信じてたわ。「来年はもっと給料上がるわ」「子どもは親より豊かな生活ができる」…そんな希望に満ちてたんや。会社も右肩上がりで成長するし、毎年ボーナスも増えるし、家も車も買えるようになる。そんな時代やったんよ。
でもな、平成はバブルの崩壊から始まったんや。1989年に昭和天皇が亡くなって平成になった途端、日本経済の成長が止まってしもた。「失われた10年」どころか「20年」「30年」言われるようになって、若い人らの就職も厳しくなった。「終身雇用」「年功序列」といった昭和の当たり前が、どんどん崩れていったんや。
昭和の時代は、テレビを見ても、新聞を読んでも、みんな同じ情報を共有してた。「国民的スター」とか「国民的番組」とかあって、翌日の学校や会社で「昨日のテレビ見た?」って話が盛り上がったもんや。でも平成になると、インターネットの普及で情報が多様化して、みんながバラバラの情報を見るようになってきたんよ。
昭和の政治家や経営者はカリスマ性があった。田中角栄とか、松下幸之助とか、本田宗一郎とか…強いリーダーが国や会社を引っ張ってたんや。でも平成以降は、そういうカリスマ的な存在が少なくなってきた。
昭和は「みんなで一緒に」の時代。平成は「個人の多様性」の時代。どっちがええとか悪いとかやなくて、時代の流れなんやろうなぁ。でもわたしはな、昭和の「みんなで力を合わせる」精神も、もう一回見直してもええんちゃうかなって思うねん。
昭和100年、わたしたちは何を学ぶべきなん?
さて、2025年の「昭和の日」は100年目やねんけど、この節目に私らは何を考えるべきなんやろか?ただ単に「昔はよかった」言うて懐かしむだけやったら、もったいないわ。
昭和を生きた人らが、どんな選択をして、どんな覚悟を持って時代を乗り越えてきたか。そこから今を生きる私らが何を学んで、未来につなげていくか。それを考えるのが、この100年目の「昭和の日」の意味やと思うねん。
戦争の悲惨さと、それを乗り越えて得た平和の大切さ。これは絶対に忘れたらあかんことや。うちのおじいちゃんはな、「二度と戦争せんといてほしい」って、いつも言うてたわ。実際に戦争を経験した人の言葉は重いわ。
そして、どんな困難があっても諦めずに働き続ける姿勢。技術や文化で世界から認められた日本人の底力。これらはすべて、今の日本人にも受け継がれるべき価値やと思うねん。
でもな、正直言うて、そういう精神が最近はちょっと薄れてきてるように感じるわ。便利すぎる世の中になって、我慢することや、汗水流して働くことの価値が、わかりにくなってきてるんちゃうかな。
今の時代はな、情報も溢れてるし、物も溢れてる。でも、そんな中で「本当に大切なもの」が見えにくくなってるんちゃうか?だからこそ、昭和という時代をもう一度しっかり学んで、ええとこも悪いとこも含めて、次の時代に活かしていかなあかんと思うねん。
例えばな、昭和の働き方は「モーレツ」すぎて体壊す人も多かった。でも、今の「働き方改革」だけが正解かって言うたら、そうでもないやろ。昭和の「一生懸命さ」と、令和の「効率性」をうまく組み合わせるのが大事やと思うわ。
また、昭和は「家族第一」の時代でもあった。今は多様な生き方があって、それはそれでええことやけど、人と人とのつながりの大切さは、昔も今も変わらへんと思うわ。
昭和の日をただの祝日として「ああ、休みやわ~」で終わらせるんやなくて、自分の生き方を見つめ直す機会にしてほしいなぁ。100年前に始まった昭和という時代が、どんな時代やったのか。そこで生きた人らの喜びや苦しみ、希望や絶望を想像してみてほしいねん。
最後にひとこと「昭和のパワーで未来を切り拓こう!」
昭和100年、戦後80年という大きな節目の2025年。わたしらは昭和から何を学び、未来にどう活かしていくか。それを真剣に考える時が来てるんやないかな。
昭和は確かに遠い過去になりつつあるけど、そこで培われた「諦めない心」「みんなで力を合わせる精神」「技術立国としてのプライド」は、これからの日本にとっても宝物やと思うねん。
少子高齢化、環境問題、国際競争…今の日本には課題がいっぱいあるわ。でも、昭和の日本人が焼け野原から立ち上がったように、今の日本人もきっと新しい道を切り拓けるはず!
わたしはな、昭和生まれのおばちゃんやけど、これからの若い人たちにも昭和のパワーを受け継いでほしいねん。もちろん、古いものをそのまま真似るんやなくて、昭和のいいところを活かして、新しい令和の時代に合った形で発展させていってほしいわ。
最後にな、あんたに一つだけ伝えたいことがある。それはな…「どんな時代でも、人の温かさと絆が一番大事やで」ってこと。昭和の人も、平成の人も、令和の人も、みんな同じ人間や。時代が変わっても、人の心は変わらへん。人を思いやる気持ち、助け合う精神、それが日本の底力やと思うねん。
さあ、2025年、昭和の日100年の節目に、みんなで昭和パワー全開で、新しい時代を作っていこうやないか!ほんまに、よろしゅうたのんまっせ~!
