「話聞くよおじさん」携帯アプリがあってLINEをおじさんとしてるみたいな。

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現代若者用語辞典です。日々生み出される新しいものやことをお伝えしていくコーナーなんですが、 今日の若者用語参りましょう。なんでしょう。「話聞くよおじさん」です。

あ、あのね、

なんか路上でそういう人がいる。一時、なんかあったよね。また話聞いてあげますよみたいな。

ありましたね。なんか。なんかあり

どういう意味があるのか。うん、

話聞くよ。おじさんという言葉があるんやね。だ、そういうこと。前田君、話聞くよ。

はい。

いや、はいやあれへんがな、

だからさっき言った路上におった人みたい、それ。何の話?

じゃないの。じゃない。近いんですけど、これはそういうサービスなんで、ホントのおじさんだと話せないこともチャットだと話せる。

 

もっと手軽なアプリ。携帯のアプリで、「話聞くおじさん」というアプリがあって、

白いランニングシャツを着て、うん、髪の毛が薄い、 眼鏡をかけたおじさんが、話を聞いてくれるんです。チャットアプリになっています。無料の?

ほんなら、例えば、こっちの話したことは音声でちゃんと認識をして、

音声というより打ち込み込みイメージ。

LINEをおじさんとしてるみたいなイメージで。

今のさ、なんて、ランニングシャツでもう1回言って、

ランニングシャツで髪の毛が薄くて、眼鏡をかけたおじさん

それ石田さんやないか。

俺、知ってるよ。そいつ知ってるよ。

なるほど、白いランニングシャツ着てる。

そのおじさんは何 おじさんっぽく答えてくれんの。

やっぱりそうですね。おじさん構文っぽい感じに近い。でも、

うん、癒されんの?

癒されます。アプリを起動すると、まず話を聞くよ。どうかしたかな。と。架空のキャラクターなんですけれども、おじさんが話しかけてくるんですね。それに対して今の悩みとかを打ち込むと、 多分ですけれども、多分AIサービスを使ってると見られるんですけど、返ってくるんですよ。

例えば、疲れたと伝えると、

「君は疲れているんだね。大丈夫。ここで一緒に話を聞いてあげるよ。何があったのかな。」っていう返信が返ってきて、うん。それに対して、より具体的なことを返すと、

またさらに長文のメッセージが返ってきます。私もね、ちょっと相談したくて送ってみたんですけど、大阪マラソン、雨が辛くてしんどかったですってLINEしたら、

「 おお、大阪マラソンに参加したのかい。すごいね。でも雨でさ、寒かったのか。それは辛かったね。走るのは大変だけど、寒い中で走るのはさらに大変だよね。でも君は頑張ったんだからすごいよ。1歩ずつ進んだんだろうね。体力の消耗が激しかったかもしれないけど、ゴールした時の達成感はきっと素晴らしかったんじゃないかな。おじさんも応援してるよ。お疲れ様でした」

っていうメッセージが入ってくる。

でも結構長い。

結構、長文です。

それに、おじさんにしては声が綺麗だな。

あ、そうだ。もっとおじさんぽくとか、

もっとおじさんだろうけど、それを送って、その返事が来たら前田はどう思ったの。

すごく認めてくれるなと思って つべこべ言わずに、ほんとに認めてくれる。

走ったんだね、偉いね、すごいねって。

ほんとのおじさんみたいに、もうちょっとなんかいやな事も言いません。

言いますね。例えば、自分の経験を

うんいうとかそうやろ。はい、

俺の時代はとか、

おじさんが若い頃にはね。

そう、そうじゃない。それを聞いてるんじゃなくて、私はただ話を聞いてほしいだけで、肯定してほしいだけっていう時が多々あるんですよ。

AI彼氏とかAI彼女っていうそのサービスあるやん。あります。全部肯定。否定せえへんで。全部肯定。飽きるよ、僕らはね。それで、

たまにちょっと否定もして。そうそうそうそうそう、否定してほしくないでしょ。

否定してほしくないです。それを求めてないので。

こういうアプリがある、「走ったんだけれども、もう少し早く走れ」

 そういうことは言わない。

ちゃんと最後にお疲れ様でしたっていう言葉をかけてくれたり、結構長いコメント返してくれて、内容は思いやりがあります。

前田世代からすると相手はおじさんキャラの方がいいの。

あ、でもこれ例えば素敵な男の子タイプだとするじゃん。はいはいはい、それはアイドル的な。

確かにこれ、

なんでおじさんなんですかね。うん、確かにおじさんの方が包容力があるのかな。

という設定なんでしょ。今やっぱりおじさん構文とか流行ってるじゃないですか。多分そういうのも 延長線上で、やっぱおじさんとこうメッセージをやりとりするっていうのは、なんかアクティビティー的な面白さがある。

うん。それで言うと、例えば僕とか。うん、石田さんがおじさんにですよ。はい。いや、今日も放送疲れてさとかっていうと、おじさんがまたそれはお疲れ様でしたね。おじさん同士の会話、全然面白くない。

ある意味、対極にいる人がいいんじゃないですか。

だから上泉さんとかは若い女の子にそう言われた方が多分ノリがいい。

飲み屋やないか。

前田はこのおじさん、話を聞くおじさんにLINEしてるときは頭の中に誰かをイメージしてる。例えば、タレントさんとか芸人さんとか?

いや、全くしてないです。このイラストラストがその白いタンクトップを着たちょっとはげたおじさんをイメージして、なんか誰かにこう、照らし合わせることは全くないんで。

かといって、

実物のそんなおいさんがほんまにいたら話そうと思わへんもんなあ。思わないでしょう?

知らない人だったらね。知らない人だったら、しかもあんまりこう、この情報が外に流れないから言いやすいっていうのもありますよね。でも確かに今サンプルでさ、最近好きな人ができてさみたいなとこに対しても、おじさん結構な 文章が書かれてますよね。人にはそれぞれ好きなタイプがあるんだけど、おじさんは特に性格明るい人が好きなんだよ。

知らんがな。

必ず当たり障りのない答えを言ってくる。

なんていうんですか、それ、去年ね、石田さんが、ほら、AI元年だとか、言いましたけど、グラビアがね、グラビアがね。

いや、これ、その、チャットのこの言葉のやり取りなんていうのも、どんどんね、 こう、勉強してって、深くなっていくんですかね。そこの、当たり障りないだけじゃなく、

そこのレベルは達してるわ、うん、

もうちょっとさ、具体的なことを掘り込んでったら、うん、もうちょっと深い言葉で返って

と、そこはね違うね。必ずね、当たり触れのない方に持ってくるから そっか、あと、AIって、いや、そうなってるのかもしれんで、それ仕組んだら、いやなことばっかり言うやつも出てきてし。それは最近おもろいけどね。

なんかいろんなテーマがあってもいいかもしれないですね。

んうん。このアプリは認めてくれるのか

関係で否定してくるアプリはに否定してくれたりとか、逆にそのドSドM心をくすぐるようなアプリとかもあってもいいかもしれない。

それ逆もお互いにあって、ちょっと言葉で責めてほしい。

ありそう。出てきそう。でもこの長文で返すのはなんかおじさんっぽいなと思いました。結構若い人って短い文でポンポンポンって返すんですけど、おじさんは 1回の会話ですごい長い文章送ってくるのが、なんかそのおじさんらしさを表してるなとおもう。

これはほんまや。これは一体。これを作ったとか何の得があんねん。これ

認めてくれるんじゃない。

いやいやいや、そうじゃなくて

でもすごく広告が出てきます。広告が出てきます。

はい。でも、前田世代ぐらいは1回ぐらい試しにやってみてもいいかなと。

すごく手軽だったので、アプリダウンロードしたら、もうすぐ打てば、わーって返ってくるので、うん、これすごい手軽でよかったです。

でもほんとにおじさんとおじさんでやるのはあまり意味がないから。

なんか新しい方がいいですね。話聞くように来てみようか、どないかして、

これはどうやってやるの?

例えばハゲとかって言ったらどう返ってくるのか。どんなんかな。怒るんかな。

今思うと、このAIのおじさんをそんな風に使わないでほしい。

もうおじさんだって一生懸命答えてるんですから、おじさんをそっとしといてあげて、みんなが相談をしてあげて、おじさんをいい気にさせてあげましょう。

はい。ということでした。石田さん、ありがとうございました。そして、先週大阪マラソンを走り切りました。前田アナウンサーでした。たくさんのメッセージありがとうございました。

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