「過去のブームと現在のブームに学べ!」今年も元気に過ごすための健康法

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過去と現在のブームから学ぶ! 2023年に実践したい健康法!

 

昨年、10代から20代半ばのいわゆるZ世代に、昭和の文化がよみがえったことがありました。古いものの良さが改めて注目されたのです。その昭和ブームの中に、さまざまな健康ブームがありました。現在では見かけなくなったものもありますが、見直されたり、進化したりして、再び火がついたものもあります。そこで、今回のテーマは「過去のブームと現在のブームに学べ!」。専門医に、今年も元気に過ごすための健康法を教えてもらいました。

現代では正しくないとされる昭和の健康法や、昭和ブームから進化して新たなブームとなった健康法などを紹介します。

 

過去と現在のブームから学ぶ! 2023年に実践したい健康法/昭和の「風邪の対処法」は正しいのか?

 

最初のテーマは「身近なトラブルとの付き合い方」。

 

スタジオには、昭和世代にはおなじみの「氷嚢」や「水枕」が用意されました。ゲストの西崎さんは、風邪をひいたときに体を冷やすアイテムとして、水と氷が最適だと話した。また、風邪を治すには、”熱があるときに汗をかく “のが一番だとも話していた。

昭和の世代は納得したが、Z世代の山崎と西野は、彼の意見に同調しなかった。

 

風邪の治し方 熱が出たら、汗をかく!」。

 

昭和世代の風邪の治し方である「熱が出たら汗をかく」というのは、汗をかくことでウイルスや細菌が体外に排出されるわけではなく、逆に汗をかくことで脱水症状を起こす可能性があるので、あまりよくないと専門家は指摘する。

実際、『家庭の医学』では、風邪の治し方について、発汗療法から水をたくさん飲むことなどに記述を変えている。現在では、風邪で発熱した場合、大きな血管が集中している脇の下や首筋を保冷剤で冷やすことが大切とされています。

 

風邪の対処法「風邪をひいたらお風呂はNG!

 

風邪の時にお風呂に入るのはNG」という考え方は昭和世代に多かったのですが、今は「風邪の時にお風呂に入るのは悪いことではない」という考え方が主流になっています。

実際、風邪をひいたときにお風呂に入った人と入らなかった人で、症状に差がなかったというデータもあります。昭和の時代には、銭湯に行ったり、家の外でお風呂に入ることが多かったので、行き帰りに外気に触れて免疫力が下がり、「お風呂に入るのはよくない」という考え方が生まれたと考えられています。

風邪をひいたときの入浴は、ぬるめのお湯でさっと済ませるか、軽くシャワーを浴びるとよいでしょう。

 

2023年に実践すべき健康法「傷の対処法」、過去と現在の違いとは?

 

次に、「傷の手当の仕方」についてです。過去に傷の治療に使われていた「亜麻仁油紙」は、最近の研究で亜麻仁油に抗酸化作用や抗菌作用があることがわかってきたため、効果があるという。

スタジオでは、傷のケアとして、赤チン、ヨードチンキ、アロエが取り上げられました。傷を乾燥させずに治す「湿潤療法」は現在一般的に行われており、早くきれいに治すという体の自己治癒力を生かした方法と言われています。

 

2023年に実践したい健康法 昭和の食生活は正しいのか?

 

昭和の時代には、リンゴやパイナップルなど、ひとつの食材を食べ続ける「単品ダイエット」が流行しました。しかし、今は否定的です。

今は、食べる順番や栄養素をよく知ることで、痩せやすくなる方法が推奨されています。専門家は、野菜を先に食べ、ご飯などの炭水化物を最後に食べる「ベジファースト」という考え方を推奨しており、吸収を抑えてダイエットに効果的だそうです。

 

2023年に実践したい健康法 「卵は1日1個まで」これは正しいのか?

 

昭和の時代には、卵はコレステロールが多いので1日1個が上限と言われていましたが、医師の見解では1個に制限する必要はないとのことです。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」が改訂され、コレステロールの目標量は記載されなくなった。コレステロールを多く含む食品を食べても、血中コレステロール値にはほとんど影響がないことが明らかになりました。

目標量を設定するには十分な科学的根拠がない。コレステロール値が高い人は、摂り過ぎに注意する必要があります。

 

2023年に実践したい健康法 学校から消えたアレとは?

 

現在、学校では座高検査やぎょう虫検査は行われておらず、2015年度以降の学校健診で実施されなくなりました。身長検査は、当時、座高が高いということは内臓が発達していると考えられていましたが、意味がないことがわかり終了となりました。また、ぎょう虫検査は寄生虫が体内に入る可能性がなくなったため、健康診断の必須項目から外された。

 

2023年に実践したい健康法。昭和とリンクした大ヒットエクササイズ

昭和の時代に流行した運動アイテムとは!?

 

昭和50年代に流行した「ルームランナー」。足ふみ式で、一歩一歩をカウントして歩行距離に換算するものです。石丸さんが体験しました。昭和に流行したエアロビクスは、有酸素運動の一環として開発されました

 

エアロビクスは効果的な運動で、厚生労働省は血中のLDLコレステロールや中性脂肪、体脂肪を減らし、冠動脈疾患や高血圧の予防改善効果を期待しているそうです。平成に入り、ビリーズブートキャンプが人気となりました。HANDCRAPが家庭で普及した。HANDCRAPは、体に負担をかけずに筋力をつけ、頭の体操ができるとして、介護施設などで家庭でも普及しました。

 

HANDCRAPの簡易版の動画が上映されました。施設では、1曲につき3分程度行うそうです。無理せずできる範囲で行いましょう。

 

医師が推奨する運動。ラジオ体操

 

先生によると、ラジオ体操は日常生活では使わないような動きを組み合わせたもので、一つ一つをきちんと確認しながら行えば、とても良い運動になるそうです。

 

(CBCテレビ「健康カプセル!ゲンキの時間』より)

 

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