はいはい、そこの奥さん、ちょっと聞いてってや。8月3日、なんの日か知ってはる？そう、「はちみつの日」やで！「8（はち）3（みつ）」の語呂合わせで、日本養蜂協会さんが1985年に制定した記念日やねんて。
「えー、別に普通の日やん」とか言わんといて。あんた、はちみつ舐めたことあるやろ？トーストに塗ったり、紅茶に入れたり。あの子どもらが大好きなプーさんも、はちみつには目がないんやから、やっぱりええもんやねん！
この「はちみつの日」をきっかけに、みんなにはちみつの奥深さを知ってほしいんや。ほんまはただ甘いだけやない、すご〜いパワーが詰まってるんやで。今回は、うちがおばちゃん目線で、はちみつのすごいとこから、だまされへんための見分け方、大事な注意点まで、ぜ〜んぶ教えたるわ！
はちみつはただの甘味料ちゃうで！天然の「お薬」みたいなもんや
あんた、昔の人が風邪ひいた時、喉にええからって蜂蜜をなめてたって話、聞いたことない？これ、実はほんまなんや。はちみつは、古〜い時代から「天然のお薬」として世界中で使われてきた歴史があるんやで。
特にすごいのが、あのネバネバしたとこ。このネバネバが喉の粘膜をコーティングして、咳を物理的に抑えてくれるんや。それに、はちみつに含まれてるグルコン酸っていう成分には、菌の繁殖を抑える抗菌作用があるんやて。つまり、風邪のひきはじめにスプーン一杯なめるだけで、喉のイガイガが楽になるっちゅうわけや。
「え〜、そんなんで効くの？」って疑ってるそこのあんた。これは科学的にも証明されとる話やねん。わざわざ高い風邪薬買う前に、まずはちみつ試してみるのもええんちゃう？
ほかにも、はちみつにはポリフェノールとかビタミンなんかが入ってて、美容にもええし、体の免疫力も上げてくれるんやて。お化粧品に使われてたりもするし、ほんまにマルチな才能を持った子やね。毎日、コーヒーに入れる砂糖をはちみつに変えるだけでも、健康にええんやで。まぁ、もちろん摂りすぎはアカンけどな。
はちみつにも色んな個性があるねん！アカシアとマヌカ、どっちが好き？
はちみつ言うても、スーパー行ったら棚に色んな種類が並んでるやろ？あれ全部同じちゃうねんで。ミツバチがどこの花から蜜を集めてきたかで、味も色も香りも全然違うねん。まるで人間みたいに、それぞれ個性があるんや。
アカシアはちみつ：優等生でみんなに愛される子
「はちみつ言うたらこれ！」ってくらい、日本で一番メジャーなんがアカシアはちみつや。クセがなくて、上品で優しい甘さが特徴やねん。色も透明感のある淡い金色で、見てるだけで心が安らぐわ。
アカシアはちみつの一番ええところは、結晶化しにくいこと！冬場でも固まりにくいから、使いやすくて便利やね。トーストにたっぷり塗るもよし、ヨーグルトにかけるもよし、お料理の隠し味にするもよし。何にでも合わせやすい、まさに優等生やね。国産のアカシアは、量が少なくてちょっとお値段も張るけど、風味の良さは格別やで。
マヌカハニー：ニュージーランドから来たパワフルな子
近年、健康志向な人たちの間で大ブレイクしたのが、マヌカハニーや。ニュージーランドに自生するマヌカの花から採れる特別なはちみつで、これがまたすごい抗菌パワーを持ってるねん。
このマヌカハニーには、UMF（ユニーク・マヌカ・ファクター）とかMGOとか、ちょっと難しい名前の成分値が書かれてることが多いんやけど、これが高ければ高いほど、抗菌作用が強いってことや。まるで薬みたいなもんやから、喉が痛い時や、体の調子が悪い時に摂る人が多いねんて。
味はちょっと独特で、好みが分かれるかもしれん。ちょっと薬っぽいような、ハーブのような香りがするんや。でも、そのパワフルな効果を求めて、世界中で愛用されとるんやから、ほんまもんの価値があるってことやね。
「本物」のだまされへん見分け方教えたるわ！
さて、ここが一番大事なとこやで。世の中には、残念ながら**「はちみつもどき」**みたいなもんも出回ってるんや。安〜い値段で売られてるやつ、ちょっと気ぃつけたほうがええで。砂糖とか水あめとかを混ぜて、かさ増ししてる場合があるからな。
じゃあ、どないして見分けるんか？3つのポイントをしっかり覚えときや。
-
ラベルをちゃんと見る！ 瓶の裏とかに貼ってあるラベルをよーく見てや。「純粋はちみつ」とか「はちみつ」としか書いてないやつは、混ぜもんが入ってない証拠や。原材料の欄に「水あめ」とか「ブドウ糖」とか書いてあったら、それは純粋なはちみつやないで。
-
安すぎるやつには気をつけや！ ミツバチが一生懸命働いて、人間が丁寧に採って瓶に詰めてるわけやから、手間暇かかってるんや。だから、極端に安い値段で売られてるやつは、だいたい怪しいと思ってええ。安かろう悪かろう、はちみつも一緒やで。
-
結晶化は本物の証拠！ 「あれ？はちみつが白く固まってもうた！」って焦ったことない？心配せんでええ！それ、本物のはちみつの証拠なんや。はちみつは、気温が低くなると、中のブドウ糖が固まって白くなる性質があるねん。これは品質が落ちたわけやないから安心してな。湯煎したら元に戻るから、熱しすぎんように気をつけてやってや。
絶対に守ってや！赤ちゃんにはちみつはアカン！
はい、ここテストに出るで！ちゃんと聞いてや！
はちみつは、1歳未満の赤ちゃんには絶対に与えたらアカンねん。これ、ほんまに大事なことやから、頭に叩き込んどいてや！
なんでかって言うと、はちみつにはボツリヌス菌っていう菌の芽胞が入ってる可能性があるからや。大人の体なら平気なんやけど、まだ腸内環境が整ってない赤ちゃんにとっては、この菌が腸の中で増えて、命に関わる「乳児ボツリヌス症」っていう怖い病気を引き起こすことがあるんや。
「ちょっとだけなら…」「加熱したから大丈夫やろ…」って思うかもしれんけど、それはほんまに危ない。厚生労働省も「1歳未満の赤ちゃんにはちみつは与えないでください」って明確に注意喚起してるんやからな。実際に死亡事故も報告されてるんやで。
じゃあ、いつから与えてもええんか？一般的には、満1歳を過ぎてからや。子どもの成長をちゃんと見守って、焦らずに少しずつ試していくのが一番やで。プーさんみたいにはちみつ大好きになるのは、それからでも遅うないからな。
まとめ：はちみつの日をきっかけに、自然の恵みに感謝を込めて
どうやった？はちみつって、ただの甘いもんやないってことが分かってもらえたか？
ミツバチっていう小さな生き物が、自然の力を借りて一生懸命作ってくれた、ほんまにありがたい恵みなんや。この「はちみつの日」をきっかけに、いつも何気なく食べてるはちみつのことを、ちょっとだけ深く考えてみてほしいんや。
本物の見分け方を知って、安心して体にええもんを摂り入れる。そして、大事な子どもの命を守るための知識をしっかり持つ。
それが、この甘〜い幸せを、もっともっと味わうための秘訣やで。この夏は、お気に入りの「ほんまもんのはちみつ」を見つけて、プーさんみたいに幸せな時間を過ごしてや！
