あなたは、蚊に刺されやすいですか?どんな人が刺されやすい、対策法は、

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5月に入り、晴れると暑さを感じる日も多くなりました。暑くなると、気になるのがアノの存在。

早くもプ〜ンと蚊が飛び始めているようです。

西日本太平洋側ほど活動

ウェザーニュースでは、蚊にさされたかどうかを2022年5月15日〜16日にスマホアプリの利用者を対象にアンケート調査を行いました。

(回答項目「まださされてない」「もうさされた」「さされてないけど見た」/回答人数9,752人)

 

その結果、「もうさされた」「さされてないけど見た」の合計は全国平均43%でした。

 

1番高かったのは沖縄県で79%、ついで佐賀県76%、宮崎県・高知県70%など九州沖縄が上位を占めました。

九州以外では、徳島県・和歌山県(67%)、静岡県(65%)と太平洋側の各県が6割以上となりました。

 

蚊は、なぜ 血を吸うのでしょうか?

蚊が「血」を吸うのは元気な子どもを産むため

詳しく教えて下さるのは東京慈恵会医科大学で蚊の生態について研究している高柳咲乃先生。

実際蚊が主食にしているのは花の蜜や果実の汁や樹液など。こちらが花の蜜を吸う蚊の貴重な食事シーン。

長いストローのようなものを花の中心部分に刺し蜜を吸っている。

蚊は花の蜜などから栄養を得るだけで生きていける。

血を吸うのは蚊のメスだけ。メスの蚊は卵を産むために卵巣を発達させる必要があり、その栄養源となるたんぱく質を人間や動物などの血から得ている。

高柳先生は研究に必要な蚊を育てるのに自らの血を吸わせている。

蚊の寿命は1か月ほど。

蚊の交尾は一生に一度。卵巣が未成熟なメスが血を吸い、血が固まらないようにする成分でかゆくなる。

蚊が媒介する病で亡くなる人は1年間で約83万人。

高柳先生は慣れてしまったせいか刺されたあとかゆいのは数分だけ。

研究に必要なため行っているため皆さんはくれぐれもマネしないでください。

 

どのような人が蚊に刺されやすい? 炭酸飲料・酒を飲んだ人も…

どのような人が、蚊に刺されやすいのでしょうか。 

 

まず、体温が高い人です。体温が36℃台後半の人は刺されやすいということです。

特に新陳代謝が活発な子供、体温が高めな妊婦さんも蚊に刺されやすい傾向ということです。

健康面において、冷え性は一般的には良くないことですが、蚊には刺されにくいということです。 

 

そして、汗をかきやすい人、炭酸飲料やお酒を飲んだ人も、蚊に刺されやすいということです。

炭酸がある物を飲むと、蚊のターゲットとなる二酸化炭素が多く出るようになります。

さらに、アルコールが分解されると、二酸化炭素が出やすくなるということです。

これから、ビールがおいしい季節ですが、悩ましいところです。 

 

さらに、服装の色も関係してきます。蚊に刺されやすいのは、黒や紺などの濃い色です。

このような色を蚊は好む傾向にあるそうです。

 

蚊に刺されやすい血液型とは?

蚊に刺されやすいのは、どの血液型でしょうか。 

 

白井所長も実際に血液型別に調べてみたところ、刺されやすい順位があったということです。

1位はO型です。

2位はB型、

3位はAB型です。

一番刺されにくい4位はA型です。 

 

ただ、どうして蚊に刺されにくいのか、理由は解明できておらず、実験データでは以上の結果が出たということです。

 

兵庫医科大学皮膚科教授 夏秋優先生

今からできる!蚊に刺されない6個の対策

世界で一番人間の命を奪っている生物は「蚊」。蚊が原因で感染症を引き起こす事例が多く報告されている。

蚊に刺されない対策を紹介していく。

 

まずは足の裏をアルコールで拭く。足の裏には蚊を寄せ付ける常在菌が付着しており、

アルコールで拭くことで常在菌を減らすことが出来る。こまめに靴下を履き替えるだけでも効果がある。

 

続いての蚊対策は扇風機。蚊は体重が軽いので扇風機の風にはさからえないという。

扇風機は窓を後ろに、首振りに!その扇風機の前に電気蚊取り器をおくと有効成分が部屋中にまわり効果UP!

 

蚊対策には日焼け止めと虫除けスプレーの順番も大切。

虫除けスプレーの上から日焼け止めをぬると効果が弱まるため、日焼け止めを先にぬってから虫除けスプレーをするのが良い。

スプレーを吹きかけるだけではムラができるので、必ずぬりのばしをすること!ちなみに日焼け止めは、上から虫除けスプレーをぬっても効果はおちないという。蚊は、シトラスの香りが嫌いだということです。

 

蚊対策、続いては明るい服を着る!蚊は見える色が少なく濃い色を好むため、黒より白い服のほうが蚊はよってこない。

 

蚊対策を紹介!蚊は叩く人を覚えて避ける!?

蚊は人の体臭に寄ってくるが、振動を与えてきた体臭は避けるという研究結果があり、蚊は叩いてくる人の体臭を覚えて避ける可能性がわかったそうだ。

 

蚊対策、続いては家の周りに水がたまらないようにする。どんなに小さい水たまりでも、蚊は水面にタマゴをうみ、蚊の幼虫であるボウフラが孵化するそう。

10円玉を水に入れておくと、銅イオンが発生しボウフラが成長しにくくなるという。

 

今回、お伝えしたポイントを踏まえて、これからの季節、少しでも快適に過ごしましょう。

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