どこ見る?どう見る?西洋絵画!ルネサンスから19世紀の印象派まで

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おばちゃんも唸る!名画の見どころまるわかり展覧会、行ってきたで!

ほな、今週のおすすめイベントは〜、ズバリこれや!

「どこ見る?どう見る?西洋絵画!」っていう展覧会。
場所は京都市京セラ美術館やで。2025年の10月13日までやってるから、まだちょっと余裕あるけど、思い立ったが吉日や。行ける時にサクッと行っときや!

さてさて、何がすごいってな、この展覧会はアメリカのサンディエゴ美術館と、日本の国立西洋美術館から、ルネサンスから19世紀の印象派までの西洋絵画、なんと約60点が大集合してるんよ!しかもな、年代順に展示されてるから、600年にわたる西洋絵画の歴史がまるごとおさらいできるという、めっちゃありがたい構成!

「いや〜西洋美術って難しそうで、ようわからんわ〜」って思ってるそこのあんた!心配無用やで!
会場には親切丁寧な解説文もあって、さらに音声ガイド(なんと声はディーン・フジオカさん!イケボ!)がええ感じに導いてくれるから、初心者さんでもツウな人でも楽しめるんやわ。

おばちゃんの推し絵①:『スザンナと長老たち』

さあさあ、私も行ってきましてん。ほんでな、心にグッとくる絵がいっぱいあったんやけど、特に「これは深読みしてナンボやで」って思った作品を2つご紹介するわ!

まずはこれや。
ジュゼペ・デ・リベーラ作『スザンナと長老たち』。
17世紀初頭のスペインの画家さんの作品で、バロック時代の絵なんよ。

ぱっと見たら、「あれ?なんか妙にリアルで、えらい生々しい構図やな〜」って思うかもしれん。
絵の中心には、白くてつやつやのお肌の美女が裸で水浴びしてるんよ。うん、まさに「見とれてまうわ〜」なビジュアル。
で、左右の暗がりからは…赤い服着た年配のおっちゃん二人。ちょっとニヤけた顔でスザンナに話しかけてる。
まりこちゃん(仮名)も言うてたけど「変態感がすごい!」って。

でもね、これ、ただのエロ絵ちゃいますねん。ちゃんと旧約聖書にあるエピソードがベースになってるんよ。
スザンナいう人妻が、自分の家でこっそり水浴びしてたら、町の偉いさん(裁判官的な立場)の長老2人が覗きに来よってな、しかも「言うこと聞かんかったら、お前が男と不倫してたってでっち上げて死刑にしたるで!」って脅すんよ。ひぇ〜〜〜〜!

当然スザンナさんは拒否。ほな実際に裁判かけられて、死刑寸前までいくんやけど、そこに現れるんが若き賢者・ダニエルくん。
彼が二人の証言の矛盾を突いて、見事におっさんたちをしょっぴくんやわ。逆に長老たちが罰せられるという、因果応報ストーリー!

この絵がまた巧みにできててな、スザンナの白く輝く肌と、陰にうごめくおっさんの陰湿さの対比がすごいんよ。
光と影の使い方とか、表情の描き方がドラマティックでな、まさに「バロックやな〜!」って感動してまう。

なんちゅうか、「美しさ」「権力の横暴」「女性の尊厳」みたいなテーマが一枚にギュギュッと詰まってる感じ。
いや〜、リベーラさん、絵の中で人間ドラマを炸裂させてくれてありがとう!

おばちゃんの推し絵②:『マリー=ガブリエル・カペの自画像』

さて、もう1点。
こちらは打って変わって清楚かつ自信に満ちた女性の姿が印象的な作品やで。

その名も『マリー=ガブリエル・カペの自画像』。
18世紀後半のフランスの女性画家さんが、22歳のときに描いた自分の姿やねんけど、これがまた美しい!

青いサテンのドレスに、髪にはリボンをコーディネート。肌もふわっと艶やかで、「そこのお嬢さん、どこのブランドでその服買ったんですのん?」って聞きたなるくらい。
ほんで、その麗しい姿で何してるかというと…絵を描いてはるんですわ。そう、仕事中の自分を描いてるわけやね。

でも、ここで「ちょっと待ってや〜」って思ったんよ。
あんなエエ服着て、絵の具とかチョークで汚れへんの?普段仕事着ってもっと汚れてもええような服ちゃうん?ってね。

そしたら会場の解説にこう書いてあったんよ。
これ、ただの自画像やなくて「私はちゃんとお仕事できまっせ!」っていう自己アピール、自己プロデュースの一環やったんやて!

当時のフランスは革命後で、女性も表舞台に立ち始めてた頃。
でもまだまだ公的な美術学校は女性NG。せやけどマリーちゃんは「学校行けへんでも、うちはデッサンちゃんとできますねん!」って、堂々と描いてるわけよ。かっこええやろ?

しかも筆じゃなくてチョーク持ってるってとこがミソ。これが「美術学校レベルの技術持ってまっせ」っていうアピールポイントやねん。
インスタやったら「#女性アーティスト #仕事できる私」ってタグつけてそうな、そんな感じ!

この作品はただの「綺麗で若い女の子の自画像」やない。
「美人で、センスもあって、しかも実力もある!」って堂々と主張してる、まさに女性の自立の一歩を示す歴史的な一枚なんよ。

まとめ:美術って、見方を知るとおもろいねん

いや〜、西洋絵画って言うたら、なんや難しそうなイメージあるけど、こうやって作品の背景とかストーリーを知るだけで、グッと親しみやすくなるんよね。

展覧会のタイトル通り、「どこ見る?どう見る?」がわかると、絵の見え方が全然ちゃうのよ!

ほんでな、音声ガイドはディーン藤岡さんやで?
もう耳からイケメン、目から名画で、心のデトックスにもってこいや!
美術館って涼しいし、静かやし、夏のお出かけにもぴったりやねん。うちなんて帰りに抹茶パフェ食べて、ごっつええ休日やったで(笑)

ということで、この夏はちょっと西洋美術に浸ってみーひん?
京都市京セラ美術館で10月13日(日)まで開催中やから、お見逃しなく!

※祝日以外の月曜はお休みやから要注意やで〜。
詳しいアクセスやチケット情報は公式ホームページを見てな。

展覧会情報まとめ

📍 開催場所:京都市京セラ美術館
🗓 開催期間:2025年10月13日(月・祝)まで
休館日:祝日を除く月曜日
🎧 音声ガイド:ディーン・フジオカさん(有料)

おわりに

「難しそう」と思いがちな西洋絵画。でも、視点を変えれば、こんなにも面白く深く味わえるんです。
この展覧会は、アート初心者にも、「西洋絵画好きだけどもっと深く知りたい!」という方にも、間違いなくおすすめ!

ぜひ一度、会場で600年の芸術の旅を体験してみてください。

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