
パンダ帰国でおばちゃんが思うこと〜なんで日本人はこんなにパンダが好きやねん?
〜和歌山の別れに涙したおばちゃんたち〜
あんた、2025年6月の和歌山のパンダちゃんたちのお別れ、テレビで見た?もう、おばちゃん泣いてもうたわ〜。良浜(らうひん)ちゃんとか結浜(ゆいひん)ちゃんとか、楓浜(ふうひん)ちゃん、彩浜(さいひん)ちゃんまで、みんなまとめて中国に帰ってしもたやん!
関西国際空港に見送りに来た人たちの涙見て、「なんでみんなこんなに泣いてるねん?」って思ったけど、考えてみたらおばちゃんも泣いてるし(笑)。動物園の動物やのに、なんでこんなに感情移入してまうんやろな?
今日はそこんとこを、おばちゃん目線でちょっと考えてみようと思うわ。パンダってただの動物やのに、なんで日本人はこんなに夢中になるんやろか?
あの涙の別れシーンを振り返る〜和歌山のパンダファミリー〜
まず話は2025年6月の和歌山から始まるわ。アドベンチャーワールドから中国に帰った4頭のパンダちゃんたち、もうほんまに家族みたいな存在やってん。
特に良浜ちゃんなんて、24歳のおばあちゃんパンダで、2000年に生まれて日本で育った「生粋の和歌山っ子」やったんよ。この子が7回も出産して、10頭も子ども産んだんやから、もう立派なお母さんパンダや。おばちゃんらでも、そんなに子ども産む人おらんで〜(笑)。
で、帰国の日に関西空港に集まった人たちの数がすごかったん!みんな「ありがとう」「元気でな〜」って手を振って、もうみんな泣いてる泣いてる。SNSでも「日本の宝が帰ってしまう」「別れがつらすぎる」って投稿だらけやったわ。
おばちゃんも思うけど、これって普通の動物の移動やったら、こんなに騒がんよな?でもパンダやったら違う。なんでやろ?
なんで日本人はパンダにこんなに弱いのか?〜5つの理由を解明〜
①見た目がかわいいだけちゃうねん
「パンダがかわいいから好き」って言う人多いけど、ただかわいいだけやったら他の動物でもええやん?でも違うねん。
パンダって、あの大きな黒い目、ふわふわの毛、のそのそ歩く姿見てたら、なんか「不器用そうやな〜」「のんびりしてるな〜」って思うやろ?そこがええねん!完璧じゃない、ちょっと抜けてるところが、なんか自分と重なるというか、親近感わくねん。
おばちゃんかて、朝起きてぼーっとしてる時のパンダみたいやもん(笑)。そういう「完璧じゃない可愛さ」が、日本人の心にぐっとくるんちゃうかな。
②歴史があるねん〜日中友好の証〜
これ知らん人多いと思うけど、パンダが日本に来たんは1972年やねん。日本と中国が仲良くなった記念に、「カンカン」と「ランラン」って2頭のパンダが上野動物園に来てくれたん。
つまり、パンダは日本と中国の「平和の象徴」やったわけや。戦争やいろんなことがあった後で、「これからは仲良くしよう」って気持ちを込めて送ってくれたパンダやから、特別な意味があるねん。
しかも、あの時パンダ見に行った人たちが親になって、今度は自分の子どもを連れてパンダ見に行く。そうやって世代を超えて愛され続けてるから、もう日本人の心に深く根付いてしもたんよ。
③癒し効果がハンパない
日本って地震やら台風やら、いろんな災害があるやん?それに最近は経済も大変やし、コロナもあったし、みんなストレス溜まってるねん。
そんな時にパンダの動画見たら、もうほっこりするやん?あのゆっくりした動き、竹食べてる姿、ごろごろしてる様子見てるだけで、「あ〜、癒される〜」ってなるねん。
これって科学的にも証明されてるらしいで。動物の可愛い映像見ると、ストレスホルモンが減って、幸せホルモンが出るんやって。パンダは特に効果が高いらしいわ。現代人には必要不可欠な存在やな!
④まるで家族のドラマを見てるみたい
これがめっちゃ大きいと思うねん。日本では、パンダの妊娠から出産、赤ちゃんの成長まで、全部ニュースで報道するやろ?名前も公募で決めるし、誕生日にはお祝いイベントもある。
おばちゃんかて、良浜ちゃんが妊娠した時は「元気な赤ちゃん産んでや〜」って思ったし、赤ちゃんが生まれたら「ああ、よかった〜」って安心したもん。まるで親戚の子どもを見てるような気分やった。
特に和歌山では双子の赤ちゃんパンダも生まれたりして、「お姉ちゃんはしっかりしてるけど、妹はやんちゃやな〜」とか、もう完全に家族のドラマ見てる感覚やねん。そら愛着もわくわ!
⑤メディアがパンダを特別扱いしすぎ問題
これはちょっと大人の事情も絡んでくるけど、テレビも新聞もSNSも、パンダのことは基本的に「いいニュース」しか流さんのよ。
パンダが病気になったりしても、「心配されてます」程度で終わりやし、基本的に「可愛い」「癒される」「平和の象徴」っていう良いイメージばっかり。これで「パンダ=幸せ」っていうイメージが定着してしもたんやな。
まあ、確かにパンダで嫌なニュース聞いたことないもんな〜。それも人気の理由の一つやと思うわ。
なんでパンダは中国に帰らなあかんの?〜大人の事情を解説〜
「そんなに愛されてるんやったら、ずっと日本におってもええやん!」って思うやろ?おばちゃんもそう思うわ。でも残念ながら、そうはいかん理由があるねん。
パンダは「レンタル」やねん
実は、日本にいるパンダのほとんどは中国から「借りてる」だけなん。買ったわけちゃうねん。レンタル契約があって、期間が終わったら返さなあかん決まりになってるの。
しかも、そのレンタル料がめっちゃ高いねん!年間何千万円も払ってるらしいで。それでも借りるんやから、どんだけパンダ人気すごいかわかるやろ?
中国の「パンダ外交」
中国は昔から「パンダ外交」っていう戦略を使ってるねん。仲良くしたい国にパンダを貸し出して、その国との関係を良くするっていうやり方や。
日本も中国にとって大事な友好国やから、パンダを貸してくれてるわけ。でも、これは政治と経済の関係も絡んでるから、日本の都合だけでは決められへんねん。国際関係って複雑やな〜。
パンダは中国の「国宝」
中国ではパンダは「国宝」扱いで、めっちゃ厳しく管理されてるねん。日本での役目を終えたパンダは、中国に帰って次の世代を作る大事な仕事が待ってるねん。
特に良浜ちゃんみたいに、たくさん子ども産んだお母さんパンダは、中国でも繁殖のプロとして期待されてるはず。寂しいけど、パンダにとっても大事な「お仕事」があるんやな。
結局、なんで日本人はパンダが好きなん?〜おばちゃんの結論〜
ここまで書いてきて、おばちゃんなりに結論出してみるわ。
日本人がパンダを愛するのは、ただ「可愛いから」だけちゃうねん。そこには歴史があって、文化があって、そして何より「心の支え」としての役割があるからやと思う。
パンダを見てると、なんか心が落ち着くやろ?忙しい毎日の中で、あのゆったりした姿見てると「ああ、そんなに急がんでもええか」って思えるねん。現代人にはそういう「癒し」が必要やねん。
それに、家族みたいに成長を見守ってきたから、もう他人事やないねん。良浜ちゃんが初めて赤ちゃん産んだ時の感動、双子の赤ちゃんが元気に育ってる姿、そういうのを共有してきた思い出があるから、別れが辛いねん。
パンダから学ぶこと
おばちゃんが思うに、パンダから学べることもあるで。あの子らって、競争せえへんやん?マイペースで、のんびりして、竹を食べて、寝て、遊んで。そういう生き方も悪くないって教えてくれてる気がするわ。
現代社会って「頑張れ」「もっと早く」「効率的に」ばっかりやけど、パンダ見てたら「そんなに焦らんでもええやん」って思えるねん。そういう価値観を教えてくれる存在として、パンダは特別なんちゃうかな。
これからのパンダとの付き合い方
良浜ちゃんたちは中国に帰ってしもたけど、パンダへの愛は変わらんやろな。また新しいパンダちゃんが来るかもしれんし、来えへんかもしれん。でも、それでもええねん。
大事なのは、パンダを通して感じた「癒し」「家族愛」「平和への願い」、そういう気持ちを大切にすることやと思うわ。パンダがおってもおらんでも、その心は変わらずに持ち続けたいな。
それに、今はネットで中国のパンダの様子も見れるし、動画もたくさんあるやん。物理的には離れてても、心はつながってるねん。
まとめ〜パンダありがとう、また会おうな〜
長々と書いてきたけど、結局おばちゃんが言いたいのは「パンダありがとう」ってことやねん。
あの黒と白のふわふわした姿で、どれだけの人を癒してくれたか。どれだけの笑顔を作ってくれたか。そして、どれだけの思い出をくれたか。
パンダは中国の国宝で、世界のアイドルで、そして日本人にとっては「心の家族」やった。これからも、パンダを見るたびに笑顔になって、癒されて、平和を願う。そういう気持ちは、ずっと変わらんと思うわ。
良浜ちゃん、結浜ちゃん、楓浜ちゃん、彩浜ちゃん、元気でな〜。中国でも幸せに暮らしてや。そして、また会える日を楽しみにしてるで!
パンダが教えてくれた「ゆっくりでもええ、マイペースでええ、みんなで仲良く」っていう大切なこと、おばちゃんは忘れへんからな。
ほんまに、ありがとうパンダちゃん!また会おうな〜♪
