もっと知ってほしい補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)のこと

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ワンちゃんを飼う目的にはそれぞれの家庭によって違うと思います 。
嫁は足が悪いのですが今は何とか歩いています。
いつか両足が動きにくくなれば車椅子生活になる可能性もあるんです。
そんなことを考えていつか介護犬にお世話になりたい思いがあると本人は言っています。
でもいろんな条件があると思うので希望通りにはできないかもしれません。
いつか家族に体が不自由になられた場合のために家の中だけでもテレビやクーラーの

リモコンを取ってきたりする仕事だったら家庭犬でもできるような気がします。
もちろん専門的な訓練をしてもらえる訓練士さんに診てもらい家の中での介助犬として

訓練を受ければ家庭内の介助犬としてやっていけると思うんです。

さて次はもっと知ってほしい 補助犬について書いていきます。
補助犬(身体障害者補助犬)は、目、手や足、耳の不自由な方々の
生活をサポートする、盲導犬、介助犬、聴導犬の総称です。
使用者を心身ともに支える大切なパートナーで、交通機関や公共施設
だけでなく、飲食店、病院、企業などの民間施設への同行も法律で
認められている、社会の一員です。

街でこんなかたがたを見かけられたことはありませんか?
視覚に障害のある人・・・街を歩くときの段差や階段に困っている。
聴覚に障害のある人・・・車の音など危険に気づくことが難しく困っている。
肢体不自由のある人・・・ 物を取ったり、ドアを開けたりすることが一人では難しいことがあり困っている。

体の不自由な人びとや社会参加を助けるための犬で特別な訓練を受けてやっと一人前の補助犬になるのです。

盲導犬とは、目の不自由な人が安全に街の中を歩ける様に段差や曲がり角などを教えます。胴帯にハーネスをつけているのが特徴です。

介助犬とは手足が不自由な人に代わって落としたものを拾ったり、ドアを開けたりスイッチを押したりします。着替えも手伝います。

聴導犬とは耳が不自由な人に代わって音を聞きそれを知らせます。車のクラクションやドアチャイムの音、非常ベルなどを教えます。

 

街で補助犬を見かけたらどうしたらいいのかな?

補助犬は外に出たらいつでも仕事中なんです。
だから気が散るようなことをすると補助犬が仕事に集中できなくなり使用者さんも困ってしまうために次の点に注意してください。
食べ物や水を勝手に与えないでください。
可愛いからといって見つめたり、触ったり、話しかけないようにしてください。
使用者さんが困っていたら「お手伝いすることはありますか。」と本人に声をかけてあげてください。

補助犬を1頭を育てるのに300万円以上の費用がかかるそうです。訓練の期間は約1年間だそうです。生後2歳から10歳まで約8年間補助犬としてお仕事をするんです 。

補助犬として8年間のお仕事をした後、引退したワンちゃん達はパピーウォーカーさんの元に戻って残りの人生を楽しく過ごすワンちゃんもいるそうです 。
そんなワンちゃん達の姿を見ていると「長い期間お仕事ご苦労様でした」と声をかけてあげたい想いになりました。

 

皆さんパピーウォーカーについてご存知ですか?

盲導犬候補の子犬たちを生後60日から約1年間家族の一員として飼育していただくボランティアさんのことなんです。
愛情いっぱいに育てていただくことで「人と一緒にいると楽しい」という盲導犬にとって大切な要素が子犬時代に養われます 。
盲導犬の候補と言っても委託する時期はまだまだやんちゃです。いたずらやトイレの失敗もありますが、この時期から家の中で人と生活していくためのルールやマナーを教えることがあることで将来、視覚障がいをお持ちの方との生活を快適に送ることができるようになるんです 。
また色々な場所に行き様々な経験をさせていただくことで子犬の社会性にもつながりますのでご家族で色々なことを一緒に楽しんでいただければと思います。

とくに夏休みなどは子供さん達と一緒にアウトドアの経験をするにもワンちゃん達にとっては楽しい思い出になりますし、いろんな経験にもなると思います。

また中には引退したワンちゃん達を一般の家族の一員として迎えていただくボランティアもあります。 子犬の時から盲導犬として色々な訓練を受けているので世話をしやすいはずです。

もしも家族の間で犬を飼う話があれば、パピーウォーカーさん達の経験をして1年間犬のお世話を体験してみるのも良い経験になると思います。誰かのため人の役に立つと思ってワンちゃんを育てていくのも良いことだと思うんですがいかがでしょうか。

詳しいことは日本介助犬協会、日本盲導犬協会、日本聴導犬協会に聞いてみてくださいね。

 

 

 

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