キュウリの目利きポイントと保存法

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今日も野菜のお話を中心にお送りしていきます。どうぞ最後までお付き合いください。 

今日ご紹介する野菜はキュウリです。なんといっても歯ごたえが良くてね。食欲もない夏でも水分たっぷりでぽりぽり私食べてますが、 水分多いだけに栄養ってないんじゃないの。と思われがちな野菜ですが、そんなことないよ。ということで、掘り下げていきます。旬は5月から8月で、

原産地はネパールからインド西部。

暑い地域なんですね。日本へは中国から6世紀頃伝来しました。 

江戸時代後期から普及してるんですけれども、江戸時代、キュウリって金色の瓜って書きまして、金瓜だったんですね。完熟させて大きく大きく育てても黄色になった状態で食べられていた。これね、私1度試したことあるんですけど、黄色になったキュウリ。

めちゃくちゃ苦いです。ほんとに苦いんですよ。だから昔はあんまり 人気がなかったそうです。ところが、幕末から品種改良が進みまして、 緑系の今に近いキュウリになっていったよという風に言われてるんですね。

そんなキュウリですが、目利きポイント。

なんと言っても張り、つや、産地だったら弾けるぐらいの張りとつや。

すごいですよね。外から見ていて張りがあるものっていうのはスが入っていない可能性が高いです。 

ちょっと張りがなくて水分が抜けているようなものって、切った時にスが入ってることが多いので、張りつやを大事にしてください。そしてへたの切り口。その切り口が みずみずしくて変色していないもの、これが大事なんですね。切り口を見て茶色になっているものなどは鮮度が落ちている可能性が高いです。

はい。そして3つ目、全体が均一の太さをしている。 

これは環境の状態ですね。育った環境が悪いと、先の方が細くなっ たり、お尻だけ太くなったりしてきます。ですので、まっすぐに育ったきゅうりは育った環境が良かったよということがわかるんですね。まとめます。

張り、艶のあるもの、そしてへたの切り口がみずみずしくて変色していないもの、そして全体が均一の太さ。これをチェックしてください。

では、保存法に行きたいと思います。

基本、キュウリはね、常温保存でオッケーです。ただし、風に当たりすぎると、 乾燥によって食感とかみずみずしさが失われていきます。なので、できましたらですね、乾燥しないポリ袋に入れてあげたりとか、そして、冷暗所に入れてあげたりとかして、立てて保存してあげる。とはいえ、真夏の猛暑日で、しかも今日食べないよっていう時は、 冷蔵保存していただくといいと思います。はい。冷蔵保存の場合、これのポイントなんですけれども、やはり寒さと乾燥と、そして水分、これが苦手になってくるので、 

冷蔵庫保存の場合は野菜室に入れてあげてほしいです。これ、どうして野菜室かというと、熱い地域で生まれ育ったものなので、ずっと入れておくと低温障害みたいな形になりますし、乾燥を防ぐためには ポリ袋に入れてあげる。これね、ちょっとしたことなんですけれども、長持ちのコツになってきます。できれば野菜室とかでも立てるスペースがあれば立てて入れてあげると良いかと思います。 

そして、キュウリですが、なんと冷凍保存もできるんですね。

ただし、ちょっと覚えといてください。ナマのままそのまま冷凍保存はNGなんですよ。じゃあ、どうしたらいいのか。 

2つ方法があります。1つ目は塩もみ冷凍法。はい。そして2つ目は油加熱冷凍法。この2つがあります。 

1つ目の塩もみ冷凍法から説明していきますね。

はい。手順としては、輪切りにしていきます。

塩もみするとキュウリって水分が出てきますよね。で、この水分、捨ててしまいがちなんですけれども、ポイントは、 この出てきた水分ごと保存袋とかに入れて保存してあげることです。はい、 凍りますよね。そうなんです。ただ、これね、理由があって、汁ごと入れることで、冷凍時のこの食感の悪化、

これを防ぐことができます。つまり、食感を保つことができるということですね。例えば、あの汁には栄養も含まれてるので、そういう意味でもそのまま入れてあげることが大事です。

2つ目なんですけれども、液体と一緒に冷凍することで、乾燥と、あと酸化も防ぐことができます。 

乾燥と酸化によって味が変わってきてしまうので、そういう意味で言うと、食感とそして栄養の部分も保つことができる。

食べ方ですよね。はい、そうなんです。これ、事前に解凍していただきます。そして、事前に解凍して、そのまま置いといて、食べる時にちょっとだけきゅっと絞ってあげる。もうこれだけで美味しくいただくことができます。 

さらにちょっとおすすめの方法をお伝えしたいんですけれども、さっき、塩もみして汁が出てきて、それごと保存袋に入れると言いました。 

ここで、砂糖とお酢、もう、これ、もう調味料入れちゃうんですよ。一緒に。

そのまま平らにして冷凍庫に入れてあげると、自然解凍して柔らかくなりました。そしたら、もうそこで、きゅうりの酢漬けができてしまっ てるんですね。なので、ワカメとかタコとか、ジャコとか、そういうものを 加えると、あと1品っていう時にめちゃくちゃ助かるんですよ。なので、こういう感じで、もう先に砂糖、お酢をお好みで加えてあげるっていうの、ものすごくおすすめです。ぜひ今年やってみてください。

さあ、そして、油加熱冷凍法。

はい、これですね。キュウリは、乱切りにします。油でほんとさっと炒めていただいて、 熱を冷まします。ぴっちりとラップで包んで、保存袋に入れて冷凍庫に入れるっていうことなんですね。これね、凍ったまま調理OKなんですよ。例えば、スープとか炒め物とか、そういったものにおすすめなんですが、一旦火が通ってるので、あっという間に出来上がります。つまり、時短調理に繋がるということで、いろんな意味で食感も守れますし、酸化も守れる方法。

1番心配なのが、 食感がどうなるのかなっていうところだと思うので、ぜひね、こういう感じで、塩もみ冷凍、油加熱冷凍っていうのもね、活用してみてください。キュウリのスープが全然イメージつかないんですけど、これがですね、細切りにしたキュウリとかを 卵で溶いて、ちょっと、鳥ガラスープとかでいただくと、はい、食感がちょっと残って、でも火が通っている、

なので、新食感になって、爽やかな味わいです。意外と美味しいのでね、ぜひ楽しんでみてください。 

以上、キュウリの目利きポイントと保存法でした。

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