ゲームして偽近視がよくなる夢みたいな話やけど…『視力回復VRゲーム』

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あんた、最近うちの孫の目、めっちゃ悪なってん

ほんまに最近の子どもたちの目、どないなってるんやろか。うちの孫もゲームばっかりしてて、目ぇ細めてテレビ見てるもんやから、「また近くで見てる!」って怒らんなんわ。

でもな、今度はなんとゲームして目がよくなるなんて話が出てきたんやて!最初聞いた時は「そんなアホな」って思たんやけど、どうやらほんまの話らしいで。

うちの子どもたちの目、実はめっちゃヤバい状況やねん

まず現実を知っとかなあかんのやけど、小学生の3割、中学生の6割、高校生の7割が視力1.0未満っていう統計が出てるねん。これ、ほんまにヤバいで。

昔はな、「アフリカのマサイ族は目がええ」なんて言うてたけど、今はそのマサイ族でさえ平均視力が1.0以下になってるって話やからな。世界中で目が悪くなってる時代やねん。

特にコロナ禍でおうち時間が増えて、子どもたちがゲームやタブレットばっかり見てるから、視力「1.0未満」の中学生6割なんて数字になってもうてる。うちのご近所でも眼鏡かけてる子、めっちゃ増えたもんな。

「偽近視」って知ってる?まだ手遅れちゃうかもしれへんで

ここでちょっと専門的な話になるんやけど、「偽近視」っていうのがあるねん。これはな、ピント調節の筋肉(毛様体筋っていうらしい)が固まって、近視の一歩手前になる状態のことやねん。

まあ、例えるなら肩こりみたいなもんやな。ずっと同じ姿勢でおったら肩がこるやろ?それと同じで、ずっと近くばっかり見てると目の筋肉もこってしまうってわけや。

でもな、これはまだ「偽物の近視」やから、きちんとケアしたら元に戻る可能性があるねん。本格的な近視になってもうたら、もう戻られへんからな。

関西学院大学の先生が作ったすごいゲーム

さて、ここからが本題や。関西学院大学工学部の井村誠孝教授っていう人が、すごいもん作ったんやて。視力が0.7から1.8に回復したケースもみられたっていうVRゲームや。

このゲームはな、医学的に効果があるとされる「遠近体操法」と「遠方凝視法」っていう2つの視力回復トレーニングを取り入れてるねん。Meta Quest 2で実行可能なUnity製のアプリとして開発されてるから、家でも手軽にできるっちゅうわけや。

実際にどれくらい効果があったん?

作者はプロトタイプの開発からテストプレイを繰り返し,視力が 0.7 0.9 から 2.0 2.0 まで回復したっていうから、これはもうビックリやで!

実験では参加者10人が6週間、3日に1回、3~10分ほどプレーしたところ、全員が視力回復したんやて。まあ、たった10人の実験やから、これから更に詳しく調べていかなあかんのやけど、それでも希望が持てる結果やな。

ただな、面白いのは井村教授自身は近視に加えて老眼も入ってるから、劇的な効果はなかったって正直に言うてはるところや。まあ、年取ったらそんなもんやろな(笑)。うちも老眼鏡なしには新聞読まれへんもん。

どんな仕組みで目がよくなるん?

毛様体筋のストレッチとして効果的な「遠近体操法」「遠方凝視法」「両眼立体視」の三要素を取り入れたVRゲームっていうのがポイントやねん。

簡単に言うたら、VRの世界で遠くを見たり近くを見たりを繰り返して、目の筋肉をほぐすっちゅうことや。まあ、目の体操みたいなもんやな。

昔から「遠くの山を見たら目にええ」って言うやろ?あれをゲームで楽しくやれるようにしたってわけや。ただ山を見るだけやったら退屈やけど、ゲームやったら続けられるもんな。

ほんまに効果あるん?科学的根拠は?

ちゃんとインタラクション2025において「インタラクティブ発表賞(一般投票)」を受賞してるから、専門家の間でも認められてるってことやな。

ICT端末の使用による視力低下は,主に眼の毛様体筋が過度の疲労や緊張状態になることで生じる「偽近視」に分類される症状であり,毛様体筋のストレッチにより回復が見込まれるっていうのが科学的根拠やねん。

要するに、スマホやゲームで目が疲れるのは筋肉がこってるからで、その筋肉をほぐしたら元に戻るっちゅうことや。理屈としては分かりやすいな。

でも、まだまだこれからの段階やで

ただな、現実的に考えたら、まだまだ研究段階やねん。井村教授も「今後は医療機関などと協力して実験データ数を増やし、いち早くゲームとして市場に売り出すことを目標とする」って言うてはるから、すぐには手に入らへんと思うで。

でも、こういう技術が実用化されたら、ほんまに革命的やと思うわ。今まで「ゲームばっかりしてたら目が悪くなる」って言うてたのが、「ゲームして目をよくしなさい」って言える日が来るかもしれへんのやから。

うちらができることは何やろ?

とりあえず、このVRゲームが実用化されるまでは、従来の方法で目を守らなあかんな。

まず、スマホやゲームを見る時間を制限すること。「1時間やったら10分休憩」とか、そういうルールを作ることや。

それから、遠くを見る習慣をつけること。窓から外の景色を見たり、空を見上げたりするだけでも違うで。

あと、部屋の明るさも大事やな。暗いところでスマホ見るのが一番あかんから、ちゃんと明るいところで見るようにせなあかん。

期待と不安と…

正直なところ、この技術にはめっちゃ期待してるんやけど、同時に不安もあるねん。

期待してるのは、もしこれが実用化されたら、うちの孫の目も良くなるかもしれへんってことや。今から眼鏡かけるの可哀想やもんな。

でも不安なのは、「VRゲームで目が良くなる」って聞いて、余計にゲームばっかりする口実にされへんかってことや。「目のためにゲームしてるねん」って言われたら、反論しにくいもんな(笑)。

まとめ:希望はあるけど、今は地道にケアしよう

結局のところ、この視力回復VRゲームは確かに希望の光やけど、まだ実用化されるまでには時間がかかりそうやな。

だから今は、従来の方法で目を大切にしていくしかないと思うで。規則正しい生活、適度な休憩、遠くを見る習慣、そして何より、スマホやゲームの時間を制限することが大事やな。

でも、将来的には「ゲームして目を良くする」なんて夢みたいな時代が来るかもしれへん。科学技術の進歩ってほんまにすごいもんやな。

うちらおばちゃん世代には理解しにくい技術やけど、子どもたちの未来のためには、こういう新しい技術にも期待していきたいと思うわ。

ただし、何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」やから、ゲームもほどほどにな。目が良くなるゲームができても、やりすぎたら本末転倒やからな(笑)。

※この記事は関西学院大学の研究内容を元に作成していますが、VRゲームによる視力回復効果については、まだ研究段階であり、実用化にはさらなる検証が必要です。視力に関する問題は、必ず眼科医にご相談ください。

 

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