
みなさん、まいど!おおきに!
大阪のおばちゃん、今日はちょっと真面目な話させてな。いや、真面目ちゅうても、いつものおしゃべり感覚やから安心してや。あんたらの食卓を守る、大事な話やで!
うち、スーパー行ったら、ついついジャガイモ買うてしまうねん。カレーにシチューに肉じゃが…なんにでも合うて、家計にも優しい、ほんま優秀な子や。でもな、その優秀なジャガイモに、とんでもない落とし穴が潜んでるって、知ってた?
「えー、ジャガイモが?まさか!」って思ったあんた、あまいわ!うちも最初聞いたとき、びっくりして二度見したわ。なんでも、ちっこいジャガイモには、恐ろしい毒素がぎょうさん入ってるらしいねん。
「そんな大げさな…」って思うやろ?これがまた、ほんまの話なんよ。国の機関、あの農林水産省さんが、わざわざ「危ないから気ぃつけなはれ!」って警告しとるんやから、これは冗談ちゃうで。
今日はそのジャガイモの危険な話と、どうしたら安全に美味しく食べられるか、大阪のおばちゃんが分かりやすく、そして面白おかしく(?)教えたるから、最後までついてきなはれや!
なんで「ちっこいジャガイモ」はあかんの?
うちの息子、小さい頃に家庭菜園でジャガイモ掘りしたんやけど、ちっちゃくて可愛いジャガイモがいっぱい採れてな。「わー、ミニジャガイモや!」って大喜びやったんよ。せやけどな、その可愛らしい見た目に騙されたらあかんねん!
ジャガイモには、もともと「ソラニン」とか「チャコニン」っていう天然の毒素が入ってるんや。これがな、ジャガイモが外敵から身ぃ守るための、いわば「護身術」みたいなもんやねん。人間にとっては、この護身術が仇になるちゅうわけや。
で、この毒素、どこにようけ集まっとるかいうたら、芽と、緑色になった皮、そしてなんとなんと、未熟でちっこいジャガイモなんやて!
農林水産省によると、特に「500円玉より小さい未熟なジャガイモ」が要注意らしいわ。ちっちゃいジャガイモは、まだ成長しきってへんから、この毒素がギュギュッと濃縮されとるらしいねん。人間でいうたら、まだ思春期のイケイケな頃?(笑)いや、冗談はさておき、その毒素を食べてまうと、吐き気や腹痛、ひどいときには頭痛やめまいがしたり、最悪の場合は呼吸困難になることもあるんやて。
実際に、学校の授業で掘ったちっちゃいジャガイモを子どもらが食べて、食中毒になったいう事例も報告されとるんや。うちの子も、もしあのとき食べてたら…って思うとゾッとするわ。
「熱通せば大丈夫ちゃうの?」って思ったそこのあんた!残念!このソラニンとチャコニン、熱に強いねん。揚げても煮ても、完全に分解されへんのよ。なんちゅうしぶとい毒素や。
だからな、スーパーで売ってるジャガイモは、ちゃんとサイズ管理されてるから比較的安心やけど、家庭菜園で採れたちっこいジャガイモや、畑仕事のお手伝いでもろたようなジャガイモは、特に注意せなあかんのよ。
農林水産省からの、あんたへの手紙やと思って聞いてな!
農林水産省のホームページ、たまに見てみぃ。ちゃんと「ジャガイモの毒素に気をつけなはれ!」って書いてあるんやから。
特に強調されとるんが、この3つや。
- 500円玉より小さい未熟なジャガイモ
- 芽が出たジャガイモ
- 皮が緑色に変色したジャガイモ
これらは全部、毒素がぎょうさん含まれてる可能性があるから、ホンマに気ぃつけてほしいねんて。
特に未熟なジャガイモは、見た目にはなんの変哲もなくても、毒素がいっぱいやったりするから、もう見分けがつかん!
だから農林水産省は、思い切ってこう言うてはるねん。
「小さすぎるジャガイモは、もったいなくても食べずに捨てなさい!」
いや、ホンマにそう書いてあるんよ。
うちも、もったいないお化けに取り憑かれやすい質やから、「ちょっとくらい大丈夫ちゃうん?」って思てまうねんけど、子どもの体調とか家族の健康を考えたら、ここはグッとこらえて捨てるのが、一番の愛情やと思わなしゃーない。
ジャガイモを安全に美味しく食べるための心得3か条!
それでも、やっぱりジャガイモは食卓に欠かせんやろ?せやから、ここからはジャガイモと仲良く付き合うための知恵を伝授するで!
その1:ジャガイモの正しいお家づくり
ジャガイモって、光に当たると毒素が増えるんやて。だからな、スーパーから連れて帰ったら、すぐに新聞紙か紙袋に包んで、暗くて涼しいところに置いたってな。うちやったら、玄関の土間とか、流しの下の戸棚とかやな。
冷蔵庫に入れるのはアカンで!ジャガイモのデンプンが甘い糖に変わって、調理したときに変な焦げつき方したり、体に良くない物質がでけたりするらしいから。ジャガイモには、ちょっとひんやりした、静かなお部屋を用意してあげてな。
あと、りんごとかバナナと一緒に置くのはやめとき!あのフルーツたち、エチレンガスっていう「芽を出せ~!」って呼びかけるガスを出すねん。せっかくいいお家を用意したのに、芽が出たら台無しやからな。
その2:調理前の最終チェック!
冷蔵庫に入れなくても、やっぱりジャガイモも生きとるんやから、時が経てば芽も出るし、緑色になることもあるわな。
そんなジャガイモを見つけたら、「えいっ!」って思い切って、芽を根元から深くえぐり取ったって! 毒素は芽にぎょうさん集まってるから、ケチらずにガバッと取ること!
それから、皮が緑色になった部分も、厚めに皮をむいてな。「もったいない」は禁句やで!ここも毒素の巣窟やから、徹底的に取り除かなあかんねん。
「芽と緑色の部分を取れば大丈夫やん!」って思うやろ?せやけど、これも完全に安心とは言えんから、あくまで応急処置やと思ってな。
特に500円玉より小さいジャガイモに関しては、もうこれは見つけたら**「さようなら」**の一択や!調理でどうにかなるもんやないんや。ここは潔く捨てる勇気をもってな。それが、ホンマの安全への道やで。
その3:困ったときの最終手段
ジャガイモを前にして「あれ、これ大丈夫かな?」ってちょっとでも不安になったら、無理して食べんといてや。
もったいないかもしれんけど、食中毒になって病院代かかったり、体調崩してしんどい思いするより、ずっとマシやろ?
「もったいない」は、ジャガイモだけやなくて、あんたの体もやで!あんたの体が一番大事や。
まとめ・あんたの健康が一番の宝物やで!
ジャガイモは、ホンマに優秀で美味しい食材や。でもな、ちょっと扱いを間違うと、思わぬ落とし穴にハマってしまうことがあるんや。
特に**「ちっこいジャガイモ」**には、くれぐれも気をつけてな。農林水産省さんも言うてはるように、500円玉より小さいジャガイモは、もう食べんといてや!
芽が出たり、緑色になったジャガイモも、ちゃんと下処理して、それでも不安やったら、迷わずポイッとな!
うちみたいに食いしん坊やったら、「もったいない」って気持ちが勝ってしまうかもしれんけど、ここはぐっとこらえて、あんたの健康を一番に考えてほしいねん。
ジャガイモの正しい知識を持って、これからも安全で美味しい食卓を囲んでな。
ほな、またスーパーで会おな!おおきに!
