《ちょっと聞いてや！スペインで大変なことになってんで！》
まぁ～、みなさん、お元気かいな？大阪のおばちゃんこと美代子です！今日はなぁ、ほんまに大事な話があるねん。「なんや？セール情報か？」言うて思たら大間違いやで～！
2025年4月にスペインっちゅう国で、もうびっくりするくらいの大停電があってんな。「スペイン？あのパエリアとか闘牛の国か？」そうそう、そこや！そこで突然バチーンと電気が消えてしもたんや。マドリードいう首都はんも含めて、もう真っ暗になってもうたらしいわ。
信号機も止まって、電車も飛行機も動かれへんようになって、みんなパニックやったらしいで。SNSでは「真っ暗な街の様子」がバーッと投稿されて、現地の人はもう「どないしよ～」言うて大騒ぎ。
「スペインなんて遠いから関係ないわ～」思てる人、ちょっと待ちや！これ、うちらの日本でも十分起こりうる話やねん。地球温暖化で天気おかしなってるし、電気の需要もキツキツやし、なにより電気の設備も古なってきてる。「遠い国の話」ちゃうで、「明日は我が身」の話やねんな。
今日はこの大停電の原因と、日本でも起きたらどないすんねんって話、おばちゃんが分かりやすぅ～に説明したるわ！
《なんでスペインで停電なんて起こってもうたん？》
まずな、「なんでこんな大停電になってもうたんや？」言うて、みんな気になるやろ？原因はまだ調査中やけど、有力な説がいくつかあるねん。
1. 電気の設備が古ボケてた説
一つ目はな、電気を送る設備がもう古なりすぎてボロボロやったんちゃうか？ちゅう話や。スペインの送電網いうのは、一部1970年代からずーっと使ってるらしいねん。アカン、それやったら私と同い年くらいやん！（あ、年齢はナイショや～）
せやけど、昔作った設備って今の暑さとか、急に電気使うとか、そんなん想定されてへんかったんやろね。「古いからって捨てるのはもったいない」気持ちも分かるけど、安全性には関わるからなぁ…。
2. 地球温暖化で暑すぎた説
二つ目はな、地球温暖化の影響で、めっちゃ暑なってしもたんちゃうか？ちゅう話や。停電の日、スペインのあっちこっちでめちゃくちゃ暑かったらしいねん。ほんで、みんなが一斉にクーラーつけたから電気が足りなくなったんちゃうか言うてんねや。
あとな、山火事も起きとったみたいで、それが電線に影響したんちゃうか言う話もあるわ。「温暖化なんて関係ない」言うてた人も、こんな事態見たらどう思うんやろなぁ。
3. 電気の融通がうまくいかんかった説
三つ目の説がちょっと難しいねんけど、「インターコネクター」ちゅうもんのトラブルや言われてるんや。なんやそれ？言うたら、スペインとフランスが「うちに電気余ってるで～」「こっちは足りひんわ～」言うて、お互いに電気を融通しあう仕組みがあるねん。
その連携がなんかの拍子に切れてしもたら、「あかん、電気足りひんやん！」ちゅう状態になって、それがドミノ倒しみたいにどんどん広がっていったんと違うか？言うてるわけや。
ほんまの原因は、人為的なミスなんか、はたまたサイバー攻撃なんか、まだ調査中やけど、とにかく現代社会がいかに電気に頼りすぎてるか、そしてそれがいかにもろいもんかいうのが、あらためて分かったわけやな。
《電気の設備と地球温暖化って、実は深～い関係があるねん》
ちょっと難しい話になるけど、「電力インフラ」ちゅうのはな、発電所から家やオフィスに電気を届けるための仕組み全部のことやねん。送電線、変電所、配電設備、制御システムまで全部ひっくるめたもんや。
でもな、この仕組みが今、地球温暖化の影響でえらいこっちゃになってるんよ。
異常気象が電気に与える影響
まずな、「極端気象」言うて、めちゃくちゃ暑い日、めちゃくちゃ寒い日、大雨、干ばつ…こんなんが世界中で増えてるやろ？これが電気の設備に負担かけてるんや。
猛暑が続いたら、みんながクーラーつけるから電気の使用量が急に増える。送電線もパンクしそうになるわ。反対に寒波が来たら、暖房のために電気使うから発電所がフル稼働せなあかん。
干ばつになったら水力発電できへんし、暴風や雷が起きたら送電線が倒れたり、ショートしたりするかもしれへん。今までは「電気は安定して供給されて当たり前」やと思てたけど、温暖化でその前提がグラグラしてきてるんや。
スペインの停電も、高温や山火事が原因の一つやったかもしれへん。こんな自然災害はもう「まさか」じゃなくて「いつか来る」もんやと思わなあかんねん。温暖化は「アマゾンの木が減るだけ」と違うで、うちらの暮らしの基盤である電気にも影響してるんやで！
《日本の電気事情、実はめっちゃキツキツやねん》
「日本は先進国やから大丈夫」思てる？それが大間違いやで～！日本の電力需給のバランスなんて、見かけほど安定してへんねん。
特に最近はな、夏の猛暑でみんながガンガンクーラーつけるから電気の需要が急増してるし、発電所も老朽化してるし、太陽光とか風力とかの再生可能エネルギーも入れ始めたけど、それはそれで調整が難しいとか…もうほんま、問題山積みやねん。
2022年の電力需給ひっ迫警報、覚えてる？
2022年、東京電力管内で「電力需給ひっ迫警報」いうのが出たの覚えてる？これ、余裕の電力が数％しかない状態を示すねんで。その時は、めっちゃ暑くなったのに古い火力発電所が止まってもうて、首都圏全体が停電寸前やったんや！
これ、「日本の電気供給がいかに綱渡り状態か」を物語ってるわ。もうほんまに「あと少しで停電や～」いう状態やったんやで。
日本の電気事情の難しさ
日本はな、原子力発電所の再稼働が進まへんから、発電の中心がフワフワのままなんや。一方で、太陽光や風力は天気に左右されるから、「今日は曇りやから発電量少ないわ～」いうことがあるねん。
送電網自体も地方と都市部で偏りがあって、「電気は足りてるけど、届けられへん」いう地域もあるんやで。これ、「お好み焼きはあるけど、お客さんの所まで届けられへん」みたいなもんや。
こんな問題の根本には、長年お金をケチって設備投資をサボってきたことと、電力自由化で会社が増えすぎて競争が激しくなったことがあるねん。新しい電力会社が入ってきて電気代は下がったけど、その分、送電網の維持・強化にお金が回らへんようになったいう面もあるんや。
日本の電力事情は、はっきり言うて「いつ停電してもおかしくない」状態やで。スペインの事例は決して「あっちの国の話」ちゃうねん。「明日は我が身」と思て、ちゃんと備えなあかんのや。
《日本でも大停電起きたらどうすんねん？備えは大丈夫？》
「日本でスペインみたいな大停電が起きるなんてありえへん」思てる？そんなことあらへんで！現実として十分ありうるんや。
実際、2018年には北海道で地震の影響で全道が一時的に停電する「ブラックアウト」が起きたんやで。あの時は発電所の一部が止まって、需要と供給のバランスが崩れて、他の発電所も次々止まってしもたんや。結果、北海道全体が真っ暗になってしもたんやで。
この経験からわかるのは、日本の電力システムがいかに「同時同量原則」いうもんに頼ってるかってことや。つまり、電気は貯めるんが難しいから、使う量と作る量が常に一致してなあかんねん。そのバランスが一瞬でも崩れたら、大規模な障害が起きる可能性があるんや。
日本の電気リスク要因
さらにな、最近は気候変動の影響で夏がめちゃくちゃ暑なって、特に都市部では冷房バリバリで電力網への負担が極端に高まってる。インフラも年々古くなってるし、ゲリラ豪雨や台風で設備が壊れることも考えられるわ。
今できる備えって何やねん？
こんなリスクに対して、うちらが今できる備えは何やろ？
個人レベルでの備え
- モバイルバッテリーや非常用電源を準備しとくこと
- 冷蔵庫に保存食を入れとくこと
- 水を備蓄しとくこと
- 懐中電灯やろうそくも用意しとくとええで
企業や公共機関での備え
- 非常用発電設備をちゃんと点検すること
- 自家発電や蓄電池システムを導入すること
国レベルでは、分散型電源（デジタルグリッド）の導入や、送電網の強化、スマートメーターの普及促進なんかが進められてるけど、まだまだ道半ばやねん。
スペインの事例を「他山の石」（ようするに他の失敗から学ぶってこと）として、日本でももっと実効性のある停電対策を急がなあかんのちゃうかな。
《エネルギー危機から持続可能な未来へ～おばちゃんからのメッセージ～》
スペインの大規模停電、日本の電力需給ひっ迫、そして世界中で頻発する異常気象…。これらは一時的な現象と違うで、エネルギーを取り巻く構造的な危機の表れやねん。私らは今、「いつ停電が起こるか」よりも、「どう備えて、どう共存していくか」を考えなあかんのやと思うわ。
持続可能なエネルギー社会を作るには？
持続可能なエネルギー社会を築くためには、まず電気の作り方を多様化せなあかんねん。太陽光、風力、地熱といった再生可能エネルギーをもっと積極的に活用して、地域ごとの特性を活かした分散型発電を広げていくべきやと思うわ。同時に、安定供給を支えるための蓄電技術やスマートグリッドの普及も急がなあかんねん。
一方で、私ら一人ひとりの「使い方」も問われてるんやで。無駄な電力消費を減らして、省エネ家電を導入したり、ピークシフト（使用時間の分散）を意識するなど、小さな行動の積み重ねが大きな効果を生むねんな。
「おばちゃん、そんなん言うても、私一人が節電したって大した違いあらへんやん」思てる？それが大間違い！みんながそう思て一歩踏み出せば、大きな波になるんや。昔から「塵も積もれば山となる」言うやろ？ほんまにそれやねん。
おばちゃんからのメッセージ
エネルギーは現代社会の根幹やし、同時に環境とも深く結びついてるねん。地球温暖化を抑えて、次の世代にも健全な生活基盤を残すためにも、今こそ「持続可能性」いう視点を持った選択が求められてるんやで。
今回のスペインの停電から学べるのは、「備えあれば憂いなし」だけやなくて、「選び直す力」も大事やということや。未来の停電を防ぐために、今できることは確実にあるんやで。
最後にな、「めんどくさい」「自分には関係ない」思わんと、まずは家の電気の使い方を見直してみようか。そこから始めて、次は地域でどないできるか考えてみる。そうやって少しずつでも前に進んでいけば、必ず明るい未来が待ってるはずやで。
おばちゃんはいつも応援してるからな！一緒に頑張ろな！
《まとめ～これだけは覚えといてや！》
今日はスペインの大停電の話から、日本の電力事情、そして未来のエネルギーについて、おばちゃん流に説明させてもらったわ。最後に、今日の話のポイントをおさらいしとこか：
- スペインの大停電は他人事ちゃう！日本でも十分起こりうる
- 原因は複合的やけど、電力インフラの老朽化と地球温暖化が大きく関わってる
- 日本の電力供給はかなりカツカツの状態で、常にリスクがある
- 個人でも備えができることはたくさんあるで（非常用電源、保存食、水の備蓄など）
- 持続可能なエネルギー社会のために、供給側の多様化と私らの使い方の見直しが必要
「一人の力なんて…」思わんと、できることからコツコツやっていくのが大事やねん。明日からでも始められることはいっぱいあるんやで。
おばちゃんからは以上や！また元気に会いましょ～！
