パワハラにセクハラ、自治体トップによるハラスメントはなぜ起きる?

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パワハラにセクハラ、自治体トップによるハラスメントはなぜ起きるんでしょうか。 

ここ最近、自治体のトップによるハラスメント問題が相次いでいるんですよね。 

読売新聞によりますと、岐阜県池田町は、昨日、岡崎和夫町長が女性職員15人にセクハラ行為をしたとする第三者調査委員会の報告書を公表いたしました。

また、朝日新聞によりますと、愛知県東郷町の今健二町長が複数の職員にハラスメント発言をしていたとされる問題について、第三者委員会による調査報告書で、ハラスメントを受けたと申告した職員、 なんと108人に上ることがわかりました。さあ、こういったことが起きる背景について須田さんにお聞きしたいと思いますが、こうやって話を聞くと、えらい話ですよね。これもね、

そうですね、やはりですね、

共通点を見ていくとですね、自治体トップ っていうとですね、

絶対的な、その自治体の中では絶対的な権力者になるわけですね。しかも当選回数を 長くしていくとですね、やはりその万能観と言ったらいいんですか、これはなんでもできるんだみたいな意識になってく。

おっしゃるように、その権力があって、当選回数を重ねると、その万能感というのも人間として生まれてくる。

加えてもう1点言うとね、やはりこのハラスメントというのは、我々も気を付けなきゃならないんだけども、

やっぱり昭和の時代と今の令和の時代ではその基準が全く違うじゃないですか。

いや、それはおっしゃる通り。

ですから、海渡アナなんか言わせると、我々2人はもうハラスメントの形見じゃないかみたいなね、ところもあるんだと。

だから、今ちょっとニュースの下読みに行ってますもん。はいはい、もうちょっとしたら帰ってくると思いますけど。

はい。そういった点で言うとですね、やっぱり、じゃ、何がハラスメントに当たるのかどうなのか、この辺がですね、時代とともに移り変わってるんだけども、基準が私ね、非常に曖昧になってるんじゃないかなと。

うん、でも、それこそね、僕らサラリーマンやってるとね、須田さんとか、会社の中でそういうハラスメント 防止研修というのをね、これ別にセクハラだけじゃなくてパワハラも含めてですけど、本当、年に1度ぐらいは、もう毎年あって、もう本当嫌というほど刷り込まれるのはあるんですけど、自治体とかってそれこそ そういうのなさらないんですかね。職員の方とかなさってると思うんですけどね。ええ。

ですから、先ほどの話、冒頭の話じゃないけれども、やっぱりそれをやろうとするとですね、やっぱりの絶対的権力者であるね、自治体と がですね、じゃ、それやろうじゃないかというね、理解、了解というのがないと、なかなかそういうのが実際の中で行われることがな、難しいという状況もあるんですね。

これで、実際、例えば今回の池田町のですね、岐阜県池田町の岡崎町長の場合は、これ、これも第三者委員会の方でも、なんなら辞職相当だということが、今日ですかね、町議会に辞職願いを出すというお話だそうですけれども、この辺りっていうのは第三者機関のガバナンスが効いてるということでいいんでしょうかね。

そうですね、もちろんですね、この第三者委員会のね、意向というのがは大きく反映されたということになるわけなんですけれども、

とは言ってもですねえ、この第三者委員会そのものを設置しなきゃならないということも、その費用というのはやっぱり町民の税金ですからね、ですよね、 それはそれで、やらなきゃならないって、無駄じゃないのかなと私は思いますけどね。

東郷町の場合、職員にアンケートを取って、739人にアンケートの8割にあたる582人から回答があって、そのうち108人の人がセクハラだったりパワハラだったりマタニティハラスメントとか受けとめてる。 

文言とか手元にあるんです。もう読むのもはばかられるような結構ことを町長に言われてるんですけど、このあたりとか、町長、どうなってたんでしょうね、その町の職員の皆さんとのコミュニケーションってのはねえ。

ですから、

誤ったコミュニケーションの認識っていうのがあったんではないのかなと。

要するに、このフレンドリーなというか、親しい関係を構築しようとしたというところも、 場合によっては、だから、例えばなんかこうね、それ見てみますと、頭をポンポンと叩くとかね、これもなんかハラスメントに当たるというところで、うん、これやってる側としたら罪悪感全くないはずなんですよ、うん、

そういった点も含めてね、やはりさっきの上泉さん言われたように、要するに何がハラスメントにあたって、何をやっちゃいけないのかということを、やっぱり年に1回ぐらいはですね、やっぱりそういった研修を受けるべきだと思いますけどね。

一方でね、群馬県の草津でありましたよね、町長にセクハラされたと言って、実はこれが虚偽だったっていうこともありましたよね。 

ええ、なんか、その辺りってのは、もうちょっと、町長室とかっていうのも、今オープンにしてらっしゃるとこも多いですけれども、密室であるが故に、なんかその辺り、お互いに証明しにくいところもあったりするのありますよね。

ええ。加えて、絶対的な権力者ですから、

そういった被害を訴えにくい空気感、環境ってのも私はあるんだろうと思いますよ。

今後ね、例えば、本当に自治体って大小含めて、色々ありますけれども、なんか、この辺りっていうのは、本当に選挙戦のテーマになってきそうなんですけど、一方で、無投票でなんていうケースも多かったりしますしね。

そうですね。やっぱりですね、山間僻地などへ行きますとね、立候補者がいない、人口減少のためにですね、 無投票再選、無投票当選というケースが相次いでますよね。ですから、なかなかですね、そのあたりを争点にしてというかですね、議論して選挙をやるということも難しい状況なのかな。だから、 どうすべきなのかっていうことは、やっぱり考えていかざるを得ないですから。どうなんでしょうね、例えばそういった研修というのを、条例とかでね、義務付けるみたいなことをやるべきじゃないのかなと。

今ちょうど海渡アナウンサーが帰ってきますけど、 海渡アナウンサーは入社して、なん年だっけ、3年?3年だけど、おそらく毎年のようにこのハラスメント防止研修とかって結構、そうですね、新入社員の頃からやってたよね。 

それこそオンエアでいや、私は上泉さんにセクハラされてるんですって言われても、これはこれで困ったもんですけど、結構お互いに気を遣ってるところってどう。あります。

かなり感じますね。体育会の部活にいた時よりも、社会に出た時の方が、皆さんもう気を遣いすぎてる感じもするというか。 

なので、上司から飲みに誘われなくなったりとか、やっぱりそういう、ちょっと気を使いすぎて寂しい部分もありつつ、でも何か起こってからじゃ遅いからしょうがないのかなとも思いつつ。

というのは須田さん、あのね、声かける方とかも、ちょっとそこは良くも悪くも躊躇するとこありますよね。気にし始める。

うん、だからね、私、この間 驚いたのは、とある番組でね、うん。あの男性の出演者に対して、「誰か好きな女の子いないの。」って聞いたら、うん。誰が好きなのか聞いたわけじゃないのに。それがハラスメントだ と糾弾されてね。え。そうなの。って漠然としたことがあったんですよね。ちょっと。

須田さん。男性の出演者に対して。ええ。「誰か好きな女の子いないの。」って聞いたわけですよ。結婚されてない未婚の方にね。なるほど。それ自体がハラスメントだと集中砲火を受けてるんですよ。

これは。海渡アナ、どうですか。

確かに、プライベートなことを、公の場で、う~ん と取られるかもしれないですね。

そういうことを含めて。じゃ、何喋ったらいいのかってことになりませんか。これ。だから、もう喋らないでください。

いや、でも、ほんとに、特になんだろう、なお、多くの自治体のね、町長さんなり議員の人もね、僕はちゃんとやってると思いますよ、信じたいし特にやっぱりそういう意識高い方っていうのは、職員の方に対する声掛け1つとってもね、 これ大丈夫かなと思いながら声掛けしてる方が大半だと思ってるんですけど、こういうのが出てくると、なんか

もう結局、なんかね、特に年配の町長さんとかって、もう悪いイメージしかつかないですもんね。こういうのが1件、2件また出てくると、

そうですね、ですから、萎縮しちゃいますしね。うん。で、ですから、もうね、めんどくさいからね、喋らないで こうとか、さっきの話じゃないけど、そうそうそう、もう絶対飲みなんか誘うもんかみたいなね、というようなところになって、要するに、なんと言ったら、 いいんですかね、集団として、組織としてですね、非常にこう、ギクシャクしたと言ったらいいですか、スムーズ組織運営っていうところも難しくなってくるのかなと思いますけど、

本当にどうやってこうね、その辺りの折り合いつけてくるかなんですけど、須田さん、寂しかったら僕がお付き合いしますから、

2人で行きましょう。

2人で行きましょう。はい。

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