今日ご紹介するお野菜はフルーツトマトです。トマトはご紹介したことあるんですか。実はフルーツトマト、初ということなんですね。はい。どんなイメージですか。
普通のトマトよりも、うん、ちょっと高いなっていうイメージとはいかなくても、買いたいぐらい甘くて美味しい。ほんとにフルーツ食べてるみたいな、
ちょっと特別なやつって感じですよね。はい。じゃ、そもそもトマトなんですが、世界に8000種類以上あると言われてます。
じゃあフルーツトマトとは何かということなんですが、
これ、特定のトマトの品種を指すのではないんですね。極力水を与えない特別な栽培方法を経て、ぐっと糖度を高くしたトマト、それの総称。
はい、これがフルーツトマトなんですよね。
今の品種のトマトでも水を与えない特殊なやり方をしたら、これがフルーツトマトになる。
まさかフルーツのレベルじゃないですか。そうなんですよ。水をね、たくさんあげると全体の重量ってのは重くなるけれども、甘みっていうのは薄まっていきます。
でも、水を少なくすると甘さがどんどん凝縮されていってる。全体の量も小さくなる。なので、トマトは大きさ自体も小さく育っていくっていうのもあるんですね。
じゃあ、同じ種でね、水をたくさん与えると実は大きくなるけど、その分糖度は低く。
トマトは同じ種でも少しずつ水を与えることで、小ぶりだけど食べた時に甘く感じると
いうことなんですね。そうです。糖度が高くなるということですね。ぐっと凝縮された。なので、あれだけ甘いということなんですよね。
育てにくいんです。
はあ。もうこれはやっぱ確立された技術の中で、フルーツトマトっていうものができてきたということなんですよね。
この世界を今日はちょっと感じていただけたらなという風に思います。
目利きポイントです。
ヘタを下にしていただくと、お尻が見えてきますよね。はい。お尻に スターマーク。これがね、フルーツトマトの場合、これでもかっていうぐらい、とっと放射線上に入ってるものがあります。
トマトの水分を減らせば減らすほど、中からスターマークが浮き出てくるんですよね。☆の形。
はい、もうこのスターマークは。トマトは糖度が高くなるっていうこともわかっております。このスターマーク、まずはチェックしてみてください。
そして2つ目。表面を見ていただいて、白い斑点のないもの。これを選ぶということです。白い
斑点はい、白い斑点がね、よく見ていただくと、ある時があるんですが、これは植物が呼吸する気孔と言われるものですね。白い斑点のないトマトは、穴がぎゅっとしま てるので、旨味も甘みも凝縮されてるっていうことが分かってます。
一方で、こう、白い斑点のあるトマトは、甘みが薄くて、食感もちょっと柔らかい。食べごたえが薄いというか、そういうものになってます。ですので、白い斑点がなくて、表面
色が濃くてつるっとしてハリがあるもの。これをね、選んでいただくとバッチリです。まとめます。
お尻にスターマークがあるもの。そして、白い斑点がなくて、色も鮮やかでハリがあるもの。これを選んでください。
買ってきたフルーツトマトより美味しく鮮度を保ちながら保存する保存法。
トマト硬めのものとか、青いものが混じっている場合、もう少し置いといた方がいいなって感じる場合。この場合は常温保存。これでばっちりです。
すぐに使い切れない場合、それでも色はまま赤くて完熟しているなっていう場合もありますよね。この場合は冷蔵保存がおすすめなんですけれども、 トマトっていうのは、お尻の部分は水分が多くて繊細な部分なんですよね。なので、外部からの衝撃を受けやすい。そこで傷がいったら雑菌が入って痛みやすいので、
キッチンペーパーか新聞紙で1個ずつ包んであげることが大事です。お尻の部分を上にして 冷蔵庫に入れてあげる。
ヘタを下にする。そうなんですよ。トマトって水分、先ほど言いましたが、ほんとに多い。でも、お尻の部分が柔らかいので、お尻を下にしてしまうと 潰れてしまったりとか傷ができやすい。
ヘタのところは丈夫なんですよ。はい。なので、ヘタを下にしてあげると安心して保存することができるということですね。ぜひこれも注意してやってみてください。
さ、そんなトマトですが、冷凍保存も可能です。はい。冷凍保存法は2つあります。まるごと 冷凍してしまう方法で、もう1つは刻んで冷凍する方法です。じゃ、丸ごと冷凍からお話していきますけれども、ヘタを 抜いてください。くり抜いたら、水洗いしますけれども、しっかりと水気を取ってあげてくださいね。1個ずつラップで包んで、これもです。丈夫なヘタを下にして、そして、保存袋に入れて、冷凍庫に入れてあげる。
これが大事なんですよね。あと、これ、不思議なんですけれども、冷凍するときに、十字のばってんを入れておきます。おしりのところに。
そしたら、冷凍庫から取り出してくると、 皮を剥きたい場合、ありますよね。
ちょっと舌触りが気になる方。そういう場合に、ジャーっと水が流れているところに、水をお尻のとこに流してあげると、 皮がつるっと剥けていくんですよ。
普通、加熱して皮を剥いたりとかするんですけど、湯むきも必要ない。めちゃくちゃ便利です。これ、ぜひ知っておいてください。皮が剥ける。
これ丸ごとどうやって食べるのかなって、ちょっとイメージね、わかんない方もいらっしゃると思うんですけれども、 冷やし おでんとかね、グルタミン酸がたっぷりなので、ぼんと夏のおでんに入れてあげる みたいなこともやるとすごくいいと思います。ぜひこんな感じで冷凍トマトを活用してください。
刻んで冷凍する場合です。これは刻んでみじん切りにして冷凍保存袋に入れます。
ここでポイントは、平らにしてあげること。使いたい分だけポキッと折れるのですごく便利です。この場合も、煮込み料理とか炒め料理とかスープとか、もう冷凍したまま加熱してOKなんですね。すごく簡単にできます。
ぜひやってみてください。
普通のトマトの時もね。
はい。私もやったことがある。そうなん。ミートソースとかも作れる。
はい。皆さんもやってみていただきたいと思います。
はい。以上、フルーツトマトの目利きポイント、そして保存法でした。