今年の干支は、辰年。龍にまつわるお正月風景。

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今年の干支、何か分かりますか?もちろんです。たつ年。辰年はドラゴンです。龍ですね。ね、うし。とら、う、たつとかありますね。はい、わからんようになったら、とかありますね。とかと言ってごまかすんです.今年は辰年、ドラゴンの年です。だからそれにまつわる話。辰の話。

 

おじいちゃんのおうちにちっちゃな孫が遊びに来たんです。

おじいちゃん、明けましておめでとうございます。まいちゃんおめでとう、お母さんと一緒によう来たね、寒いのにわざわざありがとうね。こっちから行かへんかったら、おじいちゃんお年玉持ってきてくれへんもん。これこれ、この子はもう、お父ちゃんごめんね。かめへんかめへん、ちゃっかりしているところはな、お前の子供の頃にそっくりや。

はい、まいちゃん、お年玉。ありがとう。ほなそれお母さんが預かっておいてあげるわな、なんやの不満そうに。だってさ、そないして毎年預けてる、お年玉ってどないなってんの?私欲しいゲームあるんやけど。お母さんなんで顔そらすの。うるさいなあ、子どものお年玉というのは、親が預かって、うやむやになるって昔から決まってんね。お母さんが子供のときもそうやったが、まあね、お父ちゃんなんで顔をそらすの?お前な正月早々に親に恥かかすな。まいちゃんまた、お母さんの居ないところでな、おじいちゃんがお小遣いあげるさかいな。おじいちゃんありがとう。

 

おじいちゃんちに来たら改めてお正月の感じがする。

まいちゃん、正月の感じってどういうこと?だってな。玄関にドーンって門松があってさ。おうちの中には鏡餅とかお正月のお花とか飾ってるやん、なんか古き良きthe日本のお正月って感じやわ。子どものくせにませたこと言いよるな古き良きはよかったな。

今年は干支が辰年やから龍の置物も飾ってあるけど、不思議やな。何が?干支ってネズミとか牛とかうさぎとか。だいたい身近な動物なのに

 

なんで辰年、龍だけなんで架空の生き物なん。

お母さんなんで。なんでって?そんな急に聞かれてもパス。お母さん頼りないな。おじいちゃんなんで。そやないろんな説があるんやけど、干支これが生まれたのは大昔の中国やね。その頃、中国では龍は実在する動物で、本当に生きてる生き物やと信じておったからな。12支、干支の中にも入ってるんじゃ、そうなんや。ほら、中国で生まれたから、ラーメンの鉢には龍の模様がついてるんですよね?知らんけどな。アラビアという国の方では、龍の代わりにワニを干支に入れておったらしいんや。おじいちゃんは、龍の方がかっこいいと思うけどな、なんせ龍は高貴な方。身分の高い方、上流階級の方、つまり王室ロイヤルの象徴やさかいな。

 

でもそんなに偉いんやったら、なんで龍が干支の一番目じゃないの?

なんで五番目になってんのねえ、おじいちゃんねえねえ。おじいちゃんもパスや。なんや、お父ちゃんもパスかいな、もう。おじいちゃん干支にはネコ年ってあれへんやんな。そうやねん。そしたらなんでお正月の飾りに混ざってたくさんの招き猫が置いてあるの。あれはそれでええねん。初辰やから。

 

ちょっと、はったつさんって何?

毎月最初の辰の日に住吉大社の境内にある四つのお宮さんにお参りすることを初辰祭り、はったつまつりというねん。その次の月初めやから初辰、毎月最初の辰の日のことです。 この日に参拝すれば、より一層力を与えて守り助けてもらえると信仰されています。そして4年を一区切りとして、48回参拝すれば、満願成就となります。 これは、四十八辰、つまり始終発達するという意味からきたもので、4年間月参りを続けられるというのは、それだけ無事発達していることでもあり、その日やから初辰と言うんやけどな。

懐かしいなあ。お母さんも昔よく連れてってもらったわ。初辰参りの日には四つの神社のうち楠珺社で小さい招き猫を授かってくるや。よう見てみ左手あげてる猫と右手あげてる猫がおるやろ。いてる?左手をあげている猫はな、左利きやから言うなこれ嘘や。左手をあげてる猫は奇数月にいただく猫は、人を招く猫で、右手で挙げてる猫は偶数だけ、偶数の月でお金を招くといわれる。どっちもえらいご利益あるんやで。でも、

 

この招き猫なんでこんなにたくさんあるの?

それはな初辰さんのお参りはいっぺん行ってお終いとは違うね。四年間48回で満願成就、願いがかなうんじゃ48の辰の日。いわば、しじゅう発達というシャレになるさかいな。面白いおじいちゃん。今度私も一緒に連れてって、おじいちゃんがこけないよう手を引いてあげるから。ありがとう。ありがとうまいちゃんは優しい。母さんに内緒でお小遣いあげようか?こんなにもらったらやっぱり辰年って感じがするって感じで。どういうことじゃ?龍だけに天にも昇る気持ちやわ。

 

 ⊛住吉大社といえば商売発達・家内安全の「はったつさん」

商売発達のために遠方から訪れる人も多く、早朝から大勢の参拝客でたいへんにぎわいます。
種貸社、楠珺社、浅澤社、大歳社の四社をそれぞれにお参りするのが慣わしとなっていす。

初辰とは、毎月最初の辰の日のことです。 この日に参拝すれば、より一層力を与えて守り助けてもらえると信仰されています。そして4年を一区切りとして、48回参拝すれば、満願成就となります。 これは、四十八辰、つまり始終発達するという意味からきたもので、4年間月参りを続けられるというのは、それだけ無事発達したことでもあります。

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