備蓄米　慌てて買ったら玄米やった　精米方法教えて!!

あんた、最近えらい健康的やん？なんや「玄米」いうて、茶色いお米食べてるんやてな。体にええっちゅうのは、よう聞くわ。食物繊維やらビタミンやら、ぎょうさん入ってて、お通じにもええらしいやんか。えらいえらい、ちゃんと自分の体のこと考えて、ほんま感心やわ。

……でもな、正直に言うてみ？

「ぶっちゃけ、玄米ってちょっと食べにくくない？」

わかるわかる、その気持ち、よぉ～っくわかるで！パサパサしたり、独特の匂いがしたり、炊くのも時間かかるしなぁ。健康のためやと頭ではわかってても、やっぱり、あの炊きたての湯気とともに立ちのぼる甘い香り、口に入れた瞬間に広がるもっちりとした食感…そう、真っ白な白米の魔力には、なかなか勝てへんよなぁ！

「健康も大事やけど、毎日のご飯は美味しく食べたいねん！」

そんなあんたのために、今日はおばちゃんが一肌脱ぐで！眠ってる玄米を、お店で買うみたいにピッカピカの美味しい白米に変身させる「精米」の極意を、洗いざらい教えたる！家庭用の精米機から、近所にあるコイン精米機の使い方、ほんで、精米したお米をどないして保存したらええかまで、まるっと解説したるからな。冗談も交えていくから、リラックスして読んでってや。

これを読んだら、あんたも明日から「精米マスター」や！家族も「今日のご飯、なんか知らんけどめっちゃ美味しい！」て、おかわりすること間違いなしやで！ほな、いってみよか！

そもそも「精米」ってなんやのん？玄米と白米、あんたらどういう関係？

まず初めに、「精米（せいまい）」っちゅう言葉からやな。難しそうに聞こえるけど、全然たいしたことあらへん。要は、玄米の服を脱がせて、すっぴんからバッチリお化粧した別嬪さんにする作業のことや。

ええか、畑でとれたお米は、まず「もみ殻」っていう硬い殻をかぶってんねん。これを脱がした状態が「玄米」。いわば、すっぴん美人やな。この玄米の表面には、「ぬか層」と「胚芽（はいが）」っていう、栄養満点の層がまだ残ってるんや。これが、あんたが健康のために食べてる部分や。

でもな、この栄養満点の層、人間で言うたらちょっとゴワゴワした厚着のセーターみたいなもんで、そのままやとちょっと食べにくいし、消化にも時間がかかるねん。うちの旦那みたいに頑固で、なかなか心開いてくれへん感じやな（笑）。

そこで登場するのが「精米」や。専用の機械で玄米の表面を優し～く削って、この「ぬか層」と「胚芽」を取り除いてあげるんや。そしたら、みんなが大好き、もっちもちでピッカピカの「白米」はんの登場っちゅうわけや。白米は、言わばパーティードレスに着替えた、とびっきりの別嬪さんやな。

ちなみに、この服の脱がし具合は調整できるんやで。「三分づき」とか「五分づき」「七分づき」っちゅうの、聞いたことあるか？あれは、ぬか層をどれくらい残すかっていう調整のことや。

三分づき: ちょっとだけ服を脱がした状態。栄養はかなり残ってるけど、まだ玄米に近い感じ。
五分づき: 半分くらい脱がした状態。栄養と食べやすさのええとこ取りや。
七分づき: ほとんど脱いでるけど、ちょっとだけ栄養の服を残してる感じ。白米に近い食感で、栄養もそこそこ欲しい欲張りさんにおすすめや。
白米: 全部きれいに脱がした状態。栄養は玄米に負けるけど、食べやすさと美味しさはピカイチや！

つまりやな、「精米」っちゅうのは、自分の好みや体調に合わせて、玄米を最高の状態に変身させる魔法みたいなもんや。この魔法、使えるようになったら、食生活がぐーんと豊かになるで！

おうちで簡単マジック！「家庭用精米機」がめっちゃ便利やで！

「ほな、その魔法、どうやって使うん？」って思うやろ？一番手っ取り早いのが、「家庭用精米機」を家に置くことや。

「えー、また物が増えるやん…」て思うたやろ、そこの奥さん！わかるで、キッチンは物だらけやもんな。でもな、今の精米機はめっちゃコンパクトで、炊飯器くらいの大きさのやつが多いんや。デザインもシュッとしてて、キッチンに置いといても邪魔にならんやつが増えてるで。

使い方は、もう笑うくらい簡単や。

玄米を機械にザラザラ～っと入れる。
フタ閉めて、「白米」とか「七分づき」とか、好きなボタンをポチッとな。
あとは待つだけ。だいたい数分くらい、ウィーンって音がするけど、掃除機よりは静かや（知らんけど）。うちの息子がゲームしてる音よりはマシやわ。

ほんだらどないや！さっきまで茶色かった玄米が、ピッカピカの真っ白いお米になって出てきよんねん！これ、初めて見たとき、ちょっと感動するで。「うち、米屋になったんか？」って思うわ。

家庭用精米機の一番ええとこは、**「食べる直前に、食べる分だけ精米できる」**ことや。お米も生鮮食品と一緒やからな、精米した瞬間から酸化が始まって、どんどん味が落ちてくんや。でも、これがあれば、いつでも一番美味しい、炊きたてならぬ「搗きたて（つきたて）」のご飯が食べられるんやで。これ以上の贅沢、あるかいな！

防災の備えとしても、ええ仕事しまっせ。玄米は白米より長持ちするから、備蓄にはもってこいや。いざという時、電気がさえ使えれば、この子があったかい美味しいご飯を提供してくれるんやからな。一家に一台、芸人さん…やのうて、精米機。ほんまにおすすめやで。

持ってへん人も大丈夫！町のヒーロー「コイン精米機」を使いこなしたれ！

「精米機、ええのはわかったけど、すぐには買われへんわ…」

そんなあんたも、心配いらん！町には、我らの味方「コイン精米機」があるやんか！ JA（農協）の敷地とか、でっかいスーパーの駐車場とか、意外と近所にひっそりたたずんでる、あの小屋みたいなやつや。

「どこにあるかわからんわ」て？甘ったれたらあかんで！今はスマホいう便利なもんがあるんやから、「コイン精米機（あんたの地域名）」で検索してみぃ。Googleマップ先生に「コイン精米機」って聞いたら、一発で教えてくれるわ。今どきのおばちゃんは、それくらい朝飯前やで。

使い方も、家庭用よりさらにシンプルや。

玄米を持っていく: まずは玄米を袋に入れて持っていく。10kgとかまとめてできるから、ちょっと力仕事や。旦那さんとか息子さん、ここぞとばかりに使うんやで！
機械に投入: ガバッとフタを開けて、玄米をザザーッと投入口に入れる。この時、こぼさんように気ぃつけや！農家さんが汗水たらして作ってくれた大事なお米や。一粒たりとも無駄にしたらバチ当たるで！
コースを選ぶ: 「白米」「七分づき」とか、ダイヤルとかボタンで選ぶ。だいたい10kgで100円とか200円や。安いやろ？
お金を入れる: 100円玉をチャリンと入れたら、ウィィィィン！と、ちょっと大きめの音を立てて精米スタートや。
白米が出てくる: 数分待ったら、下の出口から真っ白になったお米がサラサラ～っと出てくる。持ってきた袋をちゃんとセットしとかんと、大惨事になるからな！気ぃつけや！

【おばちゃんからの注意点】

前の人の残り米に注意！ たまにやけど、前の人が精米したお米がちょっとだけ機械に残ってることがあるんや。気になる人は、最初に「残米（ざんまい）処理」みたいなボタンを押すと、プッと出てくるから、それを捨ててから自分のお米を入れるとええで。
「ぬか」どないする？ 精米したら、削られた「ぬか」がぎょうさん出るんや。ぬかを入れる小部屋みたいなとこがあって、「ご自由にお持ち帰りください」って書いてあることが多い。これ、絶対に持って帰ってきいや！ 宝の山やで！使い道は後でしっかり教えたるからな。空の袋、一枚余分に持っていくんやで！
終わったら、きれいに。 次の人が気持ちよく使えるように、ササっと周りを掃除しといたってな。人情やで、人情！

コイン精米機は、たまにしか精米せん人とか、一気に大量にやりたい人には最高の相棒や。週末のドライブがてら、家族で精米に行くのも、 একটাイベントみたいで楽しいかもしれんで。

ここが肝心！精米したお米の保存法。箱入り娘やと思って丁重に扱いなはれ！

さあ、ピカピカの白米が手に入ったで！これで終わりやと思ったら大間違いや。むしろ、ここからが本番やで！

精米したての白米は、ほんまにデリケートな箱入り娘みたいなもんや。空気に触れたり、あったかいとこに置いといたりしたら、すぐに機嫌損ねて味が落ちて、虫まで湧きよんねん。そないな悲劇、見たくないやろ？

ええか、お米を守るための三つの合言葉や。しっかり覚えや！テストに出るで！

「密閉（みっぺい）！」「冷暗所（れいあんしょ）！」「はよ食べる！」

この三拍子や！

① 保存容器はケチったらあかん！

まず、買ってきた袋のまま保存するのは、絶対アカンで！あれには、空気を通すためのちっこい穴が開いてるんや。そこから湿気も虫も「おじゃましまーす」て入ってきよる。

理想はな、空気をしっかり遮断できる密閉容器や。

米びつ: 昔ながらの桐の米びつは、調湿効果もあってええで。最近はおしゃれなやつも多いな。
ジップロック: 一回に炊く分（2合とか3合とか）を小分けにしてジップロックに入れて、空気をしっかり抜いて保存する。これが一番手軽で確実かもしれん。
ペットボトル: きれいに洗ってよーく乾かした2リットルのペットボトルも、実はめっちゃええ保存容器になるんや。口が小さいから空気に触れる面が少ないし、冷蔵庫のドアポケットにもスッと入る。これ、おばちゃんの裏ワザやで。

② 保存場所は「冷蔵庫の野菜室」がVIPルームや！

「冷暗所」って言うけどな、日本の夏はどこもかしこも高温多湿や。常温保存は、虫さんたちに「どうぞ、うちでパーティしてください」て招待状送ってるようなもんやで。

一番ええ場所はどこか。それは…冷蔵庫の野菜室や！

あそこはな、野菜がシャキッとしとくための、温度と湿度が安定したVIPルームやねん。お米かて、そんなVIP待遇受けたいに決まってるやんか。酸化のスピードをぐーんと遅らせて、美味しさを長持ちさせてくれるで。

③ 賞味期限は「2週間」やと思え！

精米したての美味しさを味わえる期間は、残念ながらそんなに長くない。季節にもよるけど、夏場なら2週間、冬場でも1ヶ月以内には食べきるのが理想や。

「そんなに食べきられへんわ！」ていう人は、さっき言うたジップロック小分け作戦で、冷凍保存するのもアリや。炊いたご飯を冷凍するみたいに、生米も冷凍できるんやで。使うときは、解凍せんとそのまま炊いてOKや。

これを守るだけで、最後の一粒まで、ほんまに美味しく食べられるからな。お米を大事に扱うんは、家族の健康と笑顔を守ることにも繋がるんやで。

おばちゃんが答える！玄米・精米の「なんでやねん？」Q&Aコーナー

さあ、最後にあんたが疑問に思うてるであろうことを、おばちゃんがビシバシ答えていくで！

Q1. そもそも、玄米のまま食べたらアカンの？ A. アカンことないで！もちろん、そのままでも食べられるわ。ただ、さっきも言うたように、ちょっと頑固やからな。炊く前に8時間くらい水に浸けとかなあかんかったり、炊飯器に「玄米モード」がないと上手く炊けへんかったり、ちょっとしたコツがいるんや。あと、消化に時間がかかるから、胃腸が弱い人とか、小さい子、歯の弱いおじいちゃんおばあちゃんには、ちょっと負担になることもある。無理は禁物やで。

Q2. 家庭用精米機とコイン精米機、結局どっちがコスパええの？ A. そら、あんたの生活次第やな。うちみたいに、ほぼ毎日お米を炊く家庭で、いつでも搗きたてが食べたいんやったら、長い目で見たら家庭用を買うた方が絶対にお得や。初期投資はいるけどな。一方で、「精米は月に1回くらいでええわ」とか「とりあえず一回試してみたい」いう人は、100円玉握りしめてコイン精米機に散歩がてら行くのが、手軽で健康的でええんちゃうか？

Q3. 家庭用精米機、いざ買うときのポイントは？ A. これはな、旦那選びと一緒や（笑）。見た目も大事やけど、中身と後片付けのしやすさが肝心や！チェックするポイントは、**「容量（何合までいけるか）」「精米モードの種類（白米だけか、七分づきとかも選べるか）」「音の大きさ」「掃除のしやすさ」**やな。特に、ぬかが入るボックスとか、刃の部分が簡単に取り外して洗えるやつは、清潔に保ててええで。

Q4. ほんまに虫が湧かんようにするには、どないしたらええの！？（切実） A. また虫の話かいな！よっぽど嫌いやねんな（笑）。しつこいようやけど、「密閉容器＋冷蔵庫野菜室」！これが最強の布陣や！昔の人は「米びつに唐辛子入れといたらええ」とか言うけどな、あれは気休めや。今の日本の夏をなめたらあかん。確実なのは、低温で虫の活動を止めること。ええ加減、覚えや～！

Q5. コイン精米機で出た「米ぬか」、ほんまに使えるん？捨てるしかないと思ってたわ！ A. あんた、それ、一番聞きたかったことやろ！ええか、あのぬかは「捨てるもん」やのうて「神様からの贈り物」やで！ほんまに捨てたらバチ当たるわ。使い道はぎょうさんあるで！

ぬか漬け: これぞ王道！きゅうりや大根、にんじんを漬けたら、絶品のお漬物になる。
お掃除: 油でギトギトのフライパンや食器を、ぬかを入れた袋でこすってみぃ。洗剤いらんくらい、キュッキュッてなるで。シンク磨きにも最高や。
家庭菜園の肥料: 畑やプランターに混ぜたら、土がふかふかになって、野菜が元気に育つんや。
お風呂に入れる: 木綿の袋にぬかを入れて、お風呂で揉んだら、お湯が柔らかぁなって、お肌がしっとりツルツルになる「ぬか風呂」の完成や。
ぬか袋でパック: うちの嫁はんは、ぬかを煎って袋に詰めたやつで顔をマッサージしとるわ。お肌がツルッツルになるらしいで。…まあ、これは自己責任で試してみてな（笑）。知らんけど。

どや？ぬかって、すごいやろ？これからは、宝の山やと思って、大事に持って帰ってきいや。