元気な1年を過ごすためのカギ！梅雨の3大トラブルの改善法

今回は、梅雨の3大トラブル「梅雨痛」「梅雨うつ」「梅雨バテ」の対策についてご紹介します。

健康な一年を過ごすためのポイントです！梅雨の3大トラブルを改善する方法

ゲストの島崎和歌子さんは、雨の日に体が重く感じることがあるそうです。コカドケンタロウさんは、頭痛持ちで、梅雨の時期は痛かったが、調べて対処法を見つけたので楽になったとのこと。

今回の先生は、愛知医科大学の佐藤純先生です。日本で初めて気象による体調変化の外来を立ち上げた方です。梅雨の時期は、患者さんの数が1.5倍になる。天候が悪くなると痛みが出る人は日本に約1,000万人いるというが、他人には理解されにくいため、悩んでいる人が多いという。

梅雨時の3大トラブル改善法気圧対策で【梅雨痛】を予防する
味噌汁は、梅雨の3大トラブル（梅雨うつ）の改善に効果的です。
梅雨の3大トラブルを改善する方法！食事＆体操で【梅雨バテ】対策！
まとめ

梅雨時の3大トラブル改善法気圧対策で【梅雨痛】を予防する

梅雨痛とは、気圧の変化により体のさまざまな部分が痛くなる症状のことです。

気圧の変化が身体にどのような影響を与えるのか、実験が行われました。佐藤先生監修のもと、人工気圧室で晴れ、曇り、雨の日と同じ気圧の状態を作り出し、体の変化を調べました。晴天時の1009hPaから曇天時の989hPa、さらに雨天時の969hPaまで気圧を下げた。

実験に協力してくれた25歳の男性は、交感神経の数値が波打つように激しく反応した。コカドの交感神経も激しく動いた。コカドのように、雨が降ったときだけでなく、晴天に戻ったときにも交感神経が激しく反応し、自律神経が乱れて痛みが出る人もいます。

38歳の女性は交感神経ではなく、副交感神経で激しく反応した。このタイプの人は、眠くなったり、だるくなったりする。気圧が変わると、視覚と連動して体のバランスをとる内耳が反応するが、気圧の変化は目に見えないため、脳が混乱して自律神経に影響を及ぼし、さまざまな痛みが生じる。

内耳に弱い電気刺激を与えたところ、0.2mAで反応した。

内耳が敏感な人は、親が敏感だと子供も敏感になる傾向がある。子どもは片頭痛や乗り物酔いをしやすい。それを防ぐには、内耳の血行を良くすることが必要です。

効果的な方法は「くるくる耳マッサージ」です。内耳の血流やリンパの流れを良くするのに有効です。

耳を軽くつまんで上下左右に5秒間引っ張り、耳を外側に引っ張りながらゆっくり5回回す。次に、耳を折りたたむように閉じて5秒キープし、両手のひらで両耳を覆い、後ろ向きに5回回します。1日3回、朝昼晩に行うと効果的です。さらに、温かいタオルを1分ほど当てて耳を温めるのもおすすめです。

味噌汁は、梅雨の3大トラブル（梅雨うつ）の改善に効果的です。

梅雨の3大トラブルの2つ目は「梅雨うつ」です。原因は日照時間の少なさです。一定時間光を浴びると、体内ではセロトニンが生成されます。セロトニンは体を活性化させるホルモンで、記憶力や活動性を高める効果があります。セロトニンが減少すると、メラトニンも減少し、寝不足やうつ状態になります。これを防ぐには、朝15分程度、光を浴びることです。太陽光は強いので、雨の中でもセロトニンは生成されます。

食事でセロトニンを増やす方法は、「トリプトファンをたくさん食べる」ことです！

トリプトファンは、大豆に多く含まれています。かぼちゃも野菜の中ではトリプトファンが多く含まれています。さらに、ビタミンB6も多く含まれています。ビタミンB6は、トリプトファンからセロトニンを作るのに必要です。ほうれん草もトリプトファンを多く含み、セロトニンを作るのに必要な鉄分も豊富に含まれています。

トリプトファンを多く含む食品はマグロです。鉄分やビタミンB6も豊富な最高の食材です。カボチャをツナ缶の油だけで炒める。全体に油が回ったら水を加えて沸騰させ、カボチャを3分ほど煮る。茹でたほうれん草とツナを加え、最後に味噌を溶かせば「カボチャとほうれん草とツナのお味噌汁」の完成です。