和歌山の4頭のパンダが中国へ返還 涙のお別れと最後の週末

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みなさん、おばちゃんがお送りする今日のお話は、もう涙なしには語れへん、和歌山のパンダちゃんたちのお別れの話やで〜。

あの可愛い4頭のパンダちゃんたちが中国に帰ってしまうって!

みんなもご存知の和歌山県白浜町にある「アドベンチャーワールド」。あそこのパンダちゃんたちが、ついに中国に帰ってしまうことになったんやて。それも4頭も一気に!もう聞いただけで胸がキュンキュンしてしもうて。

帰ってしまうのは、24歳になるお母さんパンダの「良浜(ラウヒン)」ちゃんと、その娘3頭。8歳の「結浜(ユイヒン)」ちゃん、6歳の「彩浜(サイヒン)」ちゃん、4歳の「楓浜(フウヒン)」ちゃん。もう名前を聞いただけで、あの可愛い顔が浮かんでくるわ〜。

良浜ちゃんはな、2000年に日本で生まれた子で、なんとアドベンチャーワールドで一番たくさんの赤ちゃんを産んだ「日本のパンダのお母さん」やねん。24歳って、人間で言うたら結構なお年やで。でも、まだまだ元気いっぱいで、毎日竹をむしゃむしゃ食べて、ゴロゴロしてるのを見てると、こっちまで癒されるんよね。

その子どもたちも、みんな日本で生まれて日本で育った、言うたら「関西弁喋れるパンダ」みたいなもんやで(笑)。でも、お別れの時が来てしもうた。これで和歌山のパンダが一気に居なくなってしまうんやから、ほんまに寂しいわ。

なんで帰らなあかんの?パンダ返還の複雑な事情

「なんで帰らなあかんの?」って思う人も多いやろうけど、実はパンダちゃんたちって、中国の「国の宝物」なんやて。世界中の動物園にいるパンダは、基本的には中国から「貸してもらってる」状態なんよ。

和歌山のパンダちゃんたちも、「繁殖研究協定」っていう、ちょっと難しい契約に基づいて日本にいてくれてたんや。要するに、「パンダの赤ちゃんをたくさん産んでもらって、パンダの数を増やしましょう」っていう国際的なプロジェクトの一環やねん。

今回帰ることになった4頭は、みんな日本で生まれた子やけど、ある程度大きくなったら中国に戻して、四川省にある「中国ジャイアントパンダ保護研究センター」っていうところで、新しい繁殖のお仕事をしてもらうことになってるんやて。

良浜ちゃんなんかは、もうベテランのお母さんやから、中国でも「この子の遺伝子は優秀やで〜」って期待されてるんよ。そりゃそうやろ、日本でこんなにたくさんの赤ちゃんを産んで育ててくれたんやから。

娘たちの結浜、彩浜、楓浜も、これから「次の世代のお母さん」になる年頃やから、中国で素敵なお相手を見つけて、また可愛い赤ちゃんを産んでくれるはずや。

パンダは絶滅危惧種やから、こうやって世界中で協力して数を増やしていかなあかんのよ。理屈ではわかるけど、やっぱり寂しいのは寂しいわ〜。

最後の週末、もう人、人、人の大行列!

2025年6月の最後の週末、アドベンチャーワールドはもう大変なことになってたで〜。朝から晩まで、全国からパンダファンが押し寄せて、まるでコンサートか何かみたいな人だかりやった。

開園前から数百人が並んでるって、どういうことよ!みんな必死に最後の思い出を作ろうとしてるのが、見てるだけで胸がジーンとしてくるわ。

特に良浜ちゃんの展示前は、もう涙、涙、涙。みんなハンカチ片手に、「ありがとう」「元気でね」って声をかけてるの。私も見てるだけでもらい泣きしてしもうて。

園内には「ありがとう良浜ファミリー」「いってらっしゃい」っていう横断幕がいっぱい。飼育員さんたちも特別メッセージを用意してくれてて、ファンが自由に書き込める寄せ書きコーナーもあったんやて。

小さい子どもから、私らみたいなおばちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんまで、みんなスマホ片手に写真撮ったり、動画撮ったり。「最後やから」って言うて、何時間でも見てる人もいてたみたい。

パンダグッズの売り場も大変やったで〜。記念グッズを買い求める人で長蛇の列。カフェでも「さよならメニュー」なんていう特別メニューが出てて、それも大人気。みんな「思い出の味」を求めてるんやね。

SNSでも「#良浜ありがとう」「#和歌山パンダ返還」っていうハッシュタグが話題になって、全国の人が参加してた。「最初で最後の会いに来ました」「涙が止まらない」って投稿が山ほど。

この週末は、ただの動物園のイベントやなくて、みんなにとって特別な「お別れの儀式」みたいなもんやったんやと思うわ。

ファンの声が心に響く〜みんなの思い出がいっぱい

パンダファンの皆さんの声を聞いてると、もうほんまに家族を送り出すような気持ちになってるのがよくわかる。

大阪から毎月通ってたという40代の女性の方は、「良浜はただの動物やない。人生の節目節目を一緒に歩んでくれた家族みたいな存在」って話してはった。手に持ってるアルバムには、10年以上前からの写真がびっしり。そんなん見せられたら、こっちまで泣いてしまうがな。

お母さんと娘さんで来てはった親子連れも、「彩浜が生まれたときからずっと見てきたから、まるで自分の子どもを送り出すような気持ち」って涙ぐんではった。

飼育員さんたちの最後のメッセージ放送では、スタッフさん自身も涙声で「皆さまの愛があったからこそ、ここまで成長できました」って話してて、園内みんなが泣いてた。その後、来園者全員で「ありがとう」の拍手が起きて、もう感動の嵐やったんやて。

YouTubeやSNSにも、「お別れ動画」や手紙、これまでの思い出をまとめた動画がいっぱいアップされてる。「離れてもずっと家族」「また会える日まで」って、みんな温かい言葉をかけてくれてる。

パンダちゃんたちも、きっとみんなの愛情を感じ取ってくれてると思うわ。動物って、人間の気持ちがわかるもんやから。

これからのアドベンチャーワールドはどうなるの?

4頭のパンダが帰ってしまうことで、和歌山で見られるパンダは居なくなってしまう。でも、これで終わりやないで〜。

アドベンチャーワールドは、これまでに17頭ものパンダの繁殖に成功してきた、日本でも有数のパンダ飼育のプロ中のプロなんや。中国からも「あそこに任せとけば安心」って信頼されてるからこそ、今回の返還も実現したんやと思う。

園としても、今回の返還を「終わり」やなくて「始まり」って位置づけてるんやて。飼育スタッフさんも「旅立ちは寂しいけど、これも命のリレーの一環。また新しい命や出会いがある」って前向きに話してくれてる。

残ってるパンダちゃんたちもいるし、中国との連携で新しい繁殖や飼育環境の充実も図っていく予定やそう。来園者との距離が近い展示方法や、教育プログラムも続けていくから、パンダを通じて命の大切さや自然保護について学ぶ機会もこれからもあるで。

新しい出会いと希望を胸に

今回の返還は、確かに寂しいけど、見方を変えれば希望でもあるんやない?日本で生まれ育ったパンダちゃんたちが、今度は中国で新しい家族を作って、また可愛い赤ちゃんを産んでくれるかもしれへん。

そうやって世界中でパンダの数が増えていって、いつか絶滅の心配をせんでもよくなる日が来るかもしれんのやから。

良浜ちゃんファミリーが中国に帰っても、みんなの心の中にはずっと生き続けるし、また新しいパンダちゃんたちとの出会いもあるはず。

私らも、これまでパンダちゃんたちからもらった癒しや感動を忘れずに、これからも動物たちを大切にしていかなあかんね。

最後に、良浜ちゃん、結浜ちゃん、彩浜ちゃん、楓浜ちゃん、長い間ありがとう。中国でも元気でね〜。また会える日を楽しみにしてるから!

そして、アドベンチャーワールドのスタッフの皆さん、これまでの愛情いっぱいの飼育をありがとう。これからもよろしくお願いします!

みんなも機会があったら、ぜひ和歌山のアドベンチャーワールドに行ってみてね。

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