夏の時期に増える顔や足に出るむくみ 意外な大病のサイン!危険の見分け方

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夏の時期に増える顔や足に出るむくみ。

東京血管外科クリニックの榊原氏によると、多くは生理的な物だが大病の可能性もあり、放置すると命に関わる可能性があるという。

今日は危険なむくみなどについて解説する。

日常生活に落とし穴? むくみのメカニズムと原因

危険なむくみについて石丸は「危険なむくみっていうのがあるんですね。

塩分の多いものを食べた時などにむくむ。」、

坂下は「全く同じ。むくみ外来を初めて聞いた。」などとコメントした。

ゲスト・高島は「待ち時間が長く、汗がかけない環境などでむくんでしまう。」などとコメントした。

むくみの原因について解説。

血液で運ばれる水分などで血管と細胞の間を常に行き来しているが、水分を摂りすぎると血管内の水分が増え細胞へ運ばれるリスクが増加。

水分が脂肪にまで蓄えられることでむくむ。

この時期は熱中症対策として水を摂る事が多いが、一度に多量に摂るとむくみやすいため、こまめに少量ずつ摂る事が重要だという。

こうした一時的な原因で起こるむくみは生理的なむくみ。

その他の原因としては塩分を摂りすぎることで体内の水分量が一時的に多くなってしまうことや、アルコールなどが挙げられる。

意外な大病のサイン!? 危険なむくみの見分け方

80代の杉原さんは今年に入り足にひどいむくみが出てきたという。

過去の血液検査の結果から高齢者に多くみられる腎臓の機能低下が原因だと判明した。

腎臓は体の余分な水分を尿として排出する機能があるが、機能が落ちると余分な水分を尿として排出できずに水分が身体に残りむくみが出てくるという。

杉原さんのむくみの原因は腎臓だけではなく3Lの水分を補給していたことも原因の一因となった。

むくみが長引く場合は血管外科や循環器内科などに相談すること。

意外な大病のサイン!? 方程式でわかる危険なむくみ

榊原医師によると危険なむくみをセルフチェックするには足のスネを親指で5秒位押し、離した後にすねの部分にへこみができるかチェックする。

数秒絶っても凹みが治らない場合は異常なむくみの可能性がある。

普段の生活で目安になるのが靴下の跡。足にくびれが現れるような跡の場合は注意が必要。

完全に脂肪が壊れている状態になっているとのこと。

目安になるむくみの方程式は「足のむくみ+黄疸=肝臓病」とのこと。

肝臓病では白目の部分や皮膚の色が黄色くなる黄疸症状が出るときには肝臓の機能低下の可能性があるとのこと。

さらに肝臓病が発生すると血管内に水分を保持するタンパク質が減少し血管外に漏れやすくなる。

水分がお腹にもたまり腹水症状が現れる場合がある。

さらに「足のむくみ+動悸=心臓病」も成り立つとのこと。

心臓病にかかると不整脈が発生しそれが動悸と感じられる。

血液が心臓に戻りにくい状態になり下半身に血液が溜まりむくみが発生する。

足にむくみとコブが生まれる 下肢静脈瘤の最新治療

むくみが現れる病気として日本人に約1000万人いると言われている下肢静脈瘤は静脈にある血液の逆流を防ぐための弁が壊れ、血液が逆流し足に血液が溜まりやすくなり血管がコブのような状態になるとのこと。

コブは見た目の変化だけではなく強いむくみやだるさ、血行不良から皮膚炎や潰瘍などの症状が現れる可能性がある。

しかし、下肢静脈瘤は最新の治療で綺麗になる。このあとは下肢静脈瘤の最新医療に迫る。

足にコブが生まれる下肢静脈瘤の治療には、最新のもので「血管内塞栓術」という治療法がある。

この日治療を受ける塚原さんの手術に密着。塚原さんはすねの部分にコブが出来ている。

今回治療するのは、膝上から足の付根付近までの血管約25cm。この部分にカテーテルを入れて治療する。

逆流を起こしている血管に医療用の接着剤を流し込んで外から圧迫すると血管が塞がり、血液の逆流がなくなるという。

この治療で塞ぐ血管は、表面にある静脈のごく一部なので、足にほとんど影響がないという。

治療時間はわずか20分。できた傷はカテーテルの穴だけなので、包帯を巻くだけで日帰りできてしまうという。

最新治療 血管内塞栓術 治療のメリットと条件

血管内塞栓術での治療が終わった後すぐに運動やシャワーで入浴も可能だという。

この手術を受けられる条件は、塞ぐ血管の直径が12mm以下であることと、接着剤へのアレルギーがないかの検査が必要だという。

日常生活に落とし穴? むくみの正しいセルフケア法

榊原先生が教えるむくみの正しいセルフケア法。

むくんだ足は、ケアをしないと改善しない状態が続き、足が太いままになる可能性がある。

着圧ソックスや弾性ストッキングを履くと、適度な圧力がかかり、足に水分が溜まるスペースが少なくなるため、むくみ予防につながるという。

また、ふくらはぎ用のサポーターでも同様の効果が得られるという。

ゴキブリ体操という手足を高くしてブラブラさせる体操でも、溜まっていた血液が重力で心臓に戻り、むくみ改善になるという。

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