2月3日は節分でしたよね。恵方巻とか一年中の健康を願って豆まきとかすると思うんですけれども、豆のまは、魔物ま。めは、滅ぼすの滅亡のめで、昔はまめと言ってて、つまり魔物をやっつける効果があるといわれたらしいんですね。それを聞いてから私、あの本腰を入れて子供の頃、本気でやってました。
あなたはどうでした?幼い頃、私は庭に向かって投げてました。肥料になるから。育ってきそうですね。藤林さんの実家はさ、やっぱりお庭が広くてね。畑もあってね。そんなことは無いです。野菜が勝手に生えてくるみたいな。全然ないです。野菜を育ててないんで。恵方巻を食べたり、イワシを食べたりね。ご家族の食卓で本当に幸せな毎日が参りますように。
今日紹介する野菜は大根です。
大根いいですね。やっぱりこの時期も食べたくなる大根ですが、以前もご紹介していまして。ベジータでは定番の野菜ですよ。原産地は?地中海沿岸などと言われています。で、日本には中国から伝わった。これがね、弥生時代と言われているんですね。大根には多くの品種があって、地方にも伝統野菜として根付いていたりするんですが、季節に合った品種が栽培されてますね。春大根、夏大根。そして3つ目は秋冬大根で秋冬大根がまさに今なんですけれども、特徴としては繊維がやわらかく煮崩れしにくい。例えばおでんとかふろふき大根とか田楽とか。全部煮てますね。そうです煮物に向いてる。はい、
そんな大根ですが、買うときの目利きポイントです。
白いところをイメージしていただくと、表面にひげ根が生えてると思います。このひげ根がまっすぐに縦一列に並んでいるものの、何故かと言いますと安定した良い環境で育った証拠。例えば逆に石とか硬い層があるとだいこんはそれを避けて通ろうとするので、捻じれて育ってきます。この捻じれが辛みに繋がるっていうことがわかってるんですね。ストレスが辛み。そうなんですよ。肥沃な土地ですっと育った大根は甘くてみずみずしくて味が安定しているということですね。
そして2つ目、肌が白くて張りと光沢があるもの。光沢?日がたってくるとくすんでくるんですよ。光加減がなくなってきます。これも結構見ていただくと分かるので、スーパーでもハリと光沢を 感じるものを選んでください。人の肌みたいな感じですね。鮮度っていうのは結構人間の肌と似たようなものがあるなと思いました。ハリがあって、潤いがあるものってのは新鮮ですよね。
そして3つ目、葉の切り口。これをチェックしてください。日がたってくると、その切り口のところもちょっと茶色くなってきたり、パサパサしてきたりっていうのをするので、意外とそこ見ないと思うんですが、チェックしていただくといいと思います。
まとめます。
表面のひげ根がまっすぐに縦一列に並んでいるもの、そして肌が白くて張りと光沢を感じるもの。そして葉の切り口もチェックしていただいて、これもみずみずしいもの。これを選んでください。
さあ、保存法です。
買ってきたらすぐやってもらいたいことがありまして。もし葉がついたりすると、葉と根を切り分けるっていうのが大事です。葉をそのまま置いておくとですね、栄養が葉に送り続けられるんですね。同時に葉から水分がどんどんどんどん蒸発していってしまいます。全体的に水分潤いがなくなっていってしまう。鮮度、潤いを保つために大事なことなんですね。まずこれをねやっていただきたいです。さあ、そして根と葉に分けました。
じゃあ根の部分をどうやって保存していくかなんですが、丸ごとの場合は湿気から守るために。新聞紙を巻いてください。そして冷暗所に立てて保存してあげるっていうのが大事です。使いかけの場合もありますよね。その場合は、切り口を湿らせたキッチンペーパーでくるんでください。そしてですね、さらにラップに包んで冷蔵庫に入れてあげる。これが大事です。葉の部分はどうするかっていうと、できればすぐに食べてほしいです。ちょっとね、難しいわっていう場合は、ビニール袋に入れて冷蔵庫に入れていただくと2、3日は持ちます。ですね。やっぱりね、鮮度がいい時の方がおいしいかなというふうに思います。
そんな大根は冷凍でもできるんですね。
はい、冷凍保存方法は、3つに分けてできます。まず一つ目は薄い銀杏切り冷凍です。2つ目は厚めのいちょう切り冷凍です。3つ目は大根おろし冷凍。この三つが考えられるんですが。一つ目からお話していきますね。薄いいちょう切りにします。もうだいたい1,2mmでいいと思います。塩もみをしていただきたいです。もう簡単でいいですね。そしたらね汁が出てきます。で、この汁ごと冷凍保存。汁が出てきたら、それを捨ててしまうと栄養も流れてしまうことになるし。旨味もそこに溶け出してるので、保存袋に入れるときは汁ごとと覚えてください。食べるときはどうするかっていうと、流水解凍で一気に解凍されていきます。それで食べていただくと大根の漬物。これがね、完成してる状態なんですよ。ぜひね、これやってください。
そして保存方法の2つ目です。厚めのいちょう切り冷凍です。これね、煮物とかで使う時に2.5cmぐらいかな厚さに切っておくと、筑前煮とか炒め物とかに使いやすいんですね。もう切ってそのまま保存袋に入れて、空気を抜いて冷凍する。食べる時は、もうそのまま解凍せずにもう鍋とかに入れて加熱していく簡単なシンプルなやり方です。
そして3つ目、大根おろし冷凍、一本買ってきて、これをね時間のある時にやっとくんですよ。はい、これ。ぜひ皆さんにおすすめです。何かというと、大根おろしをおろします。汁もそのまま保存袋に入れて空気を抜いて封をするんですが、ここでポイントは平らにしてあげるって言うことなんですよ。平らにすれば解凍も早いし、使いたい分だけポキッと折ることができます。チョコレートの板チョコのようにねポキッと折れるんですよ。だいたいもう今日2人分やった、これだけかなって感じで解凍してあげる。すぐ食べたいときは折った分を耐熱器に入れて20,30秒解凍する。電子レンジでチンするだけですぐに食べることができます。これ全部冷凍の方法を教えていただきましたが、
皮は全部むくんですか?
皮に辛味があるのむかなくても意外と好きだったりするんですが、お子さんがいらっしゃる家庭はちょっと皮むいた方が食べやすいかもしれませんね。お好みでやっていただくといいかと思います。栄養的には、もう皮に栄養があるんですね。やっぱり。そうなんですと言っても、やっぱ辛みとか皮の方が堅くなりがちなので、煮物にするとか問題ないんですけれども。食感が気になるわっていう方はむいてもらってもいいかもしれません。以上、大根の目利きポイントと保存法でした。