肥満解消がうまくいかないのは家が太っているから? 簡単！家やせダイエット

現代社会では肥満が万病の元といわれ、さまざまな生活習慣病のリスクを高めていると医学博士の片山さんは言う。栄養士の森さんは、ダイエットがうまくいかないのは家が太っているからだという。そこで、太った家を細くする「家やせダイエット」を解説してくれる。

「太っているのは家のせい?簡単！家やせダイエット」。

島崎は以前、炭水化物を抜いたダイエットを1ヶ月間試したことがあるが、頭がボーッとしたそうだ。また、年齢を重ねるにつれ、食事の量を変えても変わらないという。

肥満に悩む約4,500人の家を調査した！典型的なデブ家を再現： 太った家

管理栄養士の森さんは、肥満に悩む約4500人に栄養指導をしてきたスペシャリスト。その結果、太ってしまう人の家には共通点があることを発見したという。今回、森さん監修のもと、典型的な太る家を再現。家の中で最も太りやすいポイントがあった4カ所をチェックする。今回は元気チャレンジャーの佐々木さんも同行。これまでさまざまなダイエットに挑戦してきたが、ことごとく失敗してきたという。

肥満に悩む約4500人の家庭を調査した！玄関に潜むデブの原因「運動靴がない」

まずは、太りやすい家の玄関をチェックしてみよう。まず最初の太りやすいポイントは「玄関に運動靴がない」こと。太っている人の家の玄関には運動靴がなかったり、靴箱にしまってあったりするケースが多いという。スリムな家にするためには、玄関に運動靴を置き、いつでも運動できる状態にしておくことが大切だ。

肥満に悩む約4500人の家庭を調査した！玄関に潜む太るポイント 散らかった部屋

玄関にはもうひとつ太るポイントがある。2つ目は、散らかった家だ。肥満治療の専門家である

片山医師によると、散らかった環境で生活していると、ストレスホルモンがたくさん出てくるという。例えばコルチゾールは血糖値を上げ、脂質代謝に悪影響を及ぼす。

肥満に悩む約4500人の家庭を調査した！玄関に潜むデブの原因 姿見がない

森氏は「姿見の鏡がない」と指摘する。家をスリムにするコツは、いつも人が通る玄関に姿勢鏡を置くこと。毎日自分の姿を見ることで、脳にダイエットの必要性を思い出させることができる。

医師が解説する！太る家に潜むニセの食欲とは？リビングに潜む太る原因： 手の届くところにあるお菓子

リビングには3つの太りやすいポイントがあります： まず、手の届くところにお菓子があること。これは医学的に重要である。

リビングルームには3つの太りやすいポイントがある。3つ目は、手の届くところにお菓子があること。これは医学的にも重要な要素である。食べ物が目につくところに置かれていると、摂食中枢が刺激され、偽の食欲を誘発して食べてしまうことが多い。従って、お菓子は見えないように隠すことが重要である。

典型的な太りやすいリビングの実態 動かない配置 床生活

太りやすいリビングルームのポイントは配置。手の届く範囲に充電器や雑誌などを置くと動かなくなり、運動量が激減して太りやすくなる。また、座面の低いソファや床に座る生活は、立ち上がることを困難にする。佐々木さん宅のリビングは、ソファの代わりに布団を敷いた典型的な太りやすいリビングで、ほとんど動かなくても生活できるという。ソファまわりをできるだけすっきりさせ、座面を高くすれば、3つの太りやすいポイントを一気に解消できる。

食卓に置くだけで太りやすい家を改善！ブルーのランチョンマットを使えば、簡単にやせる家に

太りやすい家を簡単にやせやすい家に改善する方法とは？それは青いランチョンマットです。青は食欲を抑える色と言われている。実際、青の濃度が高いほど食欲が抑えられるという研究結果もある。これまでの太りやすいポイントをすべてクリアした女性は、「新婚の頃の痩せていた頃を思い出して頑張ります！私は「新婚の頃、痩せていた頃を思い出して頑張ります」と言った。

太っているのは家のせいだ！簡単！家やせダイエット

食事を抜いたり、無理なダイエットをしたりすると、健康維持に大切な栄養素が不足し、体にさまざまな悪影響を及ぼします。また、中高年は基礎疾患を抱えている人が多いため、無理なダイエットは病気を悪化させ、動脈硬化など寿命を縮める病気が進行するケースもあります。

太っているのは家のせい！美しいのはなぜ？家

実際に元気チャレンジャーたちのお宅を訪問した。協力してくれたのは、163センチ、70キロの肥満体型で、コレステロール値も高い松谷さん（60歳）。松谷さんの家は隠れ肥満の家だという。

太っているのは家のせい？美しいが、なぜか隠れ肥満の家

痩せられないという松谷さんの家を訪ねた。森さんは、彼女の家が隠れ肥満の家であることを指摘した。さっそく棚を開け始める森さん。森さんが棚を開け始めると、そこにはたくさんのお菓子が並んでいた。脂っこいものは摂食中枢を刺激するので、ダイエット中は控えたほうがいいそうだ。

さらに森氏は皿に目をつけた。大皿では食べた量がわかりにくいので、小皿を用意したほうが1人前の量が把握できる。そして、約4,500人の調査対象者のうち、最も問題のある場所は冷蔵庫だった。

やせた家に大変身！冷凍庫の中身を見える化。

冷蔵庫は意外とスッキリ。一方、冷凍庫はモノでいっぱいだった。太った家にするコツは、フラットにすること。冷凍庫に何が入っているか把握しにくいため、無駄な買い物が増え、食べ過ぎにつながる恐れがある。そこで、冷凍庫の中身を全部出してみることにした。出てきたのは全部で40品目以上。スナック菓子、アイスクリーム、主食、野菜など、カテゴリー別に分類し始めた。一目でわかるように縦に並べた。ポイントは「見える化」だ。縦に並べることで、ストックの量がわかりやすくなり、食べた量も把握しやすくなる。また、分類された商品もブロックごとにまとめられている。森さんは「自分がどれだけ食べているのか、見える化したほうが実感できる」と指摘する。

急激なダイエットの弊害 痩せにくくなる危険なダイエット法

松谷さんは2年間で48kgの減量に成功し、現在は70kgまでリバウンドした。医師は、体重が激減すると「一度はダイエットに成功した」というが、それは成功ではない。体脂肪は非常に重要で、飢餓時のエネルギー供給や内臓の位置を正常に保つなど、重要な働きをしている。

だからこそ、体脂肪は最後まで燃えにくい。短期間で過度なダイエットをすると、本来落としたかった脂肪だけでなく、骨や筋肉まで落ちてしまいます。リバウンドすると、体重は元の体重と同じでも、体脂肪率は以前より高くなる。つまり、リバウンドを繰り返すと痩せにくい体質になってしまうのだ。医師は、体重計の針に惑わされて無理をしても、行動や生活習慣が変われば落ちていくのが正しいダイエット方法だと指摘する。