徐々に視野が欠けていく病気 緑内障▼症状&原因を徹底調査

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緑内障  推定約500万人。40代以上は20人に1人。70代以上では10人に1人が発症しているという。

さらに視野が欠けるのに自覚症状なし!?失明にもつながる緑内障

今日のテーマは「緑内障の早期発見法」。

緑内障とは目の神経に障害が起こり、視野が徐々に欠けていく病気で、失われた視野は二度と戻らず、

最悪の場合失明するとも言われているが、後期になるまで視野が欠けていることに気づかない場合が多いという。

 

視野が欠けるのに自覚症状なし!?失明にもつながる緑内障/視野が欠ける緑内障 目の病気と白内障との違いは?/緑内障はどんな人がなりやすい?

目の水晶体が白濁して見えなくなる白内障は手術で治るというが、目の神経に障害が起こって視野が欠けていく緑内障では、一度失った視野は戻らず最悪の場合失明の可能性もあるという。

緑内障になりやすい人の特徴としては、加齢、強い近視、遺伝などの要素が上げられた。

視野が欠けるのに自覚症状なし!?失明にもつながる緑内障

緑内障による影響を疑似体験。視野が欠けると、横から来た歩行者の存在や足元の障害物が全く見えず、ただまっすぐ歩くだけでも命の危険を感じるほどの行為になってしまうことが分かった。

緑内障の仕組みについて。

緑内障は目の神経がダメージを受けて見える機能が落ちてしまう病気。

原因としては年齢という要素もあるが、眼圧と呼ばれる目の硬さも重要になってくるという。

眼圧とは眼球内の圧力のことで、眼球の中は房水という液体で満たされており、この房水が循環しながら栄養や酸素を運んで、線維柱帯を通って排出されることで眼圧が調整されている。

ところが線維柱帯が何らかの影響で目詰まりを起こすと、房水が眼球内に留まり眼圧が上昇して視神経を圧迫し、視野の欠けにつながるという。

緑内障は自覚症状がほとんどない病気。

その理由の1つに「盲点」と呼ばれるものがある。

盲点は人体の構造上誰の目にもあり、視神経の入り口に網膜が存在しないので、その部分に当たる光や色は感じ取ることができないという。

普段盲点を意識ぜず暮らせているのは両目でものを見ているからであり、これは緑内障でも同じで、片方の目に視野の欠けがあっても、もう片方の目と脳で視覚情報を補うので、視野の欠けに気づけないという。

このことから緑内障は約8割の人が気づいていない病気だという。

 

視野が欠けるのになぜ気づかない?緑内障の落とし穴 2 緩やかに進行

緑内障が気づきにくい原因として、ゆっくり進行していくという特徴があげられる。

人間はゆっくりとした変化には気づきにくいため、知らない内に進行していたというケースが起こりやすいという。

緑内障は定期的にチェックを受けておけば、検査で変化を検出することができるので、40歳を超えたら1回は検査を受けたほうが良いとのこと。

緑内障の検査では眼圧検査が行われ、10〜20mmHgの間であれば正常だという。

 

40歳を過ぎたら緑内障検査/失明にもつながる緑内障

緑内障は眼圧が正常な場合でも起こることがあり、実際緑内障患者の7割は「正常眼圧緑内障」といって、眼圧は正常な場合が多いという。

これは視神経の強さに個人差があることが起因しているという。

緑内障は自覚症状がないため、自覚症状がない段階で、治療を受けて進行を止めることができれば、実生活には何の問題もないという。

また緑内障を調べるには眼圧検査の他にも眼底検査や視野検査などがあるという。

 

進行を止めることが大切!緑内障の治療法は?

緑内障にかかった場合、進行しないように毎日の目薬で食い止めるという。

目薬をさす際にも落とし穴があるということで金子さんが目薬をさしたが、間違いがたくさんあったなどと先生は語った。

 

進行を止めることが大切!緑内障治療 目薬のさし方

金子さんが目薬をさしたが、沢山間違えているところがあると平松先生は伝えた。

目薬をした後パチパチするのは間違いで、目薬をした後にまばたきをすると涙が分泌され、目薬の成分が薄まり効果が減少するという。

平松先生がおすすめする目薬のさし方げんこつ法の紹介。

片手をげんこつにしたまま、人差し指で目の下の部分を下げる。

その後、顔を上に向けげんこつの上に目薬を持った手を置き固定してさす。

さした後は目薬が鼻に流れないよう目頭を押さえて1分ほど目をつぶる。

緑内障を止めるもう一つの方法は手術であり、中でも目のダメージが少ない手術法が注目されている。

古屋さんは点眼薬で眼圧が下がらないことから先生のすすめで手術 トラベクトームを受けた。

 

進行を止めることが大切!緑内障手術「トラベクトーム」

古屋さんは緑内障手術 トラベクトームを受けた。

また、白内障もあったため、白内障手術とトラベクトーム手術の両方で片目30分程度で終わったという。

緑内障手術では房水を排出する線維柱帯が根詰まりを起こしていたため焼いて除去し、房水の流れが良くなり眼圧が下がる。

白内障の手術では厚くなった水晶体を取り除き、薄い人工の眼内レンズを入れることで眼球内スペースを平げ、房水の流れを良くする。

眼圧の正常値は10〜20mmHgだが、古屋さんの眼圧は手術前で16〜18mmHgであった。手術後は11〜13mmHgに下がった。

古屋さんは現在も点眼治療を続けている。

視野を失わないためにも定期的な検査を受けることが推奨された。

 

視野が欠けるのに自覚症状なし!?失明にもつながる緑内障

平松先生は眼圧の上昇を止めるのに目薬は非常に良い方法だが、途中で止めてしまう人が問題などと語った。

緑内障の治療は目薬をさしても効果を感じられないため、途中で止めて症状が悪化してしまう人が多いという。

目薬を忘れないためには食後や歯磨き後など毎日行うことが重要。

平松先生は緑内障患者は多く、早めに見つかれば失明する人は多くないため、定期的に検査を受けてほしいなどと語った。

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