新米のピンチを救え!高温・カメムシ・ナガエツルノゲイトウ対策の最前線

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今日も元気にしてはる?ウチ、大阪のおばちゃんやで!って、そんな大層なもんちゃうねん 普通のどこにでもいるおばちゃんやけど(笑)。

さて、秋といえば新米!炊きたてのご飯のええ匂い、想像するだけでお腹がグーって鳴るわ〜。

でも、去年のお米、なんや知らんけどちょっと不作やってんて。

スーパーのお米売り場で「あれ?いつもよりちょっと高い?」って思った人もおるんちゃう?実はな、あれにはいろいろ理由があるんやで。

今回は、おばちゃん目線で、なんで去年のお米が大変やったんか、そしてこれからの新米は大丈夫なんか、わかりやすくおしゃべりするで!あんたも最後まで付き合ってな!

なんや今年の夏、おかしない?〜高温でへこたれるお米〜

あんたも覚えてるやろ?去年の夏、めっちゃ暑かったやんか。クーラーなしでは生きていけへんかったわ。お茶碗持って、部屋から一歩も出られへんかった人もおるんちゃう?

実は、お米もあんたと同じで、あの猛暑にはまいったんやて。

稲っていうのは、穂が出てから実が太っていく時期(登熟期って言うらしいわ)に、あんまり暑すぎるとバテてまうんや。人間と同じで、暑いと食欲もなくなって、ちゃんと栄養が取れへんようになるんやな。

ほんで、どうなるかっていうと、お米の粒がちゃんと太らずに、白っぽくなったり、一部が透き通らんかったりするんやて。これを**「高温障害」**って言うんやけど、見た目がちょっと残念になるだけやないんやで。

品質検査で「このお米は、ちょっと残念やな」って言われたら、せっかく一生懸命育ててくれた農家さんの収入も減ってしまう。ほんま、泣けてくるわ。

でもな、農家さんもただ見とるだけやないんやで!「なんとかせなあかん!」って、いろいろ工夫してはるんや。

例えば、「にじのきらめき」とか「新之助」みたいに、暑さに強いお米の品種に切り替えたり、夜のうちに冷たい水を田んぼに流して、お米をクールダウンさせたり。まるで、夜に扇風機を回して寝る、ウチらと一緒やな(笑)。

農家さんの知恵と努力のおかげで、少しずつやけど、この高温障害に負けへんお米づくりが進んでるんやで。

水がない!お米の悲鳴〜干からびる田んぼ〜

「喉がカラカラや〜」って時、あんたもとりあえずお茶でも水でも飲むやろ?お米も同じで、水がないと生きていけへんねん。

去年の夏は、地域によっては雨が全然降らへんかったとこもあって、田んぼが干からびそうになったんやて。水をあげられへんと、お米はちゃんと育たへんから、粒が小さくなって、収穫量も減ってしまう。

水不足っていうのは、ただ収穫量が減るだけやないんや。水が足りないと、雑草も生えやすくなるし、後で話すカメムシみたいな変な虫も増えやすくなるんやて。ほんま、泣きっ面に蜂やで!

でも、ここでも農家さんは諦めへんかったんや。

水をちょっとずつ、こまめにやる**「間断かんがい」とか、夜にだけ水を引く「夜間入水」**とか、まるで水道代をケチるウチらみたいに(笑)、賢く水を使う工夫をしてるんや。

さらに、水が少なくて済むような新しい栽培方法を試したり、地域のみんなで「水を分け合おうな!」って協力したり。お米は、みんなで育てるもんやなあって、改めて思うわ。

小さな強敵!カメムシ軍団、現る!〜斑点米の恐怖〜

あんたも、お米を研いでるときに「あれ?なんか黒い点がある?」って思ったことない?あれ、実はカメムシの仕業かもしれへんねん。

カメムシっていうのは、お米の穂が出てきたときに、こっそりやってきて、まだ柔らかいお米の汁をチューって吸うねん。まるで、ジュースを飲むみたいに。

ほんで、その吸われた跡が黒い点になって残ってしまう。これが**「斑点米」**や。

食べても別にまずいわけやないんやけど、見た目が悪いから、品質としては低くなってまうんや。せっかくピカピカに育てたお米に、こんな小さな虫にやられるなんて、農家さんからしたら「こんちくしょう!」って感じやろな。

でも、このカメムシ、どうしたらええんやろう?

一番の対策はな、田んぼの周りの草をちゃんと刈っとくことやねんて。カメムシは、草の中で暮らしてて、お米ができた!ってなったら、一斉に田んぼに飛んでくるらしいわ。だから、草をきれいにしとけば、カメムシも減るんや。

あとは、お薬をまくタイミングも大事やで。出穂期(お米の穂が出る時期)の前後にピンポイントでまくと、効果が上がるんやて。

「ちっちゃいからってなめとったらいかん!」ってことやな。

謎の刺客!ナガエツルノゲイトウ、おそるべし!

「カメムシだけでも大変やのに、なんやそれ?」って思った人、多いんちゃうか?

ナガエツルノゲイトウ、舌を噛みそうになる名前やけど、これは南米から来た、とんでもない雑草やねん。

こいつがまた、とんでもなくしぶとい!ちょっとでも根っこや茎が残ってたら、そこからまた生えてくるんやて。まるでゴキブリみたいやな(ごめんやで、ゴキブリ嫌いな人)。

この雑草が田んぼに生えたら、お米の栄養を吸い取って、ぐんぐん増えていく。気づいたら、田んぼがこの雑草だらけになって、お米が全然育たへんようになるんや。

怖い話やけど、これはほんまの話。環境省も「特定外来生物」って言って、要注意や!って言ってるくらいやから、相当やばいんやで。

でも、このナガエツルノゲイトウにも勝つ方法はあんねん!

それはな、見つけたらすぐに、根っこごと全部引っこ抜くこと!そして、それを乾燥させて、燃えるゴミに出すか、自治体のルールに従って捨てることや。中途半端に切ったりしたら、そこからまた生えてくるから、絶対にアカンで!

「面倒くさいな〜」って思うかもしれんけど、農家さんみんなで協力して、用水路とかもきれいにしとかんと、あっという間に広がってしまうんや。ほんまに、チームプレイが大事なんやな。

これからの新米は大丈夫?未来を考える

去年のお米がなんで大変やったか、わかってもらえたかな?

高温に水不足、カメムシに謎の雑草。ほんまに、農家さんは大変な戦いをしいはったんやなあ。

でも、希望がないわけやないんやで。

農家さんたちは、新しい品種のお米を育てたり、賢い水の使い方をしたり、虫や雑草の対策も進めたりしてる。

これは、農家さんだけの問題やない。みんなが安心して美味しいお米を食べられるように、研究者や国も、いろんな知恵を出して頑張ってはるんや。

「食」っていうのは、ウチらの生活に一番大事なことやんか。

農家さんの努力、新しい技術、そして、美味しいお米をみんなで応援する気持ち。

この3つが合わさって、これからもずっと、ピカピカで美味しい新米を、ウチらの食卓に届けてくれるんやと思うで。

なっ、あんたも「へぇ〜、そうやったんか!」って、ちょっと賢くなった気分になったやろ?

今度、ご飯を食べるときは、この話を思い出して、農家さんに「ありがとう!」って心の中で言ってみてな。

きっと、いつものご飯が、もっともっと美味しくなるはずやで!

ほな、またね!

 

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