春キャベツの目利きポイントと保存法

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今日ご紹介する野菜は、春キャベツです。この時期、定番の野菜ですよね。 

このキャベツですが、原産地は

大西洋沿岸、そして地中海沿岸、ヨーロッパというに言われています。日本には江戸時代に伝来したという風に言われてるんですね。実はキャベツ、面白いのが、季節によって味とか性質が変わってくるというところです。

大きく分けて3つ。まず1つは今日紹介する春キャベツ、そして2つ目は夏キャベツ、そして3つ目は秋冬キャベツと言われるもんですね。 

この春キャベツの特徴といえば、

秋に種まきをして春に収穫するもの。だから、巻が緩くて、どっちかいうと内側まで黄緑色をしている、そんなものです。 

夏キャベツ、

7月から8月の夏の暑い時期に収穫されるキャベツなんですが、長野とか群馬とかの高原キャベツ、これが有名ですよね。

そして、冬キャベツなんですが、

これはもう扁平の形をしてて、 巻きがしっかりしてる、ぎゅっと詰まってる。持ったら重い。これほどいいよって いうものが冬キャベツになってきます。じゃあ、今日の春キャベツの特徴。改めてご紹介すると、巻が緩いこと、葉が柔らかいこと、そして軽いこと。

ほんのり甘い。 みずみずしいので、生食に適している。もうこれが特徴になってきますね。じゃあ、

目利きポイントにいきたいと思います。 

まず1つ目。葉がしなやかで、うん、鮮やかな色をしているもの。緑色ですね。

内側は黄緑色をしているもの。これもね、選んでいただくと美味しいです。 

そして、葉の巻は柔らかでゆるいもの。どっちか言うと、さっき言いました冬のキャベツと全く違って、 冬のキャベツはぎゅっと閉まってしまっているほど味が凝縮されているっていうところあったんですが、どっちかいうと、春キャベツはエアリーで柔らかな感じほど、すごくこう、食感もみずみさもいいということです。

そしてね、切り口の芯の部分を見ていただきます。そこが白い。そして、大体大きさで言うと500円玉ぐらい。 

500円玉より小さすぎると成長が遅い。500円玉よりも大きすぎると成長しすぎていて、ちょっと苦みが出てくる ということなんですよね。なので、大体ですよ、500円玉でっていうのを選んでいただくといいかもしれません。

まとめると、歯がしなやかで鮮やかな色をしている。葉の巻が緩やかなもの。そして切り口が白くて500円玉ぐらいのもの。これを選んでいただくとバッチリです。 

では、買ってきた春キャベツ保存法なんですが、

春って日によっては真夏日っていう ぐらいね。室温が上がったりもしますよね。なので痛みやすい。これを大前提に覚えておいてください。じゃあどうしたらいいのかっていうことなんですけれども、保存するときのポイントが2つあります。まず1つ目は、

芯とりをしましょうっていうこと。 そして2つ目は、芯を下にして保存をするということです。1つ目の芯とりなんですけれども、 キャベツの芯、昨年もお伝えしたから覚えてるかもしれませんが、これね、成長点と言われるものなんですよね。

そこに栄養がいくので、キャベツの芯を置いておくと、どんどん、どんどん栄養がそこに行ってしまう。なので、外の葉の栄養がどんどんなくなっていって、劣化が進んでいくんですね。 

ですので、

芯とりと言って、その芯を取り除いてあげる、 これが重要になってきます。

じゃあ、どうやったらいいのかなということなんですけれども、周りをね、包丁なので、とっていただくのもいいですし、3本の爪楊枝、これでね、さしてあげるっていうのでも、かなり成長点を壊すということができるということが分かってます。三角形描くようにね、刺していただくと、これだけで変わってきますので、ぜひお願いします。 

芯を取った場合なんですが、そのまま置いておくんじゃなくて、濡れティッシュなどを芯の穴に詰める感じです。 

そうするだけで、水分がそこからね、いくので、みずみずしさを保つことができます。

そのね、水分も3、4日すると乾燥してしまうので、 できましたら、その水分を含ませて、もう1回詰めてあげる。そういう感じでやっていただくと、そうですね、1週間ぐらいは、おいしくいただくことができますよってことですね。

そして、芯を下にして保存っていうところなんですが、

実はキャベツは葉の上下関係がしっかりとあるので、横向きに例えば置いてしまうと、起きようとして無駄なエネルギーを使って劣化が進んでしまいます。よく育ってる状態に 置いてあげましょう。そしていただくとね、キャベツも心地よく長持ちすることができるということですね。この2点、芯とりと芯を下にして保存してあげる。これをね、覚えておいていただくとバッチリです。 

あと、使いかけたキャベツってやっぱいきなり丸ごと1玉って使わないので、

その場合はラップに包んで冷蔵庫の野菜室に入れてください。この時なんですが、キャベツって切った断面から劣化していきます。 

なので、できれば断面がないほうがいいんですよね。 じゃあどうしたらいいかというと、

外側から使いたい部分だけ1枚2枚とって、

だんだん、だんだん大きいキャベツがちっちゃくなっていくような感じで

保存していくと断面がないので、そういう意味で言うと、切るよりは 1枚ずつ今日3枚使おうとかくるわけですね。めくるわけですね。これもちょっとしたことなんですが、すごく重要なので頭の片隅に置いておいてください。 

そんなキャベツですが、冷凍保存も可能なんですね。

キャベツは生のまま冷凍保存が可能なんです。大体4センチ角ほどに切って、保存袋に 入れて、空気を抜いて冷凍していただく。これが基本なんですけれども、とはいえ、ご自身がこんなレシピで細切りにしますとか、いや、くし切りが使いやすい、ザク切りを使いやすいですっていう方は、もうその状態で切っていただいて、保存袋に入れて空気を抜いて入れていただく。

洗わない方がいいんですか。

もう洗わなくて大丈夫です。食べる時なんですが、これね、生のままじゃ自然回凍しちゃおうってなるとNGなんですよ。 

やや自然解凍すると食感が劣ってしまうんですね。 

ですので、そのまま加熱調理がオススメです。例えば、スープにしたりとか、

炒め物にしたりとか、もうそのまま冷凍庫から持ってきたもんポンと放り込んでいただくとバッチリですのでね。いろんな方法でお試しください。以上、春キャベツの目利きポイントと保存法でした。

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