桃の目利きポイントと保存法

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今日ご紹介する野菜は。「桃」。

おやおや、

失礼しました。フルーツですね。はい。フルーツとか野菜とか、旬のものを届けていこうということで。はい、もう原産地はね、中国。中国では古くから仙果って言って、神様とか仙人に力を与える果樹という風にされてきました。今でも不老長寿を与える植物という風に言われてるんですよ。

美味しいだけじゃなくて、栄養も満点。今日はこの桃の魅力を盛りだくさんにお届けしていきたいと思います。旬は7月から9月です。桃が日本に渡来したのは弥生時代なんですね。本格的に栽培されるようになった 明治に入ってからなんですが、

日本ではほんと様々な品種が生まれてます。大きく分けると3つに分けられます。

1つ目は、白桃、白い桃です. 可愛いですね。あれ、ちょっとピンクっぽい。そうなんですよ。

そして2つ目、黄桃と言って、中が、黄色かったり、色が鮮やかなピンクだったりします。

3つ目、ネクタリンと言いまして、 これ、桃の変種で、産毛がないつるんとした桃、酸味があるね。そういった総称を含めてネクタリンという風に言います。 

はい、この白桃と黄桃とネクタリン、この3種に分かれるよということなんですね。

豊かな甘みとかも果汁たっぷりっていうのが日本の桃で、 世界中でも高い評価を受けているのが、はい、日本の桃です。中でも

西日本を代表する生産量を誇ると言いますと。和歌山のあら川の桃なんです。

そうなんですか。

和歌山県紀の川市桃山町で生産されている桃に限って、あら川の桃を販売することができます。そこで、人気の2大品種をお伝えしたいと思います。はい、1つ目、白と言いまして、 これは7月上旬からまさに今7月下旬まで1番多く栽培されてます。 

の特徴としては、果皮が鮮やかな紅色をしています。

酸味が少なくて、ポタポタしたたるようなジューシーな果汁が大好評という風になっております。結構7月上旬、8月に入ると手に入らないものですね。

7月20日ぐらいだったらちょうどいいですかね、味わえると思います。ちょっとね、チェックしてみてください。 

そして2つ目、清水白桃と言いまして、これはですね、7月下旬から8月上旬、これから出てくるものですね。 

清水って書いて清水白桃(しみずはくとう)という風に読みます。

美しい丸い形で、そして色が真っ白、上品な感じの仕上がりになっております。果皮は熟しても色が付かないんだけれども、 肉質は緻密です。そして、果汁はジューシーである、甘みが強い、 これが特徴になっておりますね。いろんな品種がある中で、スーパーマーケットにも今、西日本だったらこのあら川の桃たくさん売られてるし、

岡山とかね、もう有名な産地がたくさんありますよね。このように、日本でもいろんな品種が世界で高い評価を受けているということですね。 

そんな桃の目利きポイント。

一般的なほんのりピンク色の桃を想像して聞いてみていただけたらと思います。

まず1つ目。産毛が美しい。 

新鮮なものは美しくて、満遍なく生えてます。鮮度が悪くなったら、産毛自体も立ってないというか、

うん、元気がなくなってくるので。産毛、ぜひチェックしてください。

2つ目、くぼみ、お尻のくぼみ、あると思うんですが、くぼみのあたりまで色がついて いるものは完熟のサインです。白桃の場合はちょっとまた違うんですけれども、ピンク色のものだとくぼみの方が 色が濃い。これをチェックしてください。そして、3つ目なんですが、皮の色の濃い部分に

白いそばかすのようなつぶ、白い斑点のあるもの。私、これ、産地で見て教えていただいたんですが、果点と言いましてね、果実の果に点と書いて果点と呼ばれまして、桃が熟して糖度が上がってきた証拠なんですって。 

色の濃いところに白い斑点ができていると、完熟して、いっぱい食べてっていうようなものになってます。ぜひね、チェックしてみてください。

この白い斑点がちょっと茶色くなってきたらよくない。

そうですね。ちょっと茶色くなった。確かにね。熟しすぎ。はい、まとめます。産毛が美しく満遍なく生えている。 

くぼみのあたりまで色がついている。そして皮の色の濃い部分に白い斑点のあるもの。これを選んでみてください。

では、保存なんですけれども、 桃は寒さに弱い。

これ、まず覚えといてください。冷気で本来の甘さがね、薄まってしまうし、ジューシーさも欠けてきてしまうという意味では、冷やせば冷やすほど旨味、甘みが落ちていくっていうことなんですね。これが、注意ポイントです。 

でも、基本的にじゃあどうしたらいいの。っていうことなんですけれども、 直接風の当たらない冷暗所に置いていただくっていうのがいいです。つまり、常温保存がおすすめだということですね。注意したいのは、

よくお部屋でエアコンとか、扇風機がかかるところに置いておく。 

これも実はNGなんですよ。すごくデリケートなので、そこから乾燥が進んでしまいます。なので、もし贈答品とか箱で買ったりとかしたら、箱の中に入れておくっていうのもいいと思いますね。はい。 

買ってみて固い場合ってあると思うんですけれども、その場合は新聞紙で1個ずつ包んで、1日から3日ぐらい

常温で置いておくと、追熟と言って、はい、どんどん、どんどん甘さが増していきます。常温保存。これを保っていただけたらと思います。 

完熟度の見分け方って どうしたらいいのって。

気になりますよね。これね、桃のお尻の部分から徐々に

甘く、そして柔らかくなっていきます。なので、お尻の部分を触れていただいて、柔らかく、そして皮が透き通ったような、そんな感じになっていたら完熟だと思っていただいていいです。 

実は桃ってお尻の方が甘いんですよね。そう、意外と知られてないんですが、甘い部分を触ってみても柔らかく、そして少し透明がかってきてる。これわかると思うので、ちょっと優しく触れていただくってのもいいと思います。 

さっきね、冷やしすぎると甘みが落ちますと言いましたけれども、

やっぱりひんやりと冷やしたものを食べたいよっていう方も多いと思うんですよ。そういう時は、2時間ぐらい前に、 食べる前に入れていただくと美味しくいただくことができます。これが1番いい形ですね。

でも、冷凍保存も可能なんです。 

冷凍保存、2パターンあります。1つはまごと冷凍法で、もう1つはカット済み冷凍法で、

まず1つ目、丸ごと冷凍法です。 これ、もうほんとにそのままで、優しく水で洗ってあげてください。水気を拭き取ってあげます。1つずつラップで包んで あげて、1つずつフリーザーバッグに入れてあげてください。空気を抜いて密封して、そのまま冷凍庫に入れる。これだけなんですが、じゃあ、食べる時ってどうするの。思いますよね。冷凍庫から取り出します。

でね、10分くらい常温で自然解凍してください。そしたら、ちょうど10分ぐらい経つと、半解凍のような状態になって、 皮もジューシーで線を入れてあげると、そこから綺麗に剥けるようになるんですね。そのまま天然のシャーベットのような感じで冷えた桃を美味しくいただくことができます。

甘みもちゃんとあります。しかも、綺麗に剥けてまるごとシャーベットとしていただけます。しばらくすると切ることも全然できます。 

そして、カット冷凍保存法なんですが、これ、皮を剥きましたら食べやすい大きさにカットしてしまいます。そして、変色を防ぐためにレモン汁を、さっとかけていただく。 

こうすると、綺麗に解凍してからも美味しくいただけます。そっから小分けにしてラップ

に包んでいただいて、そしてフリーザーバッグに入れて空気を抜いて冷凍庫へということなんですね。 

これね、丸ごとよりも空気に触れる分、傷みやすいんですけれども、これの利点はですね、 もう自然解凍。先っきみたいにしたら、すぐに、例えばヨーグルトを混ぜていただいたりとか、もう何もしなくてもそのままいただくことができ

るので、例えば、ゼリーの上に乗せるとか、ホットケーキ焼いた上にちょっとひんやりとアイスと一緒に乗せてみるとか、すぐにいただけるっていうのも、これ、美味しさの利点だと思います。こうしてみると、色々 桃もね、すぐに食べたいこともあると思うんですが、冷凍もね、美味しいので、ぜひ今年の夏、存分に桃を楽しんでみてください。 

以上、桃の目利きポイントと保存法でした。

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