朝晩少し涼しくなったとは言え、やっぱり昼間はまだまだ暑いわけなんですけれども、でもちょっとスーパーを覗きますと秋らしく美味しいものがたくさんお店に並び始めました。
秋の中でもお芋、焼芋っていうのはよく食べますか?僕、焼き芋そんな食べない。そうなの。一人暮らしだし。行くと美味しい香りがすごいしてるじゃない。あのね、みんな食べたいなと思うんだけど、これ一本食べたものがいっぱいになるしなとか思っちゃうんだよね。いいのよ。一本でお腹いっぱいになっていいんですよ。食べない食べないね。うん。好んで食べない、すごくシンプルじゃないですかね。
でも、すごいブームなんでしょ?そうなんです。すごくおいしい焼き芋なんですが、このブームが去年ぐらいから、
なんせ近年にない焼き芋ブームっていうのが未だに続いているんですよ。
お店に行ったらわかると思うんですけど、焼き方、お芋の種類、火の通し方、そのトッピング、見せ方があるんです。あるんです。
これがね。すべて店ごとに違っていて、ブームだなって、なんだっけ?第何次かなんかなんでしょ。そうなんですよ。それもちょっと今からご紹介しようと思っていたんですけれども。
まあ焼き芋だけではなくて、その、さつまいもスイーツ全体が人気で、さつまいも専門店というのがもう巷にあふれている状態なんですね。確かになんかルウ茶屋町のところって結構時代を 移す鏡じゃないそうですね。言ってるでしょ?だから今焼き芋ものすごいもんね。お芋、お芋、お芋、お芋ですわ。
これが、でも不思議です。焼き芋、さつまいもスイーツ、大学芋などいろんな食べ方があるんですけれども、特にやっぱり焼き芋なんですよね。やっぱりね、シンプルに焼き芋でしょうね。そうなんです。先ほど言ってくれましたけれども、
この焼き芋ブームという現象には、どうやら規則性があるんだ
ということが調べたら分かってきましたので、この後お話しいたします。
さあ、焼き芋でございますけれども、去年、そして今年に続く空前の焼き芋ブーム。実はこの焼き芋ブームと呼ばれるものは、およそ200年ほど前からあったそうなんですね。200年前と言いますと、えー1700年明治になってるかな?。江戸時代の終わりぐらいからなんですけれども、これが第一次焼き芋ブームでございまして、江戸時代後期にまあ起こったそうなんですね。江戸時代後期ですから、当時はやっぱりお砂糖が貴重だったわけですよ。甘いものがなかったので、甘くてやすい焼き芋。これが人気を博したということなんですね。
そして第二次ブームというのが、明治から関東大震災ごろまでがそうなんです。第二次焼き芋ブームと言われて、その時、その人たちはブームと思ってたのかな?今焼き芋ブームだぜ。でも、その前は江戸時代の終わりだったらしいぜという会話があったのかもしれませんけどね。
そして第3次なんですけれども、1951年から1970年頃まで続いたということなんですよ。
すごいでしょ。年号がこんなに年代がはっきりしてるのがすごいと思いますよね。そうなんですね。この第三次ブームの始まりとなったのが。1951年に登場した石焼き芋の引き売り屋台。これが東京に登場したのが1951年だったらしいんですよ。この第三次ブームが引き起こされたということなんですけれども、
1970年以降はファーストフードの進出などもあって、ブームっていうのは一旦衰退してしまうんですよね。これだけみんなあのピーという音で、確かに子供の頃よう見たよ。そう見た見た。おじさんって買いに行ったこと私も覚えてるんですけども、あれは1951年からスタートしたということなんですね。
そして2000年代頃から今までが今第4次ということになるんですけど
第4次、焼き芋ブームということなんですね。この要因としては、サツマイモを均一かつ美味しく焼ける電気式のオーブンが開発された。これが原因の一つ、それとあとスーパーなど固定店舗での販売が一般化して、やっぱりこの技術が進むと。お店で売れるよっていうのをいつも同じ味が別でも同じように食べられるよっていうので、まあブームになったということなんですね。
さっきもありましたけど、それまでのホクホク系のおいもに対して
安納芋とか紅はるかを代表とするねっとり系。
口の裏につくタイプのやつなのであったり、ねっとり系はまた美味しいですよ。ほくほくかねっとりかこの品種が登場して、現代人の思考にもやっぱりこうぴったり合ってきたと言うことがブームの原因でもあるそうなんですね。
さらにさつまいもといいますのは一定期間、貯蔵することで甘みが増すんですって、そうしたこう糖度を高めたさつまいも、甘いサツマイモをコンスタントに出荷できる設備とか、技術とかっていうのも浸透してきたということもブームの要因と言われてるんですよね。すごいですよね。
だから、最初の江戸後期の焼き芋ってどんなもんだったのかって食べたくなった。普通に焼いただけやろうなと思うんですけどもねえ、こうやってまあ、お店もどんどん増えていったということなんですね。
トッピングとかでも今ね、いろんなものかけたりもするんですけど、
はい、生クリームかけるもあるし、生クリームそこにさらになんていうか、蜂蜜系のメープルシロップ系みたいなものをかけて、甘いに、甘いに、甘いON甘いみたいなね。すごいそんなものもあるんですよね。さつまいもブームというのはいつまで続くのかな。はい。また、これが何年か経ったら、当時はなんかすごかったらしいよっていうのが数十年後に来るな。さつまいもを皆さん、またぜひ召し上がってみてくださいね。