あんた、最近の夏、ホンマにヤバいと思わへん？〜おばちゃんが教える命を守る知恵〜
はい、はい、あんたも毎日お疲れさん！朝起きたらもう汗だくで、「どないなっとんねん、この暑さ！」って叫びたくなる気持ち、よーくわかるわ。昔は「暑い、暑い」言うても、せいぜい「日陰に入って、かき氷でも食べとけばなんとかなるやろ」って感じやったやんか。それがどないや？最近は「命に関わります」やて。もう、笑い事ちゃうのよ。
あんたも、夏になったら「熱中症に気ぃつけや」って言われるやろ？それが当たり前になりすぎて、なんやかんか「熱中症予防」のニュースばっかりや。もちろん、それは大事なことやで。でもな、この暑さ、ホンマはそれだけやないんや。見えへんところで、ジワジワとあんたの持病を悪化させたり、気づかんうちに命まで奪ったりする、ホンマはもっと恐ろしいもんやねん。
「え、ホンマなん？」って思うやろ？せやから、今日はあんたに、この暑さがどんだけ危険か、そしてどうやって身を守ったらええか、大阪のおばちゃんが分かりやすく教えたるわ。な、ちょっと立ち話でもしよか？
「ただの暑さ」ちゃうで！地球が怒っとるんや
ちょっと前まで「地球温暖化」言うても、なんか遠い国の話みたいに思ってたやろ？「ホッキョクグマが可哀想やなぁ」とか、その程度の認識やったかもしれへん。でもな、もうちゃうで。あのホッキョクグマ、うちのベランダまで来そうな勢いやで。ってのは冗談やけど、ホンマに私たちの生活にグイグイと入り込んできとるんや。
最近の夏は「猛暑」とか「酷暑」とか、もう日本語が追いつかんくらいやろ？昔の「暑い」は、昼間だけやった。それがどないや？夜になっても、ちっとも気温が下がらへん。まるで、一日中サウナにおるみたいや。
なんでこんなことになるかって？地球が怒っとるんや。人間の好き放題にしたら、そら怒るわ。地球の温度が上がって、それが原因で「熱波」っちゅう、めちゃくちゃ暑い空気の塊が、世界中をウロウロしとるんや。
都会に住んでるあんたは、さらに大変やで。コンクリートやアスファルトが昼間の熱をたっぷり吸い込んで、夜になっても吐き出しよるから、「ヒートアイランド現象」いうもんが起こるんや。これ、体にとってはホンマにキツい。日中頑張って働いて、夜はゆっくり休みたいのに、体が冷えへんから疲れが全然とれへん。もう、悪循環や。この暑さは、ただ「不快やなぁ」で済む問題ちゃうねん。体ん中をジワジワと蝕んでいく、ホンマもんの「健康危機」やで。
熱中症だけとちゃうで！持病が悪化して命に関わる話
あんた、暑い時に倒れたら「あぁ、熱中症や」って思うやろ？でもな、実はもっと恐ろしい原因で亡くなる人もぎょうさんおるんや。それを「暑熱関連死」って言うねんけど、これ、熱中症とはちょっと違うんやで。
どういうことかって言うとな、心臓病とか腎臓病、あとは喘息みたいな呼吸器の持病を持ってる人にとっては、この暑さが命取りになるんや。
考えてみてみ。暑いと、体はなんとか冷やそうと頑張るやろ？汗をいっぱいかいて、血圧が上がったり下がったり、心臓もいつもよりバクバク頑張るねん。これが心臓に持病のある人にとっては、もう限界なんや。いつもは大丈夫でも、この暑さで一気に心臓が悲鳴を上げて、心不全や不整脈を起こしてしまうんや。
腎臓も同じやで。汗をかきすぎると、体から水分とミネラルがドンドン出ていって、血液がドロドロになるんや。ドロドロになった血液をろ過する腎臓は、もうパンク寸前や。腎機能が弱ってる人やったら、もうホンマに危ない。
それに、喘息の人もやで。暑くて湿気が多いと、呼吸がしにくくなるんや。それでなくても、暑さで体にストレスがかかってるから、発作が起きやすくなってしまうんや。
「熱中症は気を付けてたのに…」ってなるかもしれへんけど、ホンマは「暑さ」そのものが、あんたの持病の症状をひどくする危険なもんやねん。この事実、もっと多くの人に知ってほしいんや。
とくに危ないのは、あんたのおじいちゃん、おばあちゃんや！
この暑さで一番心配なのは、あんたのおじいちゃん、おばあちゃんや。ウチの近所にもぎょうさんおるんやけどな、ホンマに見ててヒヤヒヤするわ。
なんで高齢者が危ないかって？まず、体のセンサーが鈍っとるんや。若いあんたやったら「うわ、暑い！」ってすぐ気づくやろ？でも、年をとると、その感覚が鈍くなって、部屋の温度が上がってても「あれ？なんや、そんなに暑ないなぁ」って思ってしまうんや。
しかも、喉の渇きも感じにくくなるから、水分補給がおろそかになりがちや。そうなると、脱水症状になって、血液がドロドロになる。このドロドロの血液は、脳梗塞や心筋梗塞の原因になるんや。ホンマに怖い話やろ？
せやから、あんたがちゃんと声をかけてあげなあかん。「おじいちゃん、お水飲んでる？」「おばあちゃん、冷房つけてる？」って、小言みたいに思われても、しつこいくらいに言うてあげてな。それが、おじいちゃん、おばあちゃんの命を守る鍵になるんやで。
命を守る合言葉は「我慢しない、マメに動く！」
どないや？この暑さが、ただの「夏の風物詩」ちゃうって、わかってくれたか？熱中症だけやのうて、持病の悪化にもつながる、ホンマに厄介なもんやねん。
せやから、これからはこの暑さとうまく付き合っていく知恵が必要や。あんたに教える知恵は、たった2つや。
- 「我慢」は敵や！
「電気代もったいないから」って、冷房を我慢する人、ぎょうさんおるやろ？あかんで、そんなことしたら！死んでしもたら元も子もないんやから。冷房は、命を守るためのもんや。ケチケチせんと、部屋が暑いと思ったら遠慮なくつけなはれ。
- 「マメに動く」習慣を！
ここで言う「動く」は運動とちゃうで。水分補給と健康チェックをマメに、ってことや。喉が渇いてなくても、こまめに水を飲む。おじいちゃん、おばあちゃんには、あんたが声をかけてあげてな。あとは、自分の体の声にも耳を傾けなはれ。なんかおかしいなと思ったら、無理せんと休む。それが一番大事や。
もうこの暑さは、一時的なもんちゃう。これからの「当たり前」になるんや。やから、今までの「夏の過ごし方」を見直さんとアカン。あんた一人じゃなくて、家族みんなで、地域全体で、この問題をちゃんと考えていかなアカンねん。
未来の子供たちに「昔の夏は涼しかったんやで」って笑い話にできるように、今からできること、一つずつやっていこか。な、これでわかったやろ？ほな、あんた、この話、周りの人にも言うてあげてな。頼むで！
