
皆さん、こんにちは!
うだるような猛暑が続く今年の夏、どこか涼しくて楽しい場所はないかと探している方も多いのではないでしょうか?「夏休みは始まったばかりなのに、すでにバテ気味…」「クーラーの効いた部屋でゴロゴロしたいけど、たまには外に出かけたい!」なんて思っているそこのあなた!今回は、そんな皆さんの願いを叶えるべく、とっておきの避暑地をご紹介します。
そう、夏のレジャースポットとして外せないのが六甲山です!
「え、六甲山って、神戸の…?」「山登りとか無理!」と思った方もいるかもしれませんが、ご心配なく。六甲山は標高800m以上に位置し、神戸市街と比べて平均で5~6℃も気温が低いんです。36℃の猛暑日でも、山頂付近は30℃前後。もはや天然のクーラーボックスと言っても過言ではありません。
先日、私もスクーターに乗って六甲山へ行ってきました。バイクでぐんぐん山を登っていくと、ひんやりとした空気が肌を撫で、森の緑の香りがふわっと漂ってきて…「うわぁ、最高!」と思わず声が出ちゃいました。都会の喧騒から離れて、五感で自然を満喫できるって、本当に贅沢ですよね。
とはいえ、今年の猛暑は六甲山でも例外ではないようで、なんと「氷室開き」で氷が全部溶けていたというニュースも流れていました(笑)。六甲山で働く係の方も「今年はさすがに暑いですわ~」とおっしゃっていましたが、「でもここは自然の中だから、“優しい暑さ”ですよ」と、なんとも粋なコメントをいただきました。たしかに、ジメジメした都会の暑さとは一線を画す、心地よい涼しさがあるんですよね。
この3連休、そしてこれから本格化する夏休みに向けて、六甲山では様々なイベントが開催されます。今回はその中でも、特におすすめの3つのスポットをピックアップしてご紹介しましょう!
1. ROKKO森の音ミュージアム:音と緑に癒される至福の空間
まず最初にご紹介するのは、ご存知の方も多いであろうROKKO森の音ミュージアムです。ここは、貴重なオルゴールのコレクションを集めた博物館と、豊かな自然に囲まれた庭園が一体となった、まさに癒しのスポットなんです。都会の喧騒を離れて、澄んだ空気の中で奏でられる爽やかな音色に包まれる時間は、まさに別世界。日常の疲れもきっと吹き飛ぶはずです。
館内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが「森の音ホール」。ヨーロッパやアメリカの歴史あるオルゴールや、自動演奏装置がずらりと並んでいます。驚くべきことに、そのほとんどが現役で美しい音色を奏でてくれるんです。1時間に1度開催される解説付きのコンサート演奏は必聴!オルゴールの繊細な音色に、心ゆくまで耳を傾けてみてください。個人的には、あの大きなオルゴールが目の前で演奏される迫力に感動しました。
そして、このミュージアムのもう一つの魅力が、広大な庭園です。緑豊かな散歩道を進むと、可愛らしい鳥の巣箱型のオルゴールが点在しているんです。紐を引っ張ると、クラシックから現代音楽まで、様々なジャンルのオルゴールが顔を出します。園内には15個ものオルゴールがあるらしいのですが、私は残念ながら5つしか見つけられませんでした…(笑)。全部見つけられた人は、きっと何か良いことがあるはず!宝探し気分で散策するのも楽しいですよ。
さらに、この3連休には「森の音フェス2025」という特別イベントが開催されます!森の池でカヌーに乗ったり、ピアノ、フルート、サックス、ユーフォニアムの生演奏を楽しんだり…普段よりもさらに充実した時間を過ごせること間違いなしです。涼しい空気の中で聴く生演奏は、音色がより一層美しく聞こえるので、心ゆくまで音楽に浸ってみてはいかがでしょうか?
2. 六甲高山植物園:珍しい植物と昆虫の世界を探検!
続いてご紹介するのは、日本有数の高山植物園として知られる六甲高山植物園です。ここは、珍しい植物や美しい花々、およそ1500種類がより野生に近い状態で栽培・展示されているんです。特に、六甲山の涼しい気候を生かした高山植物のコレクションは世界中の珍しい種類が集められており、全国的にも非常に貴重な場所なんだとか。植物好きにはたまらないスポットですね。
そして、この夏、子どもたちに大人気の特別イベントが開催されます!7月19日(土)から9月23日(秋分の日)まで、「植物と虫の期間限定イベント」が開催中!夏休みの自由研究にぴったりの企画です。
皆さん、食虫植物ってご存知ですか?虫を捕まえて食べる植物のことなんですが、この植物園ではハエトリソウやモウセンゴケなど、様々な食虫植物が展示されています。図鑑で見ると大きく見える食虫植物ですが、実際に見てみると意外と小さいものも多く、「こんなところに隠れてるんだ!」と発見の連続でした。ハエトリソウが虫を捕らえる瞬間をじっくり観察できるチャンスですよ!
さらに、小学生以下のお子さんを対象にしたクイズラリーも開催されます。園内を巡りながらクイズに答えていくと、オリジナルグッズがもらえるそうなので、ぜひ親子で挑戦してみてください。
そして、男の子に大人気(私も大好き!)のカブトムシも登場します!生きたカブトムシの展示はもちろん、伊丹昆虫館から専門の職員さんが来てくれて、特別解説もしてくれるそうですよ。夏休みの自由研究を早めに終わらせたいそこのキミ!六甲高山植物園で、植物と昆虫の不思議な世界を探検してみてはいかがでしょうか?きっと、友達に自慢できる最高の自由研究ができますよ!
3. 六甲ガーデンテラス:絶景とデカ盛りグルメでお腹も心も満たされる!
六甲山のメイン施設といえば、やはり六甲ガーデンテラスでしょう!展望台があり、レストランやカフェが集まっているので、景色を楽しみながら美味しい食事を堪能できます。
現在、六甲ガーデンテラスでは「六甲のデカい飯フェア」という、なんとも魅力的なイベントが開催されています!六甲山のように大きくて美味しい「デカ盛り」メニューが勢ぞろいしているんです。
まずは、お肉好きにはたまらない「サンダポークの極上豚丼」!総重量およそ650gという大ボリュームの豚丼です。ただ大きいだけじゃなくて、柔らかいサンダポークに甘辛いタレが絡んで、もうご飯が止まりません!お味噌汁と漬物がついて2,200円は、かなりの高コスパだと思います。
麺類がお好きな方には、「山盛り六甲味噌ラーメン」はいかがでしょうか?通常の約5倍もの山盛り野菜と、濃厚なチャーシューが乗った贅沢な一杯。お値段は1,800円です。「旨味の山に登ってみよう」というキャッチフレーズもユニークですよね。
そして、この夏絶対に食べてほしいのが「山のお化け氷」というかき氷!マンゴーが約700gも乗った、まさに「お化け」のようなボリュームです。見た目のインパクトもすごいんですが、このかき氷、掘り進めていくと中から濃厚なソフトクリーム「クレミア」と、六甲山サイレンスリゾートの養蜂場で採れた「花蜜」が顔を出すんです!マンゴーの甘み、クレミアのコク、そして花蜜の上品な甘みが絶妙に絡み合い、一口ごとに味の変化が楽しめます。
お値段は3,300円と、かき氷にしては少々お高め…?と思ったのですが、お店の方に伺うと、なんとこれ、4人前のボリュームがあるんだとか!それなら納得ですよね。2人や3人でシェアして食べるのもおすすめですし、大食いの方はぜひ一人でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?ちなみに、小食な私は1,300円の一人前サイズにしましたが、こちらももちろん、クレミアもマンゴーも花蜜も入っていて、大満足の美味しさでしたよ!
まとめ
六甲山には、今回ご紹介した以外にも、涼しくて楽しいスポットやイベントが盛りだくさんです。神戸六甲山公式お出かけサイトもとても見やすいので、ぜひチェックしてみてください。
今年の夏は、六甲山で涼しく、そして思いっきり遊び尽くしてみてはいかがでしょうか?
六甲山で、あなただけの夏の思い出を作ってみませんか?
