大阪の街で猫に囲まれて暮らす、猫おかんやで。あんたんとこの猫ちゃん、ちゃんと水飲んでる？ウチの猫もな、ほんまに水を飲まへん子がおるんよ。「ええんかな、これ…」って心配になって、毎日ヒヤヒヤもんや。
猫ってさ、気まぐれで、ちょっと変わったところがあるやん？水飲みもそう。「なんでそんなとこで飲むん？」とか「新しい水に変えたばっかりやのに、そっぽ向くのはなんでやねん！」って、ツッコミたくなることばっかりやねん。
でもな、これ、笑いごとやないんよ。猫が水を飲まへんのは、命にかかわるホンマに大事な話やねん。腎臓病とか、えらいこっちゃになる前に、ウチらがちゃんと原因と対策を知っとかなあかん。
今日はな、そんな心配を抱えるあんたのために、このベテランおかんが、猫の水分補給について、わかりやすく、面白く…いや、真剣に語るで！最後まで読んで、あんたの猫ちゃんを長生きさせてあげてや！
猫はなんで水を飲まへんの？あんた、それ知っとった？
「猫は水を飲まへん動物や」って、よく言われるやろ？これ、半分はほんま、半分はちゃうねん。
昔な、猫の先祖はな、砂漠で暮らしてたらしいんよ。リビアヤマネコっていう、ごっつう野生的な猫ちゃんやったんやて。砂漠って、水がほとんどないやろ？せやから、獲物から水分を摂る能力が発達したんや。獲物の肉には、たっぷり水分が含まれとるから、それでも生きていけたんやな。
このDNAが、今のうちの猫たちにも引き継がれてるんや。「喉渇いたから、水飲みに行こ～」って、あんたやウチみたいに頻繁に水を飲む習慣がないんやな。
でも、今の猫は家の中で暮らしてて、缶詰のご飯やおやつを食べさせてもろとる。昔と全然環境が違うやんか？ドライフードばっかり食べてたら、水分が圧倒的に足りひんようになるんよ。
せやから、「猫は水を飲まへん」っていうのは、「飲む量が少なくて済む体質やけど、水分不足には気をつけなあかん動物」っていうのが、正しい理解やで！ここ、テストに出るからな！
水分不足、ただの喉の渇きやないで！ホンマは怖い病気のサイン！
ウチも最初は、「ま、飲まへんのんやからしゃーないか」って思ってたんよ。でも、これ、めっちゃ危険なんやで！
水分が足りひんかったら、猫の体はどうなると思う？
あんたも、真夏に炎天下で遊んだ後、水飲まへんかったらどうなる？フラフラになって倒れるやろ？猫も同じやねん。ただの脱水症状だけやなくて、もっとえらい病気になるリスクが高まるんや。
特に注意してほしいのが、腎臓病や。
猫はな、歳をとると腎臓の働きが弱くなりがちやねん。人間もそうやろ？猫は特に、慢性腎臓病っていうのが多くて、これはホンマに怖い病気やねん。進行性やから、一度なったら完治は難しい。
十分な水分を摂られへんかったら、老廃物を尿で出し切れへんようになって、腎臓に負担がかかるんや。これが原因で、腎臓病になってしまうことがホンマに多いねん。腎臓病は、猫の命に関わる病気やから、笑いごとやないで。
あとは、尿路結石や膀胱炎も怖い。
水分が足りひんかったら、おしっこが濃～くなるやろ？濃いおしっこは、結石ができやすくなるんや。結石ができたら、おしっこする時に痛がったり、血尿が出たり…。想像しただけでも、痛々しいやろ？
「うちの子、水飲まへんから、性格やわ～」って思ってる、そこのあんた！それはアカン！それは病気のサインかもしれへんねんで！
猫の気持ちになってみよか！水を飲まない原因はコレかもしれへん
なんで水を飲まへんのか、猫の気持ちになって考えてみよか。
- ご飯の種類で変わるねん
ウチらのご飯もそうやけど、ドライフードは水分が10％ぐらいしかないねん。そら、喉も渇くわな。逆に、ウェットフードは水分が70～80％も入ってるから、自然と水分補給ができるんや。
「うちの子、ドライフードしか食べへんねん」って言う人もおるやろ？それは、水分不足の黄色信号やで！
- 水の環境が悪くないか？
あんた、汚れたコップで水飲みたい？ぬるい水飲みたい？嫌やろ？猫も同じやねん。
- 器が汚れてへんか？
- 水がずっと置きっぱなしでぬるくなってへんか？
- トイレの横とか、落ち着かへん場所に置いてへんか？
猫はキレイ好きやからな。せやから、器は毎日洗って、水もこまめに変えてあげてな。
- 猫の性格もあるんよ
ウチの猫もそうやけど、警戒心が強い子は、落ち着かへん場所では水飲まへんねん。そっとしといてあげてな。
ウェットフードやちゅ〜るで、猫をだまして水分補給！
「せやけど、どうやって水を飲ませたらええのん？」って思うやろ？大丈夫、ウチらが猫ちゃんをだまして、いや、工夫して水分を摂らせてあげる方法があるんや。
- ウェットフードを試してみよか！
ドライフードに少しずつウェットフードを混ぜてみたり、ウェットフードにぬるま湯を少し加えて、香りを立たせてみたり。猫の食欲を刺激しながら、水分補給ができるんや。
「うちの子、頑固で絶対食べへんねん！」って？諦めたらアカン！いろんな種類のウェットフードを試してみてや。猫によって好みが違うからな。
- ちゅ〜るは魔法のおやつや！
猫ちゃん、ちゅ〜る好きやろ？ウチの子も、ちゅ〜る見たら目の色変えて飛んできよるわ！
あの液体のおやつ、あれを水で薄めてあげると、ええ水分補給になるんや。ただ、あげすぎると塩分やカロリーが気になるから、ほどほどにな。
- 飲み水を増やしてみよか！
新鮮な水を、家の中のいろんな場所に置いてみて。猫って、気分屋やからな。「今日はここで飲む気分やな」って、場所によって飲み方が変わったりするんや。
異常に気づく「おかんの目」を持とう！
もし、猫の様子がおかしいと思ったら、すぐに動物病院に連れていってあげてな。猫は「しんどい」って言葉で言われへんから、ウチらが小さなサインを見つけてあげなあかん。
– 首の後ろの皮膚をつまんでみよか
首の後ろの皮膚を軽くつまんで、すぐに戻らへんかったら、脱水してるかもしれへん。シワが残ってたら、要注意やで！
– 歯ぐきを見てみよか
歯ぐきが乾いてベタベタしてたら、水分不足のサインや。
– おしっこの回数や量をチェック
おしっこが少なかったり、回数が減ってたりしたら、危ないで。
– いつもより元気がない、食欲がない
これが一番わかりやすいサインやな。
猫の健康は、ウチらの観察にかかってるんや。毎日の「おかんの目」で、小さな変化を見逃さへんようにしてあげてな。
まとめ：あんたの愛情が、猫の健康寿命を守るんやで！
猫はホンマに可愛い。癒される。ウチの人生、猫なしでは考えられへん！
せやけどな、その可愛さの裏には、いろんな健康リスクが潜んでるんや。水を飲まへんのは、単なる癖や性格やない。病気や寿命に直結する、ホンマに大事なサインなんやで。
「うちの子は大丈夫！」って、過信したらいかん。
- 新鮮な水をいろんな場所に置く
- ウェットフードやちゅ〜るで水分をプラスする
- 毎日、猫の様子をよく見てあげる
この小さな工夫が、猫ちゃんの健康寿命を延ばす大きな一歩になるんやで！
猫は言葉をしゃべらへん。せやから、ウチらが猫の気持ちを想像して、気遣ってあげなあかん。あんたの愛情が、猫の健康を守るんやで。
さあ、今日からできること、ひとつずつやってみよか！猫ちゃんのために、頑張りや～！
