秋の花粉が大量飛散!更にさまざまのアレルギーが発症する危険性がある。 

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秋の花粉症は風邪に似ている(1)

秋の花粉は8月から10月にかけて飛散し、花粉症患者の約4割が秋の花粉症という調査結果もある。春の花粉症はスギなどが原因だが、秋はブタクサ、ヨモギ、カナムグラなど花粉が多い。

秋の花粉症が風邪に似ているのは、春の花粉に比べて花粉が小さく、気管に到達して咳などの症状を引き起こすためで、自覚症状が出にくいのはこのためである。花粉症の見分け方の基準として、風邪の場合は鼻水が黄色く、花粉症の場合は鼻水が透明であることが挙げられる。アレルギーを持つ芸能人を対象とした検査結果は、後で発表する。

アレルギーの新事実2:秋に増える?ダニによるアレルギー性鼻炎

秋になるとダニが最も増え、ハウスダストアレルギー要注意となる。今回のゲストの中では、狩野英孝さんと佐藤仁美さんがダニアレルギー陽性でした。アレルギー対策は後で紹介。

花粉もダニも大量発生!秋も怖い!アレルギーの8つの新事実

スタジオには鈴木太郎先生が登場。地球温暖化の影響で秋の花粉症が増えており、ブタクサは夏の暑さで咲き、秋になっても気温が高いまま。さらにスギの開花も早まっているという。スタジオでは、野々村さんと佐藤さんが花粉症に悩まされていると語った。

また、人間だけでなく、ニホンザル、イヌ、ネコも花粉症に悩まされているという。アレルギー反応はクラス別に分類され、クラス2が要注意。スタジオでは狩野英孝が最高レベルのアレルギー反応を示し、野々村と佐藤は秋の花粉症予備軍。対策として、朝の外出時にはマスクとゴーグルを着用し、帰宅時には玄関前で肩などをはたいて花粉を落とすことを紹介した。

アレルギーの新事実3:腸内環境を整えて花粉症予防

花粉症は便秘の原因にもなる。特にブタクサ花粉は粒子が小さく胃腸に入りやすく、便秘になると下痢などの症状が出る。腸にはアレルギー免疫細胞の約60%が存在しており、腸の活性化は花粉症の予防につながる。

また、花粉に次いで日本人に多いアレルギーはハウスダストで、悪化すると皮膚炎を起こす。実際、子供がダニのハウスダストに侵された人が、突然アレルギー症状を発症した。

秋に急増する!正しいダニ対策

子どもが家庭でダニアレルギーを発症した原因は、使っていない布団で寝ていたこと。夏場はダニが増えるので、寝具の入れ替えには注意が必要です。

ダニアレルギーは誰にでも突然発症する可能性がある。ダニは掃除機で駆除できるが、縦と横の2方向から掃除機をかけるとハウスダストの吸引量が増えるのでよい。天日干しはダニの繁殖を抑えるが、糞や死骸を減らすことはできないので、掃除機をかけるとよい。

アレルギーの新事実4: 汗アレルギーの発症

狩野英孝はこの時期、汗アレルギーに悩まされている。汗アレルギーコリン性蕁麻疹は、ピリピリとした痛みを引き起こすことがある。

汗アレルギーの人は、体温が上がるとかゆみが増すので、熱いお湯や辛い食べ物は避けたほうがいい。症状が軽い場合は、体が慣れて自然に症状がなくなりますが、アナフィラキシーは重篤な場合もあるので、皮膚の検査をお勧めします。

小園凌央は、父と並走した後にかゆみを感じ、検査を希望したという。汗アレルギーの狩野は、対策として毎日の保湿が一番大切だという。

8年前は45種類中31種類あったアレルギーが、今回は18種類に減った。アトピー性皮膚炎の治療で皮膚のバリア機能が改善されるという。スキンケアだけでなく、生活習慣を整えることも改善につながると説明した。

アレルギー新事実5:秋が危ない!カビアレルギー

狩野英孝のアレルギー項目で、アルテルナリアとマラセチアに反応が見られた。カビは梅雨から夏にかけて発生するが、秋に乾燥すると胞子が空気中に飛散して体内に侵入し、肌荒れなどの症状を引き起こす。

カビ対策には換気があり、カビ対策はハウスダスト対策にもつながる。アレルギー検査では、必ずしもすべてが悪いというわけではなく、触ると症状が出るものだけがアレルギーの原因となる。

野々村さんと佐藤さんのアレルギー検査結果を確認すると、野々村さんは季節を問わず花粉アレルギーだった。佐藤さんはカニを食べて蕁麻疹が出て、カニとエビも反応がありダメだった。お二人が受けた最新のアレルギー検査は、11月からみなさんも受けられると説明した。

アレルギーの新事実6:遅延型アレルギーは症状が遅れる

アレルギーには、摂取直後に症状が出る即型と、数時間後に症状が出る遅延型がある。前回紹介した金属アレルギーも遅延型である。

真壁刀義選手も金属アレルギーで、試合前になると痒みが出て試合どころではないという。真壁の対策として、収録中はプラスチック製を使っていると話した。

金属アレルギーは金属との接触以外にも発症することがある。金属を含む食品を食べることで発症することもあり、食べ過ぎると急に発症することもあるという。金属アレルギーのチェック法としてパッチテストが良いと紹介。

アレルギーの新事実7:ストレスが原因!電車アレルギー

普段利用している電車でアレルギーを発症するケースがある。原因は「振動」。振動によって体にストレスがかかり、蕁麻疹が発症する。

振動アレルギーの原因は、生活習慣の乱れや日常生活でのストレスだが、実際に発症した男性は、運動や早寝早起きで改善した。また、寒暖差アレルギーなど思わぬ原因でアレルギーを発症した場合や、原因不明の体調不良が生じた場合は、医師に相談することをお勧めします。

アレルギー新事実8:食物アレルギーのリスク低下は?すると◎。

今年3月、福島県立医科大学が子どもの食物アレルギーのリスク低減に関する研究結果を発表しました。正解は「ペットを飼うこと」。

メカニズムは不明だが、3歳くらいからペットを飼い始めると、アレルギーの原因物質が抑制され、腸内細菌叢・フローラや動物相が増え、バリア機能や精神安定効果が向上するという。

ただし、犬や猫のアレルギーとは逆効果で、ダニを持ってしまう可能性があり、ダニアレルギーの人はペットを飼う前に検査することをお勧めする。

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