秋田県の伝統工芸品

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秋田県について書いていきます。

まず食べる事の大好きな私にとっては、秋田県を代表するお米

「あきたこまち」 です。

粘りがあって、 冷めても美味しいお米です。

お弁当やおにぎりにして 大空の下で食べるのも最高ですね。

他に秋田で有名なのが「きりたんぽ」です。

実際に食べたことはないのですが、 テレビで見たのが、

ご飯を潰して杉の棒に巻きつけそれを囲炉裏端で焼いたものだ

そうです。

大館市が本場で 古くは、きこりさん達が、 山作業の際に

残ったご飯を長い棒に巻きつけて  味噌をつけて焼いて

食べた話やマタギ( 猟師さん)が 食べ残したご飯を

山鳥の肉などを鍋に入れたのが発祥であるなどの諸説が

あるそうです。

他に有名なお漬物として「いぶりがっこ」があります。

漬物として 使う大根が冬場凍ってしまうのを防ぐために

天井から吊るし燻製にしたのち ヌカと塩で漬けたもので

あったかいご飯にいぶりがっこを添えて食べることを頭の中で

想像しただけでよだれが出てきそうです。

美味しいものが好きな私には、言うことなし。

さて次は工芸品の話に戻ります。

 

曲げわっぱ

藩政時代(17世紀)大館城主 佐竹西家のもと  家中は生活が豊かで

なかったので 武士の内職として奨励したそうです。

大館市常盤木町のあたりを「お足軽」と言われ、足軽が住んでいた

ところに曲げ物職人が100人以上いたと言われています。

天然秋田杉は木曽のヒノキ、青森のヒバとともに

日本三大美林の一つに数えられています。

曲げわっぱを作るのにも数年 寝かした杉の木を使うそうです。

やっぱり手間と時間はかかるものですね。

 

秋田杉桶樽

桶は、正目 樽は、板目の材料を使う。美しい木目木肌が好まれ

桶樽にとどまらずジョッキ、ワインクーラーなども造られる。

 

樺細工

これは日本の伝統的な木工工芸品で桜の樹皮をを利用して 作られる

もので茶筒、小箱、 煙草入れなどに利用されているそうです。

樺細工の由来は、秋田県北部の阿仁地方から 角館の佐竹北家に技法が

伝えられたとされ、藩政時代は、 下級武士の副収入だったのです。

この話を知って下級武士の貧しい生活ぶりが伺えます。

この樺細工は、山桜の樹皮を使っているので樹皮の模様と光沢が

すばらしいです。

昔の下級武士のおかげで地元の工芸品が脈々と受け継がれ

現在に続いているんですね。

この工芸品がなくならないように伝えていってほしいものです。

次は、なまはげのお話。

 

なまはげ

これは、秋田県男鹿市の文化で国の重要無形民族文化財に

指定されています。

テレビのニュース やネットで鬼の面をつけ手に包丁と桶を持って家々

を回り「親の言うこど聞かね 悪い子は、いねが~」

「泣く子は、いねが~」と言い泣きながら

逃げ回る子供たちの様子を見たことがあると思います。

怖がって泣いている子供たちを見ると 大人でも怖い感じがします。

だって鬼の面をかぶり 包丁を持って暴れまわられると怖いですよね。

さてなまはげさんが、手に包丁と桶を持っているのは,

何故かな~と前から思っていました。

まず「なまはげ」と言う名前は、

秋田の方言が基になっているそうです。

冬になるといろりで暖を取るが、長く暖を取っていると手足に

低温やけどし 赤いかさぶたのようなものができるそうです。

これを方言で「ナモミ」と言いナモミができる=なまけて囲炉裏端の

前ばかりにいるということで なまけものを戒めるためにナモミをそぎ

とっていたのが包丁で「ナモミ剥ぎ」が「なまはげ」になったと

言われています。

「なまはげ」は子供やその家の嫁いだばかりの女性が対象となり

災いをはらい祝福をあたえるのが「なまはげ」の役目だそうです。

この行事も後継者がいなかったりで 行事そのものを行わない地域が

増えているようですね。

何か寂しい感じがしますね。

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