長引く咳に腹痛…今年は夏風邪が流行るかも！免疫力が最も低下するこの時期に注意。

長引く咳と腹痛の真犯人 緊急警告！夏風邪は本当に怖い！

夏風邪は主に7月から8月にかけて流行し、長引く咳と腹痛が特徴です。長引く夏の咳の原因は、家の中のカビ。夏バテは体を弱らせます。この夏に実践したい免疫力アップ法を紹介しよう。

長引く咳と腹痛の真犯人 緊急警告！本当は怖い夏風邪

今日のテーマは「長引く咳と腹痛の真犯人！本当は怖い「夏風邪」です。今年はパンデミックの可能性があるという。専門家の相良先生は「夏は免疫力が低下しがち。マスクが使えない環境では流行しやすい。夏風邪の代表的な症状は咳と胃腸症状です。

誰もが経験したことのある夏風邪の症状 長引く咳

咳は苦しいもので、1回咳をすると約2キロカロリーを消費する。これは体重70キロの人が約30秒間歩くのとほぼ同じです。長引く咳は体力を消耗する。第一の原因はアデノウイルスである。

夏の長引く咳の原因（1）放っておくと悪化する！

第一の原因は「アデノウイルス」です。1つ目の原因は「アデノウイルス」で、湿度の高い場所を好み、夏に最も感染力が高まります。ほとんどの場合は軽症ですが、重症化すると気管支炎を引き起こすこともあります。

長引く夏の咳の原因(2) カビ： なぜ家の中で繁殖するのか？

2つ目の原因である夏型過敏性肺炎は、ある種のカビを吸い込むことによって起こるアレルギー性の肺疾患です。夏に起こる咳や初夏などの症状が特徴である。原因となるカビはトリコスポロンです。

トリコスポロンは夏に爆発的に増えるカビで、気温が20度以上、湿度が90％以上になると活発になる。私たちは何度もカビやウイルスを吸い込んでいるが、症状の有無には個人差があり、その違いを生むのは免疫力である。免疫力とは病気から逃れる力のことで、体内に侵入したウイルスなどを撃退するシステムのことである。

誰もが吸い込む！症状の有無は免疫力の差。

免疫力が低下すると 体がウイルスに負けて症状が出る。しかし、免疫力が最も低下するのは夏である。暑さ対策として夏の冷房は欠かせない。免疫力が低下しやすい理由は「冷え」である。

体が冷えすぎると血行が悪くなり、免疫力の低下につながる。そのほか、猛暑による食欲不振、睡眠不足、入浴をシャワーで済ませ身体が温まらないなど、体がウイルスを撃退できずに免疫力が低下し、症状が長引くことが多い。

夏風邪と間違われる病気 夏型過敏性肺炎の特徴／家の中の隠れた落とし穴 トリコスポロンが潜む場所

夏型過敏性肺炎のピークは6月下旬から8月。人には感染しませんが、アレルギーで少し吸い込んだだけでも肺炎になることがあります。夏型過敏性肺炎は、家の中にいると症状が出ますが、外に出ると症状がおさまるのが特徴です。質問「トリコスポロンはどこに潜んでいますか？

家の中に潜む落とし穴 トリコスポロンの潜む場所とは！

質問「トリコスポロンはどこに潜んでいますか？洗面所、浴室、エアコン内部など。トリコスポロンは温度が20℃以上、湿度が90％以上になると活発になるので、高温多湿には気をつけなければならない。盲点なのは洗濯カゴだと指摘する。

カビは洗濯カゴの中で成長する！実験調査

トリコスポロンの増殖実験を行なった。洗濯カゴに見立てた2つのケースを使った。

ケース1はトリコスポロンを塗っただけ。

ケース2はトリコスポロンを塗った後に汗を染み込ませたガーゼを入れ、3日間放置した。洗濯なしの約500ケースと洗濯ありの約4400ケースでは、洗濯ありの方が約9倍もトリコスポロンを含んでいることがわかった。

人の汗はトリコスポロンの栄養である。有効な方法は天日干しと消毒である。風通しの良い場所での天日干しが効果的で、アルコール消毒でトリコスポロンをある程度死滅させることができる。

枕カバーは寝汗などでカビが繁殖しやすいので、こまめに洗濯することが大切だ。続いて「放置すると重症化！夏の腹痛を引き起こすウイルス」。

夏風邪の症状、腹痛は誰もが経験したことがあるだろう。

腹痛は夏の代表的な症状です。夏の腹痛を引き起こす「エンテロウイルス」とは？

夏の腹痛の原因 下痢による体調不良「エンテロウイルス」

腹痛の原因は「エンテロウイルス」。別名「腸管エンテロウイルス」とも呼ばれ、夏に最も感染しやすい。感染すると腹痛、下痢、嘔吐を起こし、症状が長引くのが特徴。

医師は「脱水」を警告する。下痢を起こすと、腸が水分を十分に吸収できず、体外に放出してしまうため、次第に脱水症状を起こす。その結果、血圧が低下し、最悪の場合、肝臓や脳の障害につながる。下痢の対策はこまめな水分補給。下痢の場合は、逆に便を出すことが大切です。下痢を止めると腸内のウイルスが排出されず、病気が長引くことがある。

誰もが吸い込む！症状の有無は免疫力の差。

命にかかわる長引く咳と腹痛。発症しないためには、カビやウイルスに負けない免疫が必要。

夏風邪にかからないためには！医師がすすめる 免疫力アップ法

夏は免疫力が低下しがち。免疫力を高めるには、バランスの良い食事、十分な睡眠、紫外線を浴びる、湯船に浸かるなどが大切です。ポジティブシンキングも重要だ。プラス思考はウイルスを攻撃するNK細胞を活性化する。