
- はじめに〜梅雨やからこそ美しいもんがあるんやで〜
- 関西のあじさい、いつが一番きれいなん?
- 絶対行くべき!関西のあじさい絶景スポット10選
- ① 三室戸寺(京都府宇治市)〜関西随一の「あじさい寺」〜
- ② 柳谷観音 楊谷寺(京都府長岡京市)〜SNS映え抜群の花手水〜
- ③ 矢田寺(奈良県大和郡山市)〜山の傾斜を生かした立体的な絶景〜
- ④ 長谷寺(奈良県桜井市)〜「花の御寺」で楽しむあじさい〜
- ⑤ 六甲山あじさい園(兵庫県神戸市)〜高原の涼しい空気とともに〜
- ⑥ 神戸市立森林植物園(兵庫県神戸市)〜圧巻の規模!350種5万株〜
- ⑦ 比叡山延暦寺ガーデンミュージアム(滋賀県大津市)〜標高840mの幻想的な庭園〜
- ⑧ 箕面公園(大阪府箕面市)〜滝とあじさいのコラボレーション〜
- ⑨ 舞鶴自然文化園(京都府舞鶴市)〜穴場的存在の静かなスポット〜
- ⑩ 金剛山ロープウェイ付近(大阪府・奈良県境)〜野趣あふれる自然の中で〜
- 特におすすめ!写真映え抜群のあじさい寺3選
- アクセス方法と知っておきたい注意点
- まとめ〜関西であじさいを満喫するコツ〜
はじめに〜梅雨やからこそ美しいもんがあるんやで〜
あー、また梅雨の季節がやってきましたなぁ。洗濯物は乾かへんし、髪の毛はうねるし、ほんまに嫌な季節やと思うてる人も多いやろうけど、ちょっと待ってや!この時期やからこそ楽しめる絶景があるんやで。
そう、あじさいや!雨に濡れてしっとりと輝くあじさいの美しさは、ほんまに格別やねん。関西には、お寺の歴史ある佇まいと一緒に楽しめるスポットから、山の自然に囲まれた秘境のような場所まで、あじさいの名所がぎょうさんあるんよ。
私も毎年、この時期になると「今年はどこのあじさい見に行こうかなぁ」って楽しみにしてるねん。そやから今回は、関西のあじさいスポットを知り尽くした大阪のおばちゃんが、みんなにとっておきの場所を教えたるわ!
6月から7月にかけて、カメラ片手に出かけたくなるような、そんな素敵な場所ばっかり集めたから、最後まで読んでや〜。
関西のあじさい、いつが一番きれいなん?
まず最初に、みんなが一番気になる「いつ行ったらええの?」って話からしようか。
関西のあじさいは、だいたい6月の上旬から7月の中旬にかけてが見頃やねん。ただし、これは「だいたい」の話で、その年の気候によって前後するから要注意やで。
面白いのは、同じ関西でも場所によって咲く時期がちょっとずつ違うねん。京都や奈良の内陸部は比較的早めに咲き始めて、大阪や兵庫の海に近いところは少し遅れて満開になる傾向があるんよ。
そして何より、梅雨の雨と相まって、しっとりとした風情が楽しめるのが関西のあじさいの特徴やねん。「雨やから出かけるのやめよう」なんて言わんといて!雨に濡れたあじさいこそが、一番美しいねんから。
でも、行く前には必ず各お寺や施設の公式サイトやSNSで開花情報をチェックしてや。「せっかく行ったのに、まだ咲いてへん」とか「もう散ってしもうた」なんてことになったら、せっかくの休日が台無しやからね。
特に最近は、気候の変化で例年と違うパターンも多いから、事前の情報収集は大事やで!
絶対行くべき!関西のあじさい絶景スポット10選
さあ、お待たせしました!関西のあじさいスポットを厳選して10か所、詳しく紹介するで〜。それぞれに個性があって、どこも甲乙つけがたい美しさやから、全部回りたくなるかもしれへんけど、まずは気になったところから攻めてみてや。
① 三室戸寺(京都府宇治市)〜関西随一の「あじさい寺」〜
もう、この話をせずにはいられへん!関西のあじさいといえば、まずここ「三室戸寺」やねん。「あじさい寺」って異名があるくらい有名で、約50種類、2万株のあじさいが境内を埋め尽くすんよ。
ここの見どころは、なんといってもハート形のあじさい!恋愛運アップのパワースポットとしても人気で、若い女の子たちが一生懸命探してる姿が微笑ましいねん。私も毎回「どこにあるかなぁ」って宝探し気分で楽しんでるわ。
石段を上りながら見上げるあじさいの風景は、まさに絵画のような美しさ。雨の日でも屋根があるところが多いから、濡れる心配もあんまりないねん。
見頃は6月中旬から下旬にかけて。土日は人がぎょうさん来るから、できれば平日の朝一番がおすすめやで。
② 柳谷観音 楊谷寺(京都府長岡京市)〜SNS映え抜群の花手水〜
最近、特に若い人たちの間で話題になってるのが、この楊谷寺や。なんでかって?それは「花手水(はなちょうず)」があるからやねん!
手水舎や境内の水鉢に、色とりどりのあじさいが浮かべられてて、それはもう美しいのなんの。Instagram見てたら、みんなこぞって写真撮ってるのがよく分かるわ。
約5,000株のあじさいが境内を彩って、静かな雰囲気の中でゆっくりと花を愛でることができるねん。都会の喧騒を忘れて、心の洗濯ができる場所やで。
花手水は6月の期間限定やから、この時期を逃したらあかんで!
③ 矢田寺(奈良県大和郡山市)〜山の傾斜を生かした立体的な絶景〜
奈良の矢田寺も、関西では有名な「あじさい寺」のひとつやねん。約60種類、1万株以上のあじさいが山の傾斜に沿って咲いてて、立体的な景観が楽しめるのが特徴や。
山道を歩きながら、次々と現れるあじさいの群生に「わぁ〜」って声が出てしまうねん。特に霧がかかる日は、幻想的な雰囲気になって、写真に撮ると絵葉書みたいに美しいで。
ただし、山の中やから歩きやすい靴で行くことをお忘れなく。ヒールなんて履いてきたら、えらい目に遭うで〜(笑)
見頃は6月上旬から下旬にかけて。朝の涼しい時間帯がおすすめやで。
④ 長谷寺(奈良県桜井市)〜「花の御寺」で楽しむあじさい〜
「花の御寺」として知られる長谷寺も、あじさいの名所なんよ。ここの魅力は、本堂に続く長い回廊から眺めるあじさいの景色やねん。
階段を上りながら振り返ると、眼下に広がるあじさいと奈良の山々が一望できて、「来てよかった〜」って心から思えるで。参拝もできるし、お花見もできるし、一石二鳥やねん。
桜の季節も有名やけど、あじさいの時期はまた違った趣があって、静かで落ち着いた雰囲気が楽しめるんよ。
⑤ 六甲山あじさい園(兵庫県神戸市)〜高原の涼しい空気とともに〜
暑い夏の前触れを感じる6月下旬から7月上旬、涼しい場所であじさいを楽しみたいなら、六甲山あじさい園がおすすめやで。
標高が高いから、市街地より5度くらい涼しくて、約50種類のあじさいが高原特有の爽やかな空気の中で咲いてるねん。神戸の街を見下ろしながら花見ができるなんて、贅沢やろ?
ただし、山の天気は変わりやすいから、夏でも羽織るものを持って行くのを忘れんといてや。
⑥ 神戸市立森林植物園(兵庫県神戸市)〜圧巻の規模!350種5万株〜
規模の大きさでいったら、ここが関西一番かもしれへん。約350種類、5万株以上のあじさいが広大な敷地に咲いてるねん。
アジサイの小径や湿地帯など、いろんな風景が楽しめるから、一日中いても飽きへんで。家族連れにもおすすめやし、お弁当持参でピクニック気分も味わえるんよ。
「今日はどのコースを歩こうかなぁ」って、毎回違うルートで楽しめるのも魅力やねん。
⑦ 比叡山延暦寺ガーデンミュージアム(滋賀県大津市)〜標高840mの幻想的な庭園〜
ちょっと変わった雰囲気を楽しみたいなら、比叡山のガーデンミュージアムがおすすめやで。標高840mの高地にあって、フランス印象派の絵画を再現した庭園にあじさいが咲いてるねん。
「え?ここ日本?」って思うような、幻想的な風景が広がってて、まるで絵の中に迷い込んだみたいな気分になるで。涼しい風と一緒に楽しむあじさいは、また格別やねん。
⑧ 箕面公園(大阪府箕面市)〜滝とあじさいのコラボレーション〜
大阪市内からもアクセスしやすい箕面公園は、ハイキングとあじさい鑑賞が一緒にできる一石二鳥のスポットやねん。
箕面の大滝に向かう道中に咲くあじさいは、自然の中で楽しむのにぴったり。滝の音を聞きながら歩く道は、まさに癒しの空間や。
運動不足の解消にもなるし、自然の中でリフレッシュできるし、おすすめやで〜。
⑨ 舞鶴自然文化園(京都府舞鶴市)〜穴場的存在の静かなスポット〜
日本海側にあるから、見頃は他より少し遅めの6月下旬から7月中旬にかけて。約100品種のあじさいが静かに咲いてて、穴場的な存在やねん。
観光客も比較的少ないから、ゆっくりと花を楽しみたい人にはもってこいや。のんびりと過ごしたい休日にぴったりやで。
⑩ 金剛山ロープウェイ付近(大阪府・奈良県境)〜野趣あふれる自然の中で〜
最後は、ちょっと上級者向けのスポット。金剛山の自然林の中に咲くあじさいは、野趣あふれる美しさが魅力やねん。
ロープウェイでアクセスできるから、登山が苦手な人でも大丈夫。都会では絶対に味わえない、自然そのものの中で咲くあじさいが楽しめるで。
特におすすめ!写真映え抜群のあじさい寺3選
さあ、ここからは特に「写真映え」にこだわった、おすすめのあじさい寺を3つ詳しく紹介するで〜。SNSにアップしたくなるような、そんな素敵な写真が撮れること間違いなしや!
三室戸寺(京都府宇治市)〜やっぱり外せない王道の美しさ〜
さっきも紹介したけど、やっぱり三室戸寺は外せへんなぁ。石段を囲むように咲くあじさいと、歴史ある本堂の佇まいが織りなす景観は、まさに「これぞ日本の美」って感じやねん。
雨の日でも絵になるから、天候を気にせずに行けるのも嬉しいポイントや。夜間ライトアップもあって、幻想的な写真が撮れるから、昼と夜、両方楽しんでみてや。
ただし、人気スポットやから人も多い。写真を撮るときは、周りの人の迷惑にならんように気をつけてや。
矢田寺(奈良県大和郡山市)〜山寺ならではの幻想的な風景〜
矢田寺の魅力は、なんといっても自然の地形を生かした立体的な景観やねん。参道に沿って咲くあじさいの群生は、まさに「山の寺ならでは」の趣があるで。
霧がかかる日は特に美しくて、幻想的な写真が撮れるねん。鐘楼や石仏と一緒に撮影すれば、まるで絵葉書みたいな一枚になるで。
早朝の静かな時間帯に行くと、人も少ないし、朝霧に包まれた神秘的な雰囲気が楽しめるから、ぜひ試してみてや。
柳谷観音 楊谷寺(京都府長岡京市)〜花手水で差をつける!〜
今一番注目度が高いのが、この楊谷寺やねん。特に花手水は、もう芸術品レベルの美しさや。
水に浮かぶ色とりどりのあじさいは、どの角度から撮っても絵になるねん。しかも、お寺の方が毎日丁寧に手入れしてくれてるから、いつ行っても美しい状態で楽しめるで。
静寂の中に華やかさを感じられるお寺で、特に女性には大人気。でも、写真を撮るときは他の参拝者の邪魔にならんように、マナーを守ってや。
アクセス方法と知っておきたい注意点
さあ、行きたいスポットは決まったかな?でも、ちょっと待ってや。あじさいの名所は山間部や郊外にあることが多いから、アクセス方法をしっかり調べておかんと、現地で困ることになるで。
特に人気スポットについて、大阪のおばちゃんが実際に行った経験を踏まえて、詳しく教えたるわ。
三室戸寺(京都府宇治市)
アクセス: 京阪電車「三室戸駅」から徒歩約15分
おばちゃんからのアドバイス: 見頃の時期は周辺道路がえらい渋滞するで〜。駐車場も朝から満車になることが多いから、絶対に電車で行く方がええねん。
土日は人がぎょうさん来るから、できれば平日の朝一番がおすすめや。9時頃に着くように行けば、比較的ゆっくり見られるで。
それと、雨の日は石段が滑りやすいから、歩きやすい靴で行ってや。
矢田寺(奈良県大和郡山市)
アクセス: 近鉄「郡山駅」から奈良交通バスで「矢田寺前」下車、徒歩約10分
おばちゃんからのアドバイス: バスの本数が少ないから、事前に時刻表を確認するのを忘れんといてや。特に帰りのバスは要注意!最終バスを逃したら、タクシーか歩きしかないで。
山道を歩くから、絶対に歩きやすい靴で行くこと。ヒールなんて履いてきたら、途中で後悔することになるで〜。
雨の日は特に足元が悪くなるから、滑りにくい靴がおすすめやねん。
柳谷観音 楊谷寺(京都府長岡京市)
アクセス: JR「長岡京駅」または阪急「長岡天神駅」から阪急バスで「奥海印寺」下車、徒歩約40分(タクシー利用も可)
おばちゃんからのアドバイス: 正直言って、最寄りのバス停からめちゃくちゃ遠いねん。40分歩くのはしんどいから、車かタクシーを使う方が現実的やで。
特に雨の日は山道が滑りやすくなるから、足元に十分注意してや。杖を持参するくらいの心構えでもええかもしれへん。
でも、苦労してでも行く価値があるから、ぜひ頑張って行ってみてや。
六甲山あじさい園(兵庫県神戸市)
アクセス: 阪急「六甲駅」またはJR「六甲道駅」から六甲ケーブルで山上駅へ、そこからバス
おばちゃんからのアドバイス: 山の天候は変わりやすいから、晴れてても雨具は必須やで。それと、市街地より5度くらい涼しいから、夏でも羽織るものを持って行ってや。
六甲ケーブルは観光シーズンは混雑するから、時間に余裕を持って行くことをおすすめするで。
比叡山延暦寺ガーデンミュージアム(滋賀県大津市)
アクセス: 京阪「坂本比叡山口駅」からケーブルカーで山上へ、その後バス
おばちゃんからのアドバイス: 比叡山内はとにかく広いから、移動に時間がかかるねん。スケジュールには余裕を持って行ってや。
ケーブルカーは観光シーズンは混雑するから、早めの出発がおすすめ。それと、山の上は寒いから、防寒対策も忘れずにな。
まとめ〜関西であじさいを満喫するコツ〜
さあ、いかがやったかな?関西には、こんなにもたくさんの素敵なあじさいスポットがあるねん。歴史あるお寺の風情ある景観から、自然豊かな山の中の野趣あふれる風景まで、それぞれに違った魅力があるで。
梅雨の季節は確かに出かけるのが億劫になりがちやけど、雨に濡れたあじさいの美しさは、この時期やからこそ味わえる特別なもんやねん。しっとりとした雰囲気の中で、心も洗われるような気持ちになるで。
おばちゃんからの最後のアドバイス:
- 事前の情報収集は必須やで! 開花状況は年によって変わるから、必ず公式サイトやSNSでチェックしてから行ってや。
- 混雑を避ける工夫をしよう 土日は人がぎょうさん来るから、できれば平日の朝一番がおすすめ。ゆっくり楽しめるで。
- 服装と靴は大事やで 山道を歩くスポットが多いから、歩きやすい靴は必須。雨対策も忘れずにな。
- 写真を撮るときはマナーを守って 他の人の迷惑にならんように、そして自然を大切にしながら楽しんでや。
- 無理をせず、楽しむことが一番 全部回ろうとせず、自分のペースで楽しむのが一番やで。
関西のあじさいは、日帰りでも十分に楽しめるスポットばかりやから、ぜひ今年の梅雨は、家にこもってばかりいないで、美しいあじさいを見に出かけてみてや。
きっと、「梅雨も悪くないなぁ」って思えるはずやで。季節の移ろいを感じながら、関西のあじさいの旅を満喫してや〜!
それでは、みんなが素敵なあじさいに出会えることを、大阪のおばちゃんは心から願ってるで。ほんまに、関西のあじさいは最高やからな〜!
