
はじめに
みなさん、こんにちは!大阪のおばちゃんです!今日はな、めっちゃ大事な話、リチウムイオン電池のことについてお話しするわ。ほんま、今どきスマホもタブレットも電気自動車も、このリチウムイオン電池なしでは動かへんねんから!
あんたら、スマホ毎日使うてるやろ?そのスマホの中に入ってるリチウムイオン電池、すごいパワー持ってるけど、ちょっと扱い方間違うたら大変なことになるねん。最近ニュースでも見たことあるやろ?「リチウムイオン電池が発火して火事になった」とかいうヤツ。ほんまにこわいわ!
それにな、このリチウムイオン電池、中にはコバルトとかニッケルとかの貴重な資源がぎょうさん入っとんねん。これをポイッと普通のゴミに捨てたら、もったいないだけやなくて環境にもめっちゃ悪いねん。だから今日は、このリチウムイオン電池をどないして安全に使って、どないして正しく捨てたらええか、おばちゃんが丁寧に教えたるわ!
最近は電池への依存度がどんどん高まってきて、発火事故も増えてるから、ほんまに気ぃつけなあかんで。知識不足や安全対策がちゃんとできてへんことが原因やから、今日はしっかり覚えてな!
リチウムイオン電池の発火原因〜なんでいきなり燃えるねん!?〜
まずはなんでリチウムイオン電池が燃えるんか、その原因から説明したるわ。リチウムイオン電池ちゅうんは、正極とか負極とか電解質とかセパレータとかいう部品でできてんねん。これらがうまいこと働いてるから電気が出るわけやけど、何かがおかしなってくると、もう制御できへんようになって、最悪の場合「ボーン!」っちゅうことになるわけや。
内部ショート
これが一番多い原因やねん。電池の中で正極と負極が直接触れてしまうと、めっちゃ大きな電流が流れて、局所的に熱くなる。この熱で電解液が分解されて、そこから発火するわけや。
電池を落としたり、踏んづけたり、ぐにゃぐにゃに曲げたりしたら、中にあるセパレータが破れて、正極と負極が触れてショートするねん。あとな、充電と放電を繰り返すうちに、電池の中にデンドライトちゅう針みたいなもんができて、これがセパレータを突き破って短絡を起こすこともあるわ。工場で作るときに異物が混入したりしても同じことが起こるで。
過充電
これもあかんパターンや。満タンなのにさらに充電し続けると、中で変な化学反応が始まって、異常発熱したりガスが出たりして、最終的に発火する危険があるねん。粗悪な充電器や、そのバッテリー用じゃない充電器を使うと、こういうことになりやすいから気ぃつけな!
過放電
逆にバッテリーを使いすぎるのもあかんで。電池をカラッカラになるまで使うと、中の銅が溶け出して、さっき言うたデンドライトちゅう針みたいなんができて、結局また内部ショートを起こす可能性があるねん。
熱暴走
これはほんまにこわいやつや。一度電池の中で異常な発熱が始まると、その熱がさらに化学反応を促進して、どんどん温度が上がっていく現象や。短絡、過充電、物理的な損傷なんかがきっかけになって、最終的に発火や爆発につながることもあるわ。
高温環境での放置
リチウムイオン電池は熱に弱いねん。夏の車内とかサウナみたいな暑いところに放置すると、電池の中の安定性が悪なって、発火のリスクが高まるわ。特に真夏の車の中なんか、めっちゃ危険やから気ぃつけてな!逆に寒いところで充電するのもあかんで、電池の性能が落ちたりリスクが高まったりするわ。
物理的損傷
落としたり、ぶつけたり、踏んづけたり、釘を刺したりすると、電池の中の構造が壊れて、ショートや発火の原因になるわ。スマホ落としたときにバキバキに画面割れてるのに「まだ使えるわ〜」って使い続けるんはやめときや!
製造不良と低品質
工場で作るときの不具合や材料の欠陥、品質管理がちゃんとできてない電池は、内部ショートが起きやすくて、発火しやすいねん。特に、純正じゃない安もんの電池は安全機構が不十分な場合が多いから、気ぃつけなあかんで。
こういう原因が一つだけやなくて、いくつか重なることもあるねん。だからユーザーはこれらの原因をちゃんと理解して、適切な対策を取ることが重要やで。特に、安もんの電池を使ったり、変な充電の仕方したり、暑いところに放置したり、落としたりするんは避けるべきやな。それと、PSEマークやMCPCマークがついた安全な製品を選ぶことも大事やで!
リチウムイオン電池の安全対策と取り扱い方法〜これだけは守って!〜
ほなリチウムイオン電池の発火事故を防ぐために、日頃からどないしたらええか教えたるわ。これを守れば安心やで!
使うときの注意点
充電は正しくするんやで!
- 充電も使うのも保管するのも、メーカーが言うてる指示に必ず従うてな。勝手に分解したり改造したりするんは絶対あかんで!
- 必ず純正の充電器か、そのバッテリーに合った認証済みの充電器だけを使うてな。日本やったらPSEマークやMCPCマークがついてるかを確認するんや。
- 充電が終わったら、すぐに充電器から外した方がええで。特に電動自転車みたいな大きなバッテリーの充電は、寝てる間とか誰もおらん時にしたらあかんよ。
- 充電は燃えるもんが近くにない、風通しのええ安定した場所でしてな。
- めっちゃ暑いとことか寒いところでの使用や充電、保管はやめとき。理想的な保管温度は5℃から20℃くらいやね。
- 落としたり、ぶつけたり、押しつぶしたり、曲げたりするんはあかんで。予備のバッテリーは保護ケースに入れて保管して、鍵とかコインとか金属のもんと一緒にポケットに入れたりせんようにしてな。
- バッテリーやスマホを分解したり改造したりするんは絶対あかんで!
おかしいなと思ったら使うのをやめてな!
- バッテリーやスマホが膨らんだり、液が漏れたり、熱くなったり、変な臭いがしたり、変な音がしたり、色が変わったりしてたら、すぐに使うのをやめてな。安全なところに置いて、必要なら救急サービスに連絡するんや。
- 壊れたバッテリーは絶対に使わんようにしてな!
信頼できるとこから買うてな!
- ちゃんとした会社が作った製品をちゃんとした店で買うようにしてな。安全認証マーク(日本やったらPSEマーク、MCPCマーク、海外やったらULマークとか)があるか確認してな。
これだけはやめてな!
- バッテリーに釘を刺したり、穴を開けたりするんは絶対あかんで!
- 強い力をかけたり、ぶつけたりするんもあかん!
- 水や湿気のあるところに置くんもあかんで!
保管するときの注意点
- バッテリーは直射日光を避けて、涼しくて乾燥したところに保管してな。理想的な温度は5℃から20℃やで。
- 燃えやすいもんから離して保管するんやで。
- 長い間使わへんときは、スマホからバッテリーが取り外せるんやったら取り外しておいた方がええわ。
- バッテリーがカラッカラの状態で長い間放っておくと、過放電になって劣化が進むことがあるねん。長期保管する場合は、50〜80%くらい充電した状態で保管して、少なくとも3ヶ月に一回はバッテリー残量を確認して、必要なら充電してな。
- 子どもやペットが触れへんところに保管するのも忘れたらあかんで!
これらの安全対策をちゃんと守れば、リチウムイオン電池の発火リスクをぐっと減らすことができるわ。ほんまにな、ちょっとした心がけで大きな事故を防げるんやから、みんなでちゃんと気をつけましょ!
リチウムイオン電池の正しい廃棄方法〜捨て方を間違えたらあかんで〜
もうそろそろ使えへんなぁと思うバッテリー、どないして捨てたらええか知ってる?普通のゴミと一緒に捨てたらあかんで!リチウムイオン電池は「有害ごみ」や「資源ごみ」として分別して捨てなあかんねん。
まずは住んでる地域のごみの分別ルールを確認してな。大抵の自治体では、リチウムイオン電池は専用の回収ボックスか特定の回収場所に持って行くことになってるわ。
リサイクルルート
- 家電量販店やスーパー: 多くの家電量販店やスーパーには小型家電やバッテリーの回収ボックスがあるで。これを利用するんが一番簡単やわ。
- 公共施設: 市役所や区役所、リサイクルセンターなんかでも回収してるところが多いねん。
- メーカーによる回収: 一部のメーカーは自社製品のバッテリーを回収してくれるとこもあるで。
- バッテリーリサイクル協力店: 「一般社団法人JBRC」が運営する協力店でも回収してくれるわ。
捨てる前の準備
- バッテリーが膨らんでたり、液漏れしてたり、傷んでたりする場合は、透明なビニール袋に入れて、「危険」って書いておくとええで。
- 端子部分はショートせんように、絶縁テープでしっかり覆っておくのも忘れんといてな。これ大事やで!
- スマホなど機器に組み込まれたバッテリーは、可能であれば取り外して回収に出すのがベストやけど、取り外せへん場合は機器ごと小型家電リサイクルに出すんやで。
捨て方を間違うと、ごみ収集車や処理施設で発火事故が起こる恐れがあるねん。実際に毎年何件も火災が起きてるんやで。それに環境汚染の原因にもなるし、貴重な資源のムダにもなる。ちょっと面倒でも、ちゃんとリサイクルに出す習慣をつけましょ!
リチウムイオン電池のリサイクルプロセス〜捨てた後どうなるん?〜
ほな、あんたが正しく回収に出したリチウムイオン電池は、その後どないなるんか気になるやろ?おばちゃんが説明したるわ!
回収から処理まで
- 分別・仕分け: まず回収されたバッテリーは、種類や大きさ、メーカーなどで分別されるねん。
- 放電処理: 安全に処理するために、まず残った電気を完全に抜くねん。
- 破砕・粉砕: 専用の機械でバッテリーを細かく砕くわ。
- 熱処理: 高温で処理して、有害物質を分解したり、金属を取り出しやすくしたりするねん。
- 化学処理: 酸やアルカリなどの薬品を使って、貴重な金属を抽出するわ。
回収される資源
- コバルト: スマホやパソコンに欠かせない貴重な金属で、これを回収するだけでも大きな意味があるねん。
- ニッケル: 耐久性のある金属で、新しいバッテリーや金属製品に再利用されるわ。
- リチウム: バッテリーの名前にもなってる重要な資源で、将来的にはリチウムの供給不足も懸念されてるから、回収は重要やねん。
- 銅・アルミ: 電気を通す役割をする金属で、これも回収して再利用するわ。
こうやって回収された資源は、新しいバッテリーや他の製品の原料になるねん。一つひとつのバッテリーはちっちゃいかもしれんけど、みんなで出せば大きな資源の節約になるし、環境保護にもつながるわ。
不適切な廃棄がもたらす危険性〜ほんまに怖いで〜
リチウムイオン電池を普通のゴミと一緒に捨てると、どんな問題が起こるか知ってる?おばちゃん、ちょっと厳しく言うけど、これほんまに大事なことやから聞いてな!
発火・爆発のリスク
- ゴミ収集車の中でバッテリーが潰されて、ショートして発火することがあるねん。実際に、収集車の火災のかなりの割合がリチウムイオン電池が原因やねんで!
- ゴミ処理施設でも同じく、処理機械の中でバッテリーが破壊されて発火し、大規模な火災につながることがあるわ。
環境汚染の問題
- バッテリーの中の有害物質が土壌や水に溶け出して、環境を汚染するねん。
- 特に埋立地で処理されると、長期間にわたって有害物質が少しずつ漏れ出す恐れがあるわ。
資源の無駄遣い
- リチウムイオン電池には、リチウム、コバルト、ニッケルなど貴重な資源がたくさん含まれてるねん。これらは採掘が難しくて環境への負担も大きいから、捨てるなんてもったいないわ!
- リサイクルすれば、これらの資源を再利用できて、新たな採掘を減らせるねん。
実際の事故例
- 2023年だけでも全国で数十件のごみ収集車や処理施設の火災があったって聞くわ。中には数日間燃え続けた大規模な火事もあったねん。
- ある自治体では、リチウムイオン電池が原因の火災で、数億円の被害が出た例もあるで。
- 処理作業員がケガをしたケースもあって、人命にも関わる問題やねん。
だからほんまに、「めんどくさいなぁ」と思っても、リチウムイオン電池は絶対に普通のゴミに混ぜたらあかんで!ちょっとした手間やけど、正しく回収に出すことで、火災を防いで、環境を守って、資源も有効活用できるねん。みんなで協力して、安全で環境にやさしい社会を作っていこうや!
まとめ〜おばちゃんからの最後のお願い〜
今日はリチウムイオン電池の発火原因から安全な使い方、正しい捨て方まで、おばちゃんが熱く語ったけど、ちゃんと覚えてくれたかな?最後にもう一度おさらいしとくわ!
- 原因を知る: リチウムイオン電池が発火するのは、内部ショート、過充電、過放電、熱暴走、高温環境、物理的損傷、製造不良などが原因やねん。
- 安全に使う: 純正の充電器を使う、落としたりぶつけたりせん、極端な高温・低温を避ける、変な症状があったらすぐ使うのをやめる、これだけ守れば大体安全やで!
- 正しく捨てる: 絶対に普通のゴミと一緒に捨てたらあかん!家電量販店や公共施設の回収ボックスを利用するか、自治体のルールに従って廃棄するんやで。
- リサイクルの意義: ちゃんとリサイクルすれば、貴重な資源を再利用できるし、環境汚染も防げるねん。
- 不適切な廃棄の危険性: 普通のゴミに混ぜると、発火・爆発のリスクがあって、ゴミ収集車や処理施設で火災が起きる可能性があるんや。
おばちゃんな、最近のニュースでリチウムイオン電池の発火事故のことをよう見るから、ほんまに心配してんねん。あんたらの安全のためにも、環境のためにも、ちゃんと気をつけて使って、ちゃんと捨ててな。
「めんどくさいなぁ」と思っても、ちょっとした心がけで大きな事故や環境問題を防げるねんから、みんなで協力しような!何か分からんことがあったら、いつでもおばちゃんに聞いてな!
ほんじゃ、今日はこのへんで。また次回も役立つ情報をお届けするから、楽しみにしててな!せやけど、その前にリチウムイオン電池の安全チェックだけはしといてや!じゃあな〜!
