
はじめに~おばちゃんの本音~
あんた、最近のお米の値段見たことある?もうビックリするくらい高なってるんやで!うちの近所のスーパーでも、いつものコシヒカリが前の1.5倍以上になってるんやから、ほんまにたまらんわ〜。
でもな、そんな家計の苦しさにつけ込んで、悪いヤツらが出てきてるんよ。それが「お米の詐欺サイト」や。今日は、このズル賢い連中の手口を、大阪のおばちゃんの目線でバッサリ切り込んでいくからな!
なんでお米がこんなに高くなったん?
2024年8月にコメが品薄状態に陥りコメの小売価格が急騰、「令和のコメ騒動」と報じられましたが、2025年に入りコメ騒動が再燃しています。
ほんま、令和のコメ騒動やて!昭和のおばちゃんは米騒動も知っとるけど、まさか令和でもこんなことになるとは思わんかったわ。
原因はいろいろあるんやけど、主に:
- 天候不順でお米の収穫量が減った
- 輸送コストが上がった
- 海外からの輸入も思うようにいかん
こんな状況やから、みんな「少しでも安いお米を!」って思うのは当然やろ?でも、そこが狙い目なんよ、悪いヤツらにとっては。
詐欺サイトの巧妙な手口~これはヤバイで〜
1. 見た目は完璧、中身は最悪
詐欺サイトの連中、ほんま巧妙やで。ちゃんとした米屋さんみたいなホームページ作っとるんよ。会社概要も問い合わせ先も、本物の米屋さんの情報パクって載せとる。
「うちはちゃんとした会社です」って顔しとるけど、実際は詐欺師や。まるで、高級ブランドのバッグの偽物みたいなもんやな。見た目だけは本物そっくりやけど、中身は全然違う。
2. 甘い言葉で誘惑する
「通常価格の半額!」 「今だけ送料無料!」 「先着100名限定!」
こんな甘い言葉で誘ってくるんよ。でもな、冷静に考えてみ?本当にお米が不足してるなら、なんで半額で売れるん?矛盾しとるやろ?
これはね、「安もん買いの銭失い」って言葉そのものや。安いもんには理由があるんよ。
3. 焦らせる作戦
「残り在庫3個!」 「あと30分で終了!」 「今、田中さんが購入されました!」
こんな風に焦らせてくるんよ。でもな、これ全部ウソや。コンピューターで自動的に表示してるだけ。
おばちゃんはな、バーゲンセールで散々こんな手口見てきたから、もう騙されへんで!「急いで買わなあかん」って思わせるのが、詐欺師の常套手段やからな。
実際の被害事例~これホンマにあった話や~
お米の詐欺サイトが出没中!価格が不自然に安いなど怪しいサイトにはご注意!と、国民生活センターも警告を出してるんよ。
事例1:10kgのお米が消えた話
ある主婦の話やけど、スマホで「格安お米通販」って広告見つけて、10kgのお米を注文したんやて。普通なら5,000円以上するのに、2,500円って書いてあったから、「ラッキー!」って思って注文したんよ。
でも、2〜3日で届くって書いてあったのに、1週間たっても来ない。問い合わせしても返事なし。電話番号も繋がらない。結局、お米も届かん、お金も戻ってこん。
これはまだマシな方やで。クレジットカードの情報も抜かれて、後で不正利用されるケースもあるんやから。
事例2:高齢者を狙った悪質な手口
今度は高齢者のおじいちゃんの話。スマホの広告で「緊急入荷!新米特価!」って見つけて、慌てて注文したんやて。
そしたら数日後、カード会社から「不審な取引がありました」って連絡が来た。調べたら、中国の怪しい会社に何回も決済されてたんよ。
高齢者は特に狙われやすいから、家族で注意してあげなあかんね。
情報を盗まれる怖さ~これが一番ヤバイ~
商品が届かんだけやったら、まだええ方や。一番怖いのは、個人情報を盗まれることやねん。
ネットバンキングの情報も狙われる
詐欺サイトの連中、最初は「クレジットカード決済ができません」って言うて、銀行振込に誘導するんよ。そこで偽のネットバンキングのページを出して、IDとパスワードを盗み取るんや。
これが一番危険やで。銀行口座の情報を盗まれたら、勝手に海外送金されたりするからな。実際、知らん間に100万円も送金されてた人もおるんよ。
個人情報は犯罪者の商品
盗まれた個人情報は、インターネットの闇市場で売買されるんや。住所、電話番号、クレジットカード情報、全部まとめて一人分1,000円くらいで売られてるんやで。
そうなったら、いろんな詐欺のターゲットにされるから、もう大変や。
騙されんための5つの鉄則~おばちゃんの知恵袋~
1. 「安すぎる」は疑え!
市場価格より明らかに安い場合は、まず疑うことや。「世の中に、そんなおいしい話はない」って、おばあちゃんも言うてたやろ?
特に今みたいにお米が高騰してる時に、半額で売ってるなんて、おかしいに決まってるやん。
2. ホームページをよ〜く見る
会社の住所や電話番号が書いてあるか、ちゃんと確認せなあかん。でも、書いてあっても安心したらあかんで。本物の会社の情報をパクってる可能性もあるからな。
Google マップで住所を調べて、本当にその場所に会社があるかチェックするのもええで。
3. ネットで評判を調べる
注文する前に、そのサイトの名前で検索してみ。「詐欺」「届かない」「騙された」って書き込みがあったら、絶対に利用したらあかん。
逆に、良いレビューばっかりが不自然に並んでるのも怪しいで。本物のレビューは、良いことも悪いことも書いてあるもんや。
4. 決済方法をチェック
ちゃんとしたお店なら、クレジットカード決済やPayPay、楽天ペイみたいな大手の決済サービスを使えるはずや。
「銀行振込のみ」とか「個人名義の口座に振り込んで」なんて言うてきたら、もう100%詐欺やと思ってええ。
5. 急かされても冷静に
「今すぐ注文しないと!」って急かされても、一回深呼吸して冷静になることや。本当に良い商品なら、急いで買わんでも大丈夫やろ?
家族や友達に相談するのもええで。第三者の目線で見てもらったら、冷静に判断できるからな。
もし騙されてしもたら~慌てんと対処せよ~
すぐにやること
- カード会社に連絡:クレジットカード情報を入力してしもた場合は、すぐにカード会社に連絡して、カードを止めてもらう。
- 銀行に連絡:ネットバンキングの情報を入力してしもた場合は、銀行に連絡して口座を凍結してもらう。
- 警察に届ける:詐欺の被害届を出す。お金が戻ってくる可能性は低いけど、同じ被害者を増やさんためにも大事やで。
相談できるところ
- 消費者ホットライン(188番):「いやや!」で覚えやすいな。全国どこからでも無料で相談できる。
- 消費生活センター:各自治体にあるから、詳しい相談ができる。
- 警察のサイバー犯罪相談窓口:インターネット関連の犯罪について相談できる。
家族みんなで気をつけよう~特に高齢者は要注意~
詐欺師の連中、特に高齢者を狙ってくるんよ。インターネットに慣れてない人ほど、騙されやすいからな。
家族でできること
- スマホの設定を見直す:怪しい広告をブロックする設定にしておく。
- 定期的に話し合う:最新の詐欺の手口を家族で共有する。
- 買い物の相談:ネットで何か買う時は、家族に相談する習慣をつける。
特におじいちゃん、おばあちゃんには、「安い買い物の話が来たら、まず家族に相談して」って伝えておくことが大事やで。
セキュリティ対策も忘れずに
スマホやパソコンの対策
- セキュリティソフトを入れる:無料のでもええから、必ず入れておく。
- OSを最新にする:アップデートの通知が来たら、面倒でもやっておく。
- パスワードを強化する:簡単なパスワードはすぐに破られるで。
- 二段階認証を設定する:面倒やけど、セキュリティが格段に上がる。
ブラウザの設定も大事
フィッシング詐欺対策の機能を有効にしておく。ChromeやSafariなら、標準で入ってるから、オンにしておくだけでもだいぶ違うで。
おばちゃんからの最後のアドバイス
今の時代、インターネットは便利やけど、危険もいっぱいやねん。特に、生活が苦しい時ほど、甘い話に騙されやすいもんや。
でもな、「安物買いの銭失い」って言葉があるように、安すぎるもんには必ず理由があるんよ。その理由が「詐欺やから」っていうのが、一番最悪やけどな。
お米が高いのは確かに辛いけど、騙されて更にお金を失うよりは、正規のお店で買った方がマシやで。スーパーの特売日を狙ったり、業務スーパーを利用したり、合法的に安く買う方法はいくらでもあるからな。
みんなで情報共有しよう
最後に、これ読んでくれた人にお願いがあるんよ。もしあんたの周りで、怪しいお米の通販サイトの話を聞いたら、この記事のこと教えてあげて。
特に、インターネットに慣れてない高齢者の方には、優しく教えてあげてな。みんなで助け合って、詐欺師の思う壺にならんようにしよう!
今日のまとめ:
- お米の価格高騰に便乗した詐欺サイトが急増中
- 「安すぎる」「急かす」「連絡先不明」は詐欺の三大特徴
- 騙されたら即座にカード会社・銀行・警察に連絡
- 家族みんなで情報共有して、被害を防ごう
あんたも気をつけてな〜!おばちゃんとの約束やで!
この記事は、国民生活センターや消費者庁の最新情報を基に作成しています。詐欺被害に遭われた方は、すぐに消費者ホットライン(188番)にご相談ください。
