
あんた、最近スーパーの野菜見た?えらい高いやんか!記録的猛暑で農業が大ピンチの話
こんにちは〜!毎日スーパーで特売情報チェックするのが日課のワタシ、今年の夏はほんまにえらいこっちゃやと思ってるねん。なんでって?だって、いつものキャベツが300円、トマトが一個100円超えって…もう庶民の家計が悲鳴上げとるわ!
でもな、文句言うだけじゃアカンねん。2025年の夏の平均気温は、過去最高の暑い夏だった2024年をはるかに上回る結果となり、そら野菜も参ってしまうわなぁ。
今日はな、なんでこんなに野菜が高くなってるのか、農家さんはどんな苦労してるのか、そして私らにできることは何なのか、おばちゃん目線でしっかり語ったるから、最後まで聞いてや!
スーパーで実感!野菜の値段がおかしいことになってる件
もうな、毎日買い物に行ってる身としては肌で感じるわ。猛暑で記録的高値を連発って、まさにその通りやねん。いつものように冷蔵庫の野菜室チェックして「今日はキャベツと人参買おかな」と思って店行ったら、もうビックリよ。
レタス一玉が平日でも250円、キャベツなんて大きいのは400円近くすることもある。うちの近所のスーパーのおばちゃん達も「今年はほんまにしんどいわ〜」って嘆いてるもん。冗談抜きで、家計簿つけてる主婦としては野菜代が倍近くなってる月もあるねんで。
でもな、これにはちゃんと理由があるねん。農家さんが困ってるから値段も上がる、そんな単純な話やないねん。もっと深刻な問題が農業現場で起きてるんやって。
高温障害って何?野菜たちが悲鳴を上げてる現実
「高温障害」って言葉、聞いたことある?私も最初は「暑いから元気ないんかな〜」程度に思ってたんやけど、調べてみたら全然違ったわ。これ、野菜にとってはもう大変なことやねん。
要はな、野菜にも「ちょうどいい温度」ってのがあるわけ。人間でも35度超えたら熱中症になるやん?野菜も同じで、暑すぎたら正常に育たへんのよ。
例えばトマトなんかは、昼間の温度が30度超えると、実がちゃんとつかへんようになる。形もいびつになって、まん丸のトマトちゃう、なんか変な形になったりするねん。キュウリも同じで、曲がったり太さがバラバラになったりする。
葉焼けや果実の日焼けなどの障害が発生しやすくなるって、野菜も日焼けするんやで?人間と一緒やなぁ。ほんでな、ハダニ類などの害虫発生が多くなるから、暑いと虫もようけ出てきて、野菜がダブルパンチやねん。
りんごなんかも、暑すぎると色づきが悪くなったり、甘くならへんかったりする。スーパーで見る「ちょっと形が悪いりんご」って、もしかしたら高温のせいかもしれへんで。
雨不足がダブルパンチ!農家さんの苦労を知ってほしい
暑いだけでも大変やのに、雨まで降らへんかったら、そらもう農家さんは大変やわ。特に今年みたいに「猛暑+雨不足」のコンボは最悪や。
植物ってな、暑い時ほど水をようけ飲むねん。人間が暑い時に水分補給するのと同じやで。せやけど畑に雨が降らんかったら、水やりせなあかん。でも農家さんも水道代タダちゃうし、井戸水使えるとこばっかりでもない。
それにな、雨不足で土がカラッカラに乾いてしもたら、次に雨が降った時に今度は土が水を吸わんようになるねん。まるでカラッカラのスポンジみたいに、最初は水を弾いてしまうんやって。そしたら肥料も一緒に流れてしもて、せっかくの栄養も無駄になってしまう。
うちの近所で家庭菜園してるおっちゃんも「今年は毎日水やりしてるけど、追いつかへん」って嘆いてはったわ。プロの農家さんやったら、もっと大変やと思う。
データで見る農業被害の実態!数字がエグいねん
ほんでな、「なんとなく大変そう」やなくて、ちゃんと数字で見ても深刻やねん。食べチョクっていう農家直販サイトの調査やと、なんと約6割の農家さんが「収穫量が減った」って答えてるねん。6割って、えげつないやん!
さらにな、3割の農家さんが「規格外品が増えた」って言ってる。規格外品って、要は「ちょっと形が悪いから市場に出せない野菜」のことや。味は変わらへんのに、見た目がちょっと悪いだけで売れへん。もったいないよなぁ。
例えばな、トマトやったら皮が割れたり、形がいびつになったり。ナスやったら大きさがバラバラになったり。果物やったら色づきが悪かったり、小さいままやったり。農家さんからしたら、手間暇かけて育てた野菜が売り物にならへんって、ほんまにしんどいと思うわ。
頑張る農家さん!高温に負けない品種づくり
でもな、農家さんも研究者さんも、手をこまねいてるだけちゃうで。暑さに強い品種を作ろうって、めちゃくちゃ頑張ってはるねん。
米では登熟障害によって白未熟粒が多く発生し、品質が大幅に低下する問題があったから、お米でも「にじのきらめき」っていう暑さに強い品種が開発されてるねん。28度くらいの高温でも、ちゃんとお米ができるように改良されてるんやって。すごいやん!
野菜でも、トマトやナスで暑くても実がちゃんとつく品種を研究してるし、果物でも温暖化に強いブドウや柑橘類の開発が進んでる。まるで野菜の「暑さ対策強化版」やな。
せやけど、新しい品種を作るのも、農家さんが導入するのもお金がかかるねん。だから国や自治体のサポートが大事やと思うわ。
現場の工夫がすごい!農家さんの暑さ対策術
品種改良だけやなくて、農家さんの現場でもいろんな工夫をしてはるねん。これがまた、主婦目線で見ても「なるほど〜」って思うことばっかりや。
まず水やりやけど、最近は「点滴かんがい」っていう技術があるねん。これ、野菜の根元にちょろちょろと少しずつ水を垂らし続ける方法や。一気にジャーッと水をかけるより、効率よく水を使えるんやって。家庭でも応用できそうやな。
それからな、畑にマルチングっていって、黒いビニールシートを敷く方法もある。これで土の水分が蒸発するのを防ぐねん。まるで野菜に日傘をさしてあげてるみたいやな。
ハウス栽培やったら、遮光ネットで直射日光を和らげたり、霧吹きで涼しくしたりもしてる。人間でも暑い時はうちわで扇いだり、霧吹きで涼しくしたりするやん?野菜も同じやねん。
せやけどな、これらの設備を導入するのにお金がかかるから、小さい農家さんには負担が大きいのが現実やねん。
私らにできること!規格外野菜を愛そう運動
「農家さんは大変やなぁ」で終わったらあかん。私ら消費者にもできることがあるねん。
まず一番簡単なのが、規格外品を積極的に買うことや。形がちょっと悪くても、味は変わらへん。むしろ、ちょっと安く買えることもあるから、家計にも優しいやん。
最近は直売所やネット通販で「訳あり野菜」とか「規格外野菜」を売ってることも多いから、チェックしてみて。うちも先月、形がちょっといびつなトマトを買ったけど、めちゃくちゃ美味しかったで。
それからな、地産地消も大事やねん。近所で取れた野菜を買えば、輸送費もかからんし、新鮮やし、地域の農家さんも応援できるし、一石三鳥や。大阪やったら、泉州のタマネギとか有名やん。そういうのを意識して買うのもええと思う。
政策支援も大事!みんなで農業を守ろう
個人ができることも大事やけど、やっぱり国や自治体の支援も必要やねん。災害級の暑さが毎年来るような時代やから、農家さん個人の努力だけでは限界がある。
設備投資の補助金とか、新しい技術の普及とか、研究開発への投資とか、やることはようけあると思う。私らも選挙の時は、農業政策をちゃんと考えてくれる人を選ばなあかんなぁ。
それから、学校給食で規格外野菜を使ったりするのもええアイデアやと思うわ。子どもたちに「野菜は形がちょっと悪くても美味しいねんで」って教えることもできるし、フードロス削減にもなるやん。
未来の食卓を守るために今すぐできること
結局な、この問題は「農家さんだけの問題」やないねん。私らの食卓に直結してる問題やから、みんなで考えなあかん。
2024年から続く「米不足と価格高騰」は一部地域や品種で特に顕著でしたが、2025年は政府の備蓄米放出や増産対応で徐々に改善に向かっています。一部店舗で品薄や高値が今も見られるものの、全国的な“需給パニック”ではなくなりました。ただし生産量の急回復は難しく、しばらくは高値傾向が続く可能性があります。これはもう「今だけの問題」やなくて「これからもずっと続く問題」やねん。
せやから、今から行動を起こさなあかん。規格外野菜を買う、地産地消を心がける、農業政策に関心を持つ、環境に優しい生活を心がける。小さなことからでも始めることが大事や。
私らが普段何気なく買ってる野菜の向こうには、暑さと戦いながら頑張ってくれてる農家さんがいる。その人たちの苦労を知って、支えていくのも消費者の役目やと思うねん。
まとめ:みんなで農業を支えて、豊かな食卓を未来につなごう
長々と話してしもたけど、要はこういうことや。
気候変動で農業が大ピンチになってる。野菜の値段が高いのも、品質にばらつきがあるのも、全部つながってる話やねん。せやけど、農家さんも研究者さんも、暑さに負けへん品種を作ったり、新しい技術を開発したりして頑張ってはる。
私ら消費者も、文句ばっかり言ってないで、できることから始めよう。規格外野菜を愛して、地域の農産物を応援して、環境に優しい暮らしを心がける。そうやってみんなで農業を支えることが、結果的に自分らの食卓を守ることにつながるねん。
「今日の夕飯の買い物」が、実は「未来の農業を支える一票」になる。そう思ったら、スーパーでの買い物も、なんかちょっと特別な気分になるやんか。
暑い夏はまだまだ続くやろうけど、みんなで知恵を出し合って、工夫して、支え合って、この難しい時代を乗り越えていこうや。そして、おいしい野菜と果物を、子どもたちや孫たちにも食べさせたげよう。
それが、おばちゃんからの提案やで!みんなも一緒に頑張ろうな〜!
