さあ、6月16日は和菓子の日なんです。諸説ありますが、その由来は平安時代の中期ですね。西暦840年代なんですけれども、国に疫病が蔓延して、悪いことが続いたりすると、そういう時って年号がよく変わったんですね。平安時代848年、当時第54代の仁明天皇が承和から嘉祥に改めたんですけれども、その元年が6月16日だったんですね。嘉祥元年。その6月16日の1と6の数にちなんだお菓子やお餅をご神託を受け、神前にお供えして、疫病除けや人々の健康幸福を祈願したことがきっかけです。その和菓子の日になったんですね。、和菓子は、今、若い人が口にすることが少なくなって来たんじゃないかということでは菓子業界が頑張りました。
若い人に食べてもらおうと、最近ネオ和菓子というものが流行っている
今日はですね、ネオ和菓子についてどんなものがあるのかをお伝えしようかなと思います。
さあネオ菓子なんですけれどもネオっていう言葉はギリシャ語で新しいという意味で、伝統的な製法で作られるお菓子に洋菓子の材料や製法を取り入れたもの、これまでにない発想で作られる進化形の和菓子のことをネオ和菓子ということで、2023年注目されているんだそうなんです。はい。では、今日はですね、私が気になったお取り寄せできるネオ和菓子をお伝えします。
まずわらび餅。わらび餅って言ったら、わらび粉とお水を混ぜて熱で練り上げて固めていって、きな粉と黒蜜で食べるのが、わらび餅ですよね。それをネオ化させました。すると、
あの粉雪が降りかかったかのような真っ白なルックス。名前は「椰子の白わらび餅」
ということで、ミシュランの三ツ星のレストランです. 日本料理店の「神楽坂石かわ」と「琥珀」というお店が手掛けるブランド。うん。また「いったつみとらどう」
というわらび餅なんですけれども、わらび粉を水で練り上げるのが一般的なんですけれども、水ではなくて、なんとココナッツミルクでわらび餅を練り上げている。分かるな風味が分かるな。うんうんくるんとしたね。独特の食感。芳醇なココナッツミルクがこう口の中で広がるんですって。ただちょっとお高いんです。三ツ星なんで330gで3888円ということなんです。それを食べると覚悟して、覚悟して食べなきゃいけないんですが、インターネットで今見たら売り切れ、人気すぎてお取り寄せできるのはいつになる?ただ、あのわらびもちで夏無性に食べたくなる時あるもんね。それはココナッツ風味だから美味しいです。
さて続いてご紹介するのが羊羹。羊羹をネオ化させるとどうなる?
マシュマロ羊羹。それはマシュマロじゃないの。マシュマロ羊羹。羊羹の上にマシュマロが乗っています。二層のマシュマロ羊羹となっているんですけれども、イメージ、羊羹にマシュマロがのってると形としてはちょっと不思議な形を今想像してるよね。帯のちゃんとした羊羹の上に、その上にふわっとしたマシュマロが乗ってるんですけれども、マシュマロは薄く伸びてる伸びてるんです。あの丸いマシュマロが載ってなくて。だから層になってるのになってる面白いとマシュマロと羊羹。このカボチャのマシュマロと抹茶羊羹。木苺のマシュマロと白羊羹の三つのフレーバーがあるんですけれども、これあのミルクボーイさんのマシュマロちゃうやんけ、それ羊羹ちゃうやんけというという話じゃない。そうなんでも、可愛いらしくて映えます。上の層がマシュマロで下の層が羊羹になってるんですけど、食感としては、しゅわっ、ふわふわの中にねっとりした羊羹の2種類の独特の食感がユニークで素晴らしいということだから、見た目はさ、映像みたいな分かんないけど、羊羹っぽい色じゃないんやね。上は羊羹っぽくない、でも下は羊羹。これは1887年創業。岡山にある老舗和菓子店つるの玉子本舗というお店があるんですけれども、岡山銘菓のきび団子をはじめとする和菓子屋、洋菓子を作ってるお菓子屋さんなんですが、マシュマロをその先代が製法を学んで和菓子に取り入れた。面白い。そこから、昔から作ってきたものに新しい発想を取り入れるのはすごいね。一つ972円、だんだんだんだんやすくなってきました。
大阪では、
ネオ和菓子についてお伝えしました。他にもバームクーヘンとわらび餅を合体させたわらび餅バウム。何か、わらび餅は、いろんな形で変化するなぁ。おはぎバーガーでも、大阪のうつぼ公園の近くですごく人気で行列のおはぎバーガー。お米が外で、あんこが中の逆おはぎ。
和菓子の日。大阪では、その嘉祥の儀式として16種類のおもちやお菓子を笑わずに食べるという風習が伝わった。笑わずに。そうなんです。そう笑っちゃいけないよっていうなんかあれね。恵方巻の原点みたいなんですかね。
まあ、そんな中、笑わずに餅を食べるというイベントとかも十年前から、大阪で行っているみたいなんですけれども大阪で16種類の素材を使って作った餅を「笑わず餅」とし、これを和菓子の日に食べるのです。大阪生菓子青年クラブでは和菓子の日前日に難波神社で「笑わず餅」の献菓式を行ない、そのあとその餅を無料で配る、ということをしています。そして和菓子の日にその餅を食べるのです。
まとめ
和菓子にも和菓子にしかない魅力というのもあります。日本の伝統を廃れさせないためにも、この和菓子の日、というものを改めて認識し、大切にしていきたいものですね。そして本来「厄払い」「皆が健康であるために」始まった行事である、ということも忘れずに、それを願いながら、和菓子の日にはぜひ、和菓子を食べてみませんか?