今日ご紹介するのはリンゴです。はいはい。原産地は中央アジアなんですね。
欧米では1日1個、 りんごは医者を遠ざけると言われているほど。栄養が豊かでバランスがいいよって言われてます。
世界では数千から数万個の品種があるっていう風に言われてるんですけれども、現在、日本で栽培されている主要な品種は、およそ100種類ぐらいと言われてますね。大体、秋から冬にかけて収穫されるのですけれども、貯蔵の技術の発達に向けてね、かなっていきまして、それが年中りんご食べられるようになったよということなんですよね。その力なんですか。そうなんですよ。
はい。大半を占めるのはふじと言いますね。ついで、ジョナゴールドとか、つがるとか、そして、黄緑色の王林とかも ですよね。
そんなリンゴの中から、今日は最近注目の青森県産のリンゴ、早生ふじという品種をお伝えしたいと思います。
ワセフジ?はい、こちら。ふじより もう1ヶ月ほど早く収穫できる。うん。なんと9月末今頃から出てるんですよね。
特徴としましては、果肉はふじよりもやや柔らかいうえ、果汁がもうたっぷりなんですよ。
全国生産量の80パーセントが青森県で、栽培され てるということです。こちら。人気のふじの木の1本の枝に起こった突然変異。これから誕生したんだよという風に言われています。
そしてもう1つね。今日はこだわりの詰まったりんごジュースについてお伝えしたいと思います。
希望の雫。こちらは、平成20年に霜とか雹の被害によりまして、青森県で出荷できないりんご が大量に発生しました。そこで、JA青連がリンゴ農家さんの支援の一環として、希望を持っていただきたいって思いから「希望の雫」という風に名付けられたと言われてます。
こちら、こだわりがすごくてですね、まず、青森県産のりんごのみを使用しているということなんですね。
およそ50種類の品種を栽培している青森県だからこそなせる技だということです。そして、糖度と酸度、これに一定の基準を設けて、こだわりの製造法がなされています。
そして、ストレート果汁と言って、リンゴの果汁もそのままなんですよ。本当になんとも味わい深い。
なんか、青森フェアとかスーパーでやってるとこが並んでますけど、
ちょっと、お高いから、頑張った時に買おう買おうと思いながらも買ったことはなくって、 なんか味、そんなに、50種類ものをこう混ぜてるってことですよね。そういう、印象はあるんですけれども、それが足りない時は他の種類、青森県産のものでこう変えていくっていうことで、全て青森県産でなされているのがこちらなんですよ。
へー。じゃ、なんかこう、味を統一させるのもむずかしいです。そうなんです。でも、それだけ基準がしっかりとしてるっていうことと、密閉絞り製法とかね、製法にこだわってるっていうこともあって、 香りとか味がそのままですよね。びっくりしますね。
ちょっとスーパー行ったら、ご褒美に買っていただけたら売ってます。お酒を我慢しています。何かを我慢します。
そうそう、そうね。ぜひ皆さんも楽しんでみてください。では、
そんなリンゴの目利きポイントにいきたいと思います。
全体の皮の色が赤い。
これね、お尻の方までしっかり赤くなっているかっていうところがすごく重要なんですよ。お尻まで赤くなっているものは完熟、上は赤くても、お尻が緑のものはちょっと未熟なので、酸味が強めですよっていうことですね。
そして2つ目。上から見て綺麗な円形をしているか、左右対象かっていうことなんですよ。満遍なく太陽の光を浴びたかどうか、環境が良い状態で育ったかっていうことがわかります。
そして3つ目。意外と見ないんですが、軸です。
軸が太い。鮮度が落ちると、軸も細く張りがなくなってくるんですよね。軸がしっかりしてるものは鮮度がいいということです。
まとめます。
お尻の方までがしっかりと赤くなっている。
そして上から見て左右が対称である。
そして軸が太い。
これを選んでください。
さあ、ではリンゴの保存法に行きたいと思います。
基本的に常温保存でOKなんですけれども、
リンゴは乾燥に弱い。これ、覚えといてください。ペーパータオルで包んでいただいて、新聞紙を敷いた段ボール箱に入れて、風通しの良い冷暗所に置いておいていただくとベストです。 冬の時期っていうのはですね、ぜひ冷蔵庫の野菜室に入れていただきたいんですね。その場合も、新聞紙かキッチンペーパーで包んでいただいて、 1個ずつポリ袋に入れておいて、そして冷蔵庫で保存するんですけれども、リンゴっていうのは植物ホルモンであるエチレンガスがある。これによって、リンゴ、そのままポンって置いといたら、
一緒に入れている冷蔵庫の中にある野菜、これをですね、追熟とか発生を促進させてしまう。 どんどんこう、成長が進んでいってしまうんですよね。なので、リンゴを入れるときは、しっかりとポリ袋を縛って入れていただくといいということです。これ、覚えておいてください。
さあ、実はリンゴ、冷凍保存もできるんですね。3つの冷凍法があります。
1つ目、丸ごと冷凍法
2つ目、カットしてから冷凍法
3つ目、すりおろし冷凍法です。
じゃあ、1つ目からご紹介していきます。まるごと冷凍法これ、忙しい時にカットする暇もないよっていう時あると思うんですが、そのまままるごと冷凍ができるんですよ。
はい、丸ごと丁寧に洗いまして、キッチンペーパーでしっかりと水気を取って ください。そしてですね、ラップとかポリ袋で包んでいただきまして、保存袋に入れて保存していくよということです。これで、1ヶ月ぐらい保存が可能なんですが、食べる時なんですが、ボソボソってなるイメージが。
そうね、そう思った。はい。私ね、これ試したんですけども、まず、解凍はお部屋でそのまましてもいいし、冷蔵庫に移し替えてもいいです。この時、水が、結構滴り落ちてくるんですよ、水分が。
なので、ちょっとお皿とかバットで受けていただくといいです。冷凍した状態で切れるようになったら、カットしたら、 味的には、ちょっとしゃりっとしたシャーベットみたいな感じで美味しかったです。本当ですか。大丈夫です。ちょっとね、火の通りがすごく良くなって、細胞が壊れる分、
コンポートとかジャムとかにしやすくなるっていう利点もあるんですね。
丸ごとなかなかしないとは思うんです けれども、時間のない時はこれ本当におすすめなので、やってみてください。
カット冷凍法。こちらは流水で洗って いただいて、そして皮は剥かずに食べやすい大きさにカットしていただく方法です。芯は除いていただけたらという風に思います。変色が気になる方はね、
レモン汁とかね、かけていただくのもいいかと思います。そして、小分けにして、ラップに包んで保存容器に入れ、 冷凍庫ということなんですが、もうこれこそ、ジャムとかの時は私そうしてますね。
1回細胞が壊れてる分、本当に火の通りが良くておいしいジャムにとろけるような食感に生まれ変わりますね。はい、ぜひこれやってみてください。
そして、すりおろし冷凍庫。はい、これやったことない方、今年ね、チャレンジしていた ただきたいんですが、洗ったリンゴをおろし金ですりおろしていきます。そして、ラップで小分けにして、密封容器に入れて保存していくわけなんですけれども、 食べる時はもう常温にしてたらすぐに食べることができます。
便利なのが焼肉のタレとかやってみてください。もう焼肉の市販のタレにこれ入れるだけでぐっと旨味が増します。
あとですね、離乳食の時とかも役立ちました。あと、朝のヨーグルトも 上にかけるとかね。これも便利なんですよ。本当にちょっとひんやりして美味しいので、ぜひ今年はね、すりおろし冷凍法もおすすめです。チャレンジしてみてください。
以上、りんごの見分け方と保存法でした。