
毎週お出かけ情報などをお届けしているコーナーです。
大型連休、こんなところどうでしょうか。ということで、今週はこちらです。
1970年万博のタイムカプセル。中身はなんだろうな。
なんだろうな。はい、先ほどメールでもいただきました。
はい。1970年の大阪万博にいったよと。覚えてるよという方もいらっしゃるかもしれません。
はい。バックで流れているのは三波春夫さんの世界の国からこんにちはですけどもね。
その55年前、万博の時に企画して作られたタイムカプセルの中身を、再び大阪で万博が開かれている今年、今の人たちに見てもらおうという特別展示が大阪歴史博物館で行われています。
タイムカプセルってね、小学校の卒業式とか。
はい、やったりしません。
やりました。やりました。埋めました。
埋めましたよね。誰も覚えていない。あれ。担任の先生も覚えてないと思う。
場所がわからなくなるんだよね。校庭とかでね。
木の下やったと思うけど、どの木の下かわからへんし、何センチ下かもわからへん。
どうなったんやろ。
我々レベルだとそうなんですけど。さすが万博の開催企画としてやられただけに、管理がしっかりしております。
当時の日本の様子を5000年後の人々に伝えようという趣旨で、4つタイムカプセルが作られました。
はい。そのうちの2つは大阪城公園本丸御殿の地下15メートルに今も埋められているそうです。
今も埋められているそうでございます。はい。
だから開けてないんです。それはね。残る2つのうち1つは門真市のパナソニックミュージアムで保管されておりまして、もう1つが大阪歴史博物館にありまして、カプセルの本体そのものは1階に展示されてます。
中身とは別に、ということなんです。はい。で、中身の品は2000点以上入ってるそうなんですが、博物館ではカプセルにはあえて入れずに、収蔵庫の方で保管されてます。
今回、再び大阪で万博が開かれることを記念して、中からよりすぐったおよそ130点を一般公開ということなんです。
これも保存保管の1つの形なんですけども。はい。
せっかくなんで。私、1970年はね、
3歳でした。自分が3歳の頃の日本ってどんなんだったんだろうか。
ということで、見に行ってまいりました。
大阪歴史博物館、大阪城公園の西、NHK大阪放送局にくっついて建てられてますよね。
なんかアナウンサーの人、高瀬さんとかいるかな。
とかドキドキしながら、いや、いなかったですけど、博物館の方に向かいました。
タイムカプセル。1階に本体があります。
まずそれを見に行きました。
大きなお釜とか炊飯器みたいな形してるんですよ。
特殊なステンレスでできておりまして、中は直径1メートルのボール型の空間になってます。
おっきいです。
大きいです。実物、思ったより迫力ありますよね。
まりこさん見たことあります。見たことあります。
そっか、NHKに行ったりとかしたら見ますよね。
いや、存在感ありました。一方、中身の展示は8階の特別展示室大部屋にあります。
入ってね、まりこさん。まず、おって思ったのが、
当時のお金、お札でございます。
硬貨はね、ほぼほぼ今と同じなので、500円玉がないぐらいなんですけど、お札はだいぶ変わってるね。
やっぱり。当たり前ですが、1970年、昭和45年なんですが、お札は当時5種類流通、発行しております。
多いな。多いでしょ多いでしょ。順番に行きます。
はいはい、値段が高い方から。まず1万円札。はい、もちろん聖徳太子です。
で、5000円札も聖徳太子です。
えー、一緒とかあるんや。
そうか。まりこさん45年は生まれてないもんね。
またね。1万円札は向かって右側に聖徳太子の肖像画があるんですが、5000円札は中央に肖像画があるんですよ。
今でも中央は珍しい気がする
ですよね。ちょっと変わったデザインかなと思いました。
で、1000円札が伊藤博文。
500円札があったんです。
当時、岩倉具視。どちらも明治の元勲、明治の時に活躍された偉い人なんですが、はい、500円札ってね、青いんですよ。
はあ、おしゃれ。
思ってたよりね。うん、みが強くて、こんなんだったかなっていう風に思いましたね。
すごく綺麗な状態で、本当に保存されている。
新札の状態ですよね。僕、お年玉を最初にもらった時は500円札1枚でしたから、そうそう、これこれって思いました。ただ、これは記憶にないです。
100円札、
100円札ね、
板垣退助が肖像に書かれてます。当時100円玉、100円硬貨もあったんですが、はい、併用の形で札と硬貨両方あったんですって。
へー、これ覚えてないっすね。僕は3歳だからやっぱり初めて見ました。
実物 板垣退助は。
このお金の次に目に留まったのが、2冊の雑誌でございます。
雑誌も入れてあったんだと思ったんですけど、1つが男性向け週刊誌の平凡パンチです。
これ。今も続く週刊プレイボーイとはライバル関係の雑誌なんですけど。
18年後の1988年に廃刊になっております。
平凡パンチで、グラビアがプレイボーイと同じく売りだったはずなんですが、表紙がイラストで。
ちょっと今の週刊文春とかね、新潮みたいな感じで、ちょっとなんか真面目かなって感じ。
全然違う。全然違う印象が。中身の展示は残念ながらなかったんで、こういう表紙かというだけだったんですが。
もう1つ。はい、婦人クラブっていう雑誌がね、入れてあるそうです。
うん、これ、大正9年から88年まで続いた女性向けの月刊誌なんですけど、1970年の6月号が入れてあって、
表紙コレ、まりこさんねえ、吉永小百合さんなんですよ。
あーそうか。愛い。富士額みたいで。まりこさん愛。
吉永さんは25歳です。しかも今でもいける感じのおしゃれな服ですね。
黄色ですかね、これ。イエローの服とヘアバンドがお揃いみたいな感じでコーディネートされてて。
あのね、はい、80歳なんですけど、今吉永さん、面影どころか、あんま変わってないんすよ。
今と一緒やん。みたいな。今の若々しさが55年前の写真を見て余計わかるっていうね。
やっぱり吉永小百合さんってすごいなって思うんですよね。
こっちはね、婦人クラブの方は。はい。記事の見出しが表紙に載ってます。
主婦向けでもあるんですかね。揚げ物上手になるコツ。
イメージチェンジで成功したおしゃれ作戦、住宅ローンがダメになるケース全調査幼児用の英語教材どれが1番いかにも奥様向け、お母様向けっていう感じなんですが、これ、読みませんが口に出してはい、1個だけ。
まりこさんね。旦那様との夜のほう方の。
うん。見出しが1行だけある。え。探してみてください。
ちょっとちっちゃくて読めへんな。よかった。
性感
やめてなんか書いてある、
これね、昭和45年だと結構世の中もさばけてたんだなっていうことが令和の今わかるっていうね。
はあ、味わい深い展示でしたね。危ない危ない。
すごいですね、亀井さん。私、純粋やから亀井さんや。
思わず口に出した。ぜひ皆さんも行ってみてください。はい、
当時の電化製品なんかも展示がありました。
私が変って思ったのは、パナソニックの超小型テレビで、今のビデオカメラぐらいの大きさ、形してるんですが、これがテレビ。
そう、レンズかな。思うような場所はこれ。
小さなブラウン管では覗き込むように番組映像を見るんですよ。
なるほど。
初めて見ました。面白いですよ、本当に。
これ今流行らへんかな。しんどいか疲れちゃうか 目が
ねえ。ちょっと斬新なデザインで、むしろ未来感が逆にあるなと思いました。
このほか、万博の記念切手やメダルなど、貴重で懐かしい品物、記録がたくさん展示されてます。
大阪歴史博物館の特集展示オープンtheタイムカプセルは6月21日までの開催です。
詳しいことは公式ホームページを見てください。
