
はじめに〜母の日はええけど父の日は…なんでやねん!
みなさん、こんにちは!大阪のおばちゃんです。今日はちょっと真面目に、でもおもろく父の日の話をしたいと思いますわ。
5月の母の日が終わって、「あー、疲れた」と思てたら、もう6月の父の日がやってくるやないですか。2025年は6月15日でっせ。でもな、正直に言いますわ。母の日のときみたいに街がザワザワしないし、百貨店の特設コーナーも母の日に比べたらなんかしょぼい…。
「あれ?お父ちゃんって、そんなに存在感薄いん?」って思いません?ええ家族やったら「そんなことあらへん!」って言うてほしいけど、現実はちょっと違うみたいですわ。
今日は、この父の日問題を大阪のおばちゃん目線で、データも交えながらガッツリ語らせてもらいますで!
世間は父の日をどう思てるん?〜調べてみたら意外な結果が…〜
さて、まずは現実を知りましょうや。あるマーケティング会社が調べた結果によると、「父の日を覚えてる」人は約75%やったそうです。「お、意外と多いやん!」って思うでしょ?
でもちょっと待ちなはれ。同じ調査で「母の日を覚えてる」人は90%超えですねん。15ポイントも差があるって、これはもう言い訳でけへんレベルの差やわ。
それにな、SNSで「#父の日」って投稿される数も、「#母の日」の半分以下なんですって。インスタ映えしにくいんかな?お父ちゃんは写真撮るの嫌がる人多いしな(笑)。
でも一番ショックやったのは、企業の広告展開。母の日の時期は、テレビCMから新聞広告、ネット広告まで「お母さんありがとう」のオンパレードやのに、父の日はなんかひっそりしてません?まるで「そこそこ盛り上がったらええわ」みたいな扱いで、これはお父ちゃんたちが可哀想すぎますわ。
つまり、父の日は「みんな知ってるけど、そんなに本気で取り組まへん日」になってしもてるってことですな。これはアカンで!
実際にプレゼント贈る人ってどのくらいおるん?
で、ここからが本題ですわ。実際に父の日にプレゼント贈る人がどのくらいおるかって話。
2024年の大手ギフトサイトの調査によると、**父の日にプレゼント贈る予定の人は約52%**やったそうです。半分ちょっとですな。でも母の日は76%やから、またしても20ポイント以上の差!お父ちゃん、完敗やがな…。
さらに詳しく見ると、「毎年必ず贈ってる」人は25%だけ。残りは「贈ったり贈らなかったり」が30%、「一度も贈ったことない」が18%。これ見たら、お父ちゃんたちが「俺は期待してへんから」って言う気持ちもわかる気がしますわ。
でもな、面白いのは年代別の違いです。20〜30代の若い子たちは、物よりもLINEスタンプやSNSで「お疲れさま」って気持ちを伝える派が多いんですって。「ええやん、それで十分や!」って思いません?気持ちが大事やもん。
一方で、40代以上のうちらの世代は、やっぱりちゃんとした物を贈りたがる傾向があるみたい。「形がないと愛情が伝わらへん」って思うんかもしれませんな。
でもこれ、逆に言うたら、お父ちゃんへの愛情表現の仕方が多様化してるってことでもありますわ。昔みたいに「ネクタイ一択!」じゃなくなってるのは、ある意味進歩かもしれへんで。
今年の父の日ギフト、何がウケるん?〜トレンド大調査〜
さあ、ここからは実践編!今年の父の日、何贈ったらお父ちゃん喜ぶか、最新トレンドをお教えしますわ。
やっぱり王道は「お酒」やけど…
まず鉄板は「お酒類」。ビール、ウイスキー、日本酒…お父ちゃんの好みに合わせて選ぶのが定番中の定番ですな。でも最近は、ただのお酒じゃアカン!名前入りのラベルやクラフトビールの飲み比べセットみたいに、ちょっと工夫されたものが人気やそうです。
私も去年、お父ちゃんに「世界一のお父さん」って書いたラベルのお酒贈ったら、めっちゃ照れてましたわ(笑)。でも嬉しそうやったで!
グルメで攻めるのも手やで
次に人気なのが「グルメギフト」。ステーキ、うなぎ、カニ…普段は買わへんような高級食材から、おつまみセット、ちょっと贅沢なスイーツまで幅広いですな。
特に最近は、冷凍配送技術の進歩で地方の名産品を簡単に取り寄せできるのがええですわ。「北海道の海鮮丼」とか「宮崎の地鶏」とか、お父ちゃんが「うまいなあ」って言いながら食べてる顔想像するだけで、贈る方も嬉しくなりますもん。
「体験型ギフト」が意外と好評!
そして、今注目されてるのが「体験型ギフト」!ゴルフレッスン、温泉宿泊券、レストランのディナーチケットなど、物じゃなくて「思い出」をプレゼントする形が30〜40代を中心に人気上昇中です。
これはええアイデアやと思いますわ。物はいつか壊れるけど、思い出は一生もんやからな。特に、お父ちゃんと一緒に行く体験なら、コミュニケーションも取れて一石二鳥ですやん。
今年のイチオシは「癒し系アイテム」
そして今年のトレンドとして見逃せないのが、「健康グッズ」や「マッサージ器」!在宅ワークでお父ちゃんたちも肩こりや腰痛に悩んでる人多いから、実用性とリラックスを兼ね備えた贈り物がじわじわ人気ですねん。
「お父ちゃん、いつもお疲れさま。これで疲れ取ってや」って渡したら、きっと喜んでくれますで。実際に役に立つし、健康気遣ってくれてるのが伝わるからな。
でもな、中には「何も要らん」「気を遣わんでええ」って言うお父ちゃんもおりますやろ?次はそんな場合について考えてみましょうか。
「何もせえへん」お父ちゃんたち〜それでもええねん理由〜
正直に言いますわ。父の日に「特に何もせえへん」って人、けっこうおるんです。2024年の調査では、**約40%の人が「父の日に何も予定なし」**って答えてるそうです。母の日と比べても高い割合やな。
なんで何もせえへんの?
理由聞いてみたら、こんな感じでした:
「照れくさい」 – これ、めっちゃわかります。特に関西の男性同士やと、面と向かって「ありがとう」なんて言いにくいですもんな。
「何贈ったらええかわからん」 – お母ちゃんやったらお花とか化粧品とか定番あるけど、お父ちゃんは好みがわからへん場合多いですもんね。
「そもそもお父ちゃんとあんまり話さへん」 – これは切ない…でも現実問題として、普段コミュニケーション少ない家庭もありますわ。
「前に贈ったけど反応薄かった」 – これは一番ショック!せっかく心込めて選んだのに「ああ、ありがとう」だけやったら、次からやる気なくなりますもん。
でも「何もせえへん」≠「どうでもええ」やで!
ここで大事なのは、何もしない=お父ちゃんのことどうでもええ、じゃないってことです。
実際、「特別なことはせえへんけど、家族で夕飯一緒に食べる」とか「普段よりちょっと長くテレビ一緒に見る」とか、日常の中でさりげなく感謝を表現してる人もおるんです。
これはこれで、自然体でええと思いますわ。無理してギフト贈るより、「お父ちゃん、今日もお疲れさん」って普通に声かける方が、かえって心に響く場合もありますからな。
要は、その家族なりの感謝の形があったらええんちゃいますか?
父の日の価値を見直そうやないか!〜おばちゃんからの提案〜
さて、ここまで現実的な話をしてきましたが、そろそろ「どないしたら父の日がもっと意味のある日になるか」を考えてみましょうや。
なんで父の日は影が薄いん?
まず原因を考えてみましょう。昭和・平成初期のお父ちゃんって、**「背中で語る」「黙って働く」**のがカッコええとされてた時代やったんです。感情表現苦手で、子どもとも距離感ある人多かった。
そんなお父ちゃんたちが「ありがとう」って言われても、「まあ、当然やな」みたいな反応しかでけへん。それで子ども側も「お父ちゃんは照れるから」って距離置くようになって…の悪循環ですわ。
でも時代は変わってる!今のお父ちゃんたちは、もっと家族とのコミュニケーション大事にしてるし、感情表現も豊かになってきてます。だから父の日も、もっと自然に楽しめるはずなんです。
おばちゃんからの3つの提案
提案その1:関係性を見直す
まず、お父ちゃんとの関係そのものを見つめ直すことから始めましょうや。普段あんまり話さへんなら、「たまには一緒にお茶でも飲もか」って声かけてみる。それだけで十分なプレゼントになりますで。
提案その2:企業ももっと頑張れ!
企業やメディアも、父の日をもっと多様に打ち出してほしいですわ。お酒とネクタイだけちゃうで!お父ちゃんの趣味や個性に合わせた提案がもっとあったら、選ぶ方も楽しくなるはず。
提案その3:感謝は父の日だけちゃう
一番大事なのは、**「感謝は特別な日だけのもんちゃう」**ってこと。父の日はきっかけにすぎへん。「お父ちゃん、元気?」「いつもありがとう」って普段から言えるようになったら、それが一番ですわ。
お父ちゃんたちへのメッセージ
そして、お父ちゃんたちにも言いたい!「何も要らん」「気を遣うな」って言わんといて。素直に「ありがとう」って受け取って、嬉しそうな顔してくれたら、家族みんな幸せになれるんやから。
照れくさくても、「まあ、ありがとう」じゃなくて「嬉しいわ、ありがとう」って言うてくれるだけで、来年も頑張ろうって気持ちになるもんです。
今年の父の日、どうする?〜具体的なアクション案〜
さあ、理屈はもうええ。今年の6月15日、実際に何したらええか、具体的に考えてみましょうや。
予算別おすすめプラン
1,000円以内:気持ちを伝える派
- 手書きの感謝カード+お父ちゃんの好きなお菓子
- LINEで心のこもったメッセージ
- 家族写真をプリントしてプレゼント
3,000円以内:ちょっと特別派
- お父ちゃんの好きなビール+おつまみセット
- 入浴剤詰め合わせ
- マッサージ用のアイテム
5,000円以内:しっかり派
- 名入れグラス+好きなお酒
- 高級グルメお取り寄せ
- 家族でのお食事券
10,000円以上:がっつり派
- 体験ギフト(温泉・レストラン等)
- 高級マッサージ器
- お父ちゃんの趣味に関する上質なアイテム
シチュエーション別アプローチ
遠くに住んでるお父ちゃんの場合 宅配ギフト+ビデオ通話で「届いた?」って確認。離れてても愛情は伝わりますで。
一緒に住んでるお父ちゃんの場合 いつもよりちょっと豪華な夕飯作って、「お疲れさま」の一言。それだけでも十分!
照れくさがりのお父ちゃんの場合
直接渡すんやなくて、机の上にちょこんと置いといて、後で「ありがとう」って言うてもらう作戦もありですわ。
何でも「要らん」って言うお父ちゃんの場合 「要らん」って言われても、実用的なもんなら受け取ってくれることが多いです。健康グッズとかおすすめ!
まとめ〜お父ちゃんにもっと愛を〜
長々と話しましたが、結局のところ、父の日が母の日より盛り上がらへんのは確かです。でもそれを「仕方ない」で済ませるんやなくて、私らが変えていったらええんちゃいますか?
お父ちゃんたちも、長い間家族のために頑張ってくれてるんです。表現下手やから伝わらへんだけで、愛情はちゃんとある。だからこそ、私らの方から歩み寄って、感謝の気持ちを伝えていきましょうや。
大切なのは、贈り物の値段やサプライズの規模やない。「お父ちゃん、いつもありがとう」「体だけは気いつけてや」って、心からの言葉です。
今年の6月15日、みなさんはどうしますか?完璧やなくてもええ。ちょっとだけでもええから、お父ちゃんのこと思い出して、何か行動起こしてみてください。
その小さな一歩が、来年の父の日をもっと温かい日にしてくれるはずです。そして何より、お父ちゃんの笑顔が見れたら、それだけで今年の父の日は大成功ですわ!
「お父ちゃん、今まで本当にありがとう。これからもよろしゅう頼みます」
さあ、みんなでお父ちゃんたちに愛を届けましょうやないか!
2025年6月15日の父の日まで、あと少し。今からでも遅くありません。あなたなりの感謝の気持ち、お父ちゃんに伝えてみませんか?
