
あら、みなさんお疲れさん!この暑さで野菜も何食べたらええか分からんって人、多いんちゃう?そんなあんたらに、今日は大阪のおばちゃんである私が、とっておきの夏野菜「ズッキーニ」の魅力をたっぷり教えたるわ!
え?ズッキーニって何やの?
「ズッキーニなんて西洋野菜、うちには縁がないわ〜」なんて言うたらアカンで!実はこの子、めっちゃ優秀な子やねん。見た目はキュウリみたいやけど、実はカボチャの仲間なんや。でも、カボチャみたいに皮が硬くないから、そのまんまパクパク食べられるのが魅力やで。
最近はスーパーでも普通に売ってるし、値段もそんなに高くない。緑色のやつが多いけど、たまに黄色いのも見かけるやろ?あれも同じズッキーニや。どっちも栄養満点やから、見つけたら迷わずカゴにポイッと入れときや!
ズッキーニの正体、教えたるわ!
さあ、ここからが本題や。ズッキーニの94パーセントは水分なんやって。「え〜、それやったら栄養なんて期待でけへんやん!」って思うやろ?ところがどっこい、これが大間違い!
100グラムあたりたったの16キロカロリーやから、ダイエット中の人にはもう神様みたいな野菜やで。水分が多いから満腹感も得られるし、カロリーを気にせんでもええなんて、こんなええ話ある?
皮には宝物がいっぱい!
まず、あの緑色の皮部分。ここにはベータカロテンがぎょうさん入ってるねん。ベータカロテンって何やねんって?簡単に言うたら、お肌をぷりぷりにしてくれて、紫外線からも守ってくれる美容成分や!
この時期、外に出たらもう焼けそうなぐらい暑いやろ?そんな時こそ、ズッキーニの皮を食べて内側から紫外線対策や。それに免疫力もアップするから、夏風邪なんかも寄せ付けへん強い体になれるで。
それだけやない!皮には食物繊維もたっぷりやから、お通じもよくなるし、ビタミンKも豊富で骨も強くしてくれる。もう、捨てるなんてもったいないにも程があるわ!
白い実の部分も負けてへん!
今度は中の白い実の部分。ここにはビタミンCとカリウムがぎょうさん入ってるねん。ビタミンCはお肌のハリツヤに欠かせへんし、カリウムは体の余分な塩分を外に出してくれるから、むくみ解消にもええねん。
朝起きて顔がパンパンになってる人、いるやろ?そんな時はズッキーニ食べとき。利尿作用もあるから、すっきりするで〜。
ヘタまで食べられるなんて最高やん!
ここで驚きの事実!ズッキーニのヘタって、キュウリと違ってちゃんと食べられるねん。知ってた?私も最初は「え〜、ほんまに?」って思ったけど、これがまた栄養満点なんや。
ヘタには「ククルビタシン」っていう、ちょっと覚えにくい名前の成分が入ってるねん。これが血圧を下げてくれる効果があるんやって。高血圧で悩んでる人、多いやろ?そんな人こそ、ヘタまでしっかり食べなアカンで!
つまり、皮も実もヘタも、ズッキーニは丸ごと全部食べられる完璧野菜ってわけや。こんな野菜、他にある?
黄色いズッキーニの秘密
最近、スーパーで黄色いズッキーニも見かけるようになったやろ?「あれ、何か違うん?」って思ってる人もいるかもしれんけど、これがまた優秀なんや。
黄色い色素は「ルテイン」っていう成分で、目の健康にめっちゃええねん。スマホやパソコンばっかり見てる現代人には必須の栄養素や。ブルーライトから目を守ってくれるし、疲れ目にも効果的。
緑でも黄色でも、どっちも栄養満点やから、見つけたら両方買ってもええで。色とりどりの料理にもなるしな!
栄養を逃がさない調理のコツ
さあ、ここからが腕の見せ所や。せっかく栄養満点のズッキーニやのに、調理の仕方を間違えたら台無しやからな。
ベータカロテンもルテインもビタミンKも、実は「脂溶性」っていう性質があるねん。簡単に言うたら、油と一緒に食べると体に吸収されやすくなるってことや。だから、生で食べるのもええけど、油で炒めたり焼いたりした方が栄養的にはお得なんや。
でも、油で調理するからって揚げ物ばっかりやったら意味ないで。カロリーオーバーになってまうからな。適度な油で上手に調理するのがポイントや。
【絶品レシピ1】ズッキーニのとろとろ煮びたし
それじゃあ、お待ちかねのレシピタイムや!まずは油調理の代表格、「ズッキーニのとろとろ煮びたし」から紹介するで。
なすびの煮びたしは定番やけど、ズッキーニでも美味しくできるねん。しかも、なすびよりもあっさりしてて、夏にぴったりや。
材料(2〜3人分)
- ズッキーニ:1本
- ごま油:適量
- 塩:少々
- 白だし:大さじ2
- 水:大さじ2
- 大葉:6枚(刻んどく)
- にんにく・生姜:すりおろし小さじ1ずつ(チューブなら3センチぐらい)
- ごま:大さじ1
作り方
- ズッキーニは皮ごと半分に切って、さらに4等分する。輪切りやなくて、細長い棒状にするのがコツや。こうすると味が染みやすいねん。
- フライパンにごま油を熱して、ズッキーニを皮の方から焼く。ここで塩をパラパラっと振りかけとき。両面にこんがり焼き色がつくまで焼くのがポイントや。焦がしたらアカンで〜。
- 白だし、水、刻んだ大葉、にんにく・生姜のすりおろし、ごまを混ぜ合わせる。これが煮汁になるねん。
- 焼いたズッキーニを煮汁に漬け込んで、はい完成!簡単やろ?
冷蔵庫で30分から1時間ぐらい冷やすと、味がしっかり染み込んでトロトロになるで。なすびとはまた違った食感で、ズッキーニならではのシャキッと感も残ってるのがええねん。
このレシピの美容ポイント
ズッキーニのビタミンC、ごま油のビタミンE、大葉のビタミンA。この3つが揃うと「ビタミンエース」って呼ばれる最強の抗酸化コンビになるねん。お肌の老化を防いでくれるから、美容効果抜群や!
それに、ごまも入ってるから栄養価もアップ。お酒のあてにもなるし、ご飯のおかずにもなる。一石二鳥どころか三鳥も四鳥もある優秀レシピやで。
【絶品レシピ2】ズッキーニとツナのマリネサラダ
続いては生食レシピや。今の時期のズッキーニは本当に柔らかくてみずみずしいから、サラダにするのが一番や。しかも、このレシピはポリ袋1つでできてしまう超簡単レシピ!
忙しい人でも、洗い物も少ないし、作り置きもできるから重宝するで〜。
材料(2〜3人分)
- ズッキーニ:1本
- ツナ缶:1缶
- 塩:適量
- オリーブオイル:小さじ2
- 酢:小さじ2
- 醤油:小さじ1
- コショウ:少々
作り方
- ズッキーニは薄い輪切りにする。スライサーがあったら使うと楽やで。包丁でやる時は指を切らんように気をつけや!
- 切ったズッキーニを全部ポリ袋に入れて、塩をまぶして10分置く。水分が出てくるから、しっかり絞ってな。この一手間が美味しさの秘訣や。
- オリーブオイル、酢、醤油、ツナ缶を丸ごと1缶、コショウを加えて混ぜ合わせる。ポリ袋の中で揉み揉みするだけやから、手も汚れへん。
- 味が馴染んだら完成!冷蔵庫で冷やすとさらに美味しくなるで。
このサラダ、ほんまに1本丸ごとペロリといけるねん。ツナの旨味とお酢のさっぱり感が絶妙で、暑い日でも食べやすい。朝のトーストに乗せて焼いても美味しいし、お弁当にも入れられる。
このレシピの美容ポイント
ズッキーニのカリウムとツナのオメガ3、EPA、DHAが合わさることで、高血圧予防や血液サラサラ効果が期待できるねん。しかも、お酢も入ってるから疲労回復にもええし、代謝アップも期待できる。
最後におばちゃんからのアドバイス
ズッキーニって、最初は「どう使ったらええか分からん」って敬遠しがちな野菜やけど、実は万能選手やねん。炒め物、煮物、スープ、サラダ、なんでもいける。
それに、クセがないから子どもも食べやすいし、カロリーも低いからダイエット中の人にもぴったり。これからの季節、冷たい料理にも温かい料理にも使えるから、ぜひレパートリーに加えてみてな。
健康と美容、両方手に入れられるズッキーニ。今度スーパーで見かけたら、「あ、おばちゃんが言うてた野菜や」って思い出して、ぜひ手に取ってみてや。
体の中からキレイになって、この夏を元気に乗り切ろうな!みんなで美人さんになって、暑い夏を楽しもうやないか〜!
※栄養成分や効果については個人差があります。バランスの良い食事と適度な運動も大切にしてくださいね。
