お盆休みに孫がやってきた!じいじのヘトヘト奈良奮闘記

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皆さん、こんにちは。奈良在住のじいじです。いやぁ、暑い日が続いとりますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?

わしんところは、このお盆休み、それはもう賑やかで、おかげで暑さもどこへやら、汗だくで孫たちと遊びまわっとりましたわ。今回はその時の様子を、まぁ、じいじの視点から語らせてもらいますわ。これがまた、笑いあり、汗あり、涙ありの6日間でしてな。

孫との再会、そしてじいじの不人気っぷり

わしには東京に住んでる孫がおってな、上の子がもうすぐ5歳になる男の子と、下の子が3歳になったばかりの男の子。この2人が、6日間も泊まりに来てくれたんや。

まぁ、それはそれは楽しみにしてたんですわ。でもな、去年のこと思い出すと、ちょっと憂鬱やったんよ。去年はわしの嫁さん、つまりばあばが大人気でな。わしはもう、全然相手にしてもらえんかった。

「じいじ、お風呂一緒に入ろうか?」なんて誘うても、「いや、いい!」なんてあっさり断られるし。「もしかして、じいじ、なんか変なニオイでもするんか?」なんて真剣に考えたこともあったわ。別に変なニオイなんかするわけないし、何が気に入らんのやろ?って、ずっと思っとった。

でもな、今年の夏は違ったんや。最初はやっぱり、ちょっと距離があったわ。何ヶ月も会うてへんからな、そらそうや。でも、毎日いろんなところに連れて行ったら、これがもう、あっという間に打ち解けてくれて。

最初は「ばあば、ばあば!」やったのに、いつの間にか「じいじ、じいじ!」に変わって、しまいにはお風呂まで「じいじと一緒に入りたい!」って指名されたんや。嬉しかったなぁ。

お風呂の中では、まぁ、男の子同士やからな、あそこやここを指しては「これなあに?」なんて聞いてくる。そういうちょっとばかし下ネタに走りがちな会話が、男同士にはたまらんのよな。これが功を奏したのか、一気にわしの人気は急上昇!

お風呂上がったら、今度は遊びの相談。どこへ行きたい?って聞いたら、「動物園!」「昆虫館!」「公園!」なんて、まぁ元気なこと。よし、全部行ったるで!って、張り切って6日間の予定を立てたんや。

奈良の夏を遊びつくす!

せっかく奈良に来てくれたんやから、奈良の魅力をたっぷりと味わってもらわんと、もったいないやろ?ということで、まずは桜井市にある「ひみっこぱーく」へ。

ここは、市が運営してる施設で、小さな子どもたちが安心して遊べるように、いろんな工夫がされてるんや。市民は安く利用できるし、市外の人でも数百円で入れる。それに、中は広くてな、ボールプールに滑り台、知育玩具にぬいぐるみ、ほんまに何でも揃っとる。

一番感心したのは、赤ちゃん用のゾーンがあることやな。赤ちゃんが安心して遊べるように、「お兄ちゃんお姉ちゃんは入らないでね」ってちゃんと書いてあって、安全面にも気を配っとる。

うちの孫たちも、それはもう楽しそうに、あっちこっち走り回っとった。見てるこっちも、嬉しくなってな。

そして次の日は、橿原市にある「橿原市昆虫館」へ。

ここは、わしが自分の子どもを連れてきた以来やから、ほんまに久しぶりやった。でもな、中に入ったらびっくりしたわ。昔と違って、すごく充実しとるんやな。チョウチョが自由に飛び回ってる温室みたいな場所があって、沖縄の自然環境を再現しとるんやと。

カブトムシやクワガタもいっぱいやし、わしが子どもと来たときは、カブトムシコーナーでずーっとおったような気がするわ。今回は、それだけでなく、いろんな虫がおって、孫たちも興味津々やった。

そういえばな、昆虫館の職員さんが、「女性の方はみんな敬遠されるんですわ」って言いながら、ゴキブリのコーナーを案内してくれはってな。まぁ、そらそうやろな。でも、孫たちは興味深々でな、じーっと見てたわ。子どもって、ほんまに怖いもん知らずやな。

この昆虫館は、子どもらが小学生になっても十分楽しめる場所や。夏休みの自由研究にもぴったりやから、皆さんにもおすすめやで。

そして、最終日には「生駒山山上遊園地」へ。

ここは、わしが若い頃からある遊園地でな。今も昔も、子どもたちが楽しめる乗り物がたくさんあって、優しい乗り物が多いんや。

上の孫はもう110センチを超えとるから、ほとんどの乗り物に乗れたけど、下の孫はまだ身長が足りんくて、乗れない乗り物もあった。でも、それでも十分に楽しめたみたいや。

ただな、孫を持つ同世代のおじいちゃん、おばあちゃんたちに、一つだけ忠告しとくわ。

この遊園地、休憩できひんぞ!

USJとかみたいに、並ぶ時間がほとんどないからな。一つの乗り物が終わったら、すぐに次の乗り物へ行きたがる。こっちはもうヘトヘトやのに、孫たちは「次、あれ行く!」「これ乗る!」って、もうエンドレスや。

「ちょっと休んでお茶でも飲もうか?」なんて言うても、全然聞く耳もってくれへん。ベンチに座ろうとしても、「早く!早く!」って、もう引っ張られていく。

子どもたちの体力って、ほんまに無限大やな。わしら大人は、この無限の体力についていかんと、死んでしまうわ。いや、ほんまに。

でもな、生駒山の上から見る景色は最高やで。西を見れば大阪平野、東を見れば奈良盆地。もう絶景や。汗だくでヘトヘトになったけど、この景色を見たら、疲れも吹き飛んだわ。

別れ、そして、じいじの怒り

あっという間の6日間やったけど、孫たちと楽しい思い出をたくさん作ることができた。

でもな、ひとつだけ、大きな雷を落としてしまったんや。

下の子が、言うこと聞かへんくて、ちょっと真顔で「あかん言うてるやろ!」って、わしの関西弁で怒鳴ってしもうた。普段、東京弁に慣れてる子からしたら、きっと怖かったやろうな。

長男は、パパが関西弁で怒ってるのを聞き慣れてるから大丈夫やったみたいやけど、下の孫は、わしをじっと睨み返してきよった。いやぁ、強い子や。わしの方が負けそうになって、それ以上何も言えんかったわ。

まぁでも、たまには怖い大人もいるんやってことを教えとかんと、いかんやろ?って、自分に言い聞かせたわ。

そして、お盆休みが終わって、孫たちが東京へ帰っていったんや。静かになった家で、嫁さんと2人で、「やっぱり、孫たちがいると賑やかやなぁ」なんて話してたら、ふと、テーブルの隅に小さなシールが貼ってあるのを見つけた。

それから、ソファーの隙間や、観葉植物の葉っぱの上にも、小さいシールがペタペタと貼ってあるんや。

「もう、こんなとこにまで貼りやがって」なんて言いながら、剥がそうとしたんやけど、ふと手が止まった。

このシールを見たら、楽しそうに遊び回ってた孫たちの笑顔が目に浮かんできてな。なんか、ちょっと寂しくなった。

「もう、おらんのやなぁ」って思ったら、ほんまに胸がじーんとして、ちょっとうるっときたわ。

でも、また来年会えるんやから、それまで元気に頑張らんとあかんな。来年はもうちょっと大きくなってるやろうし、わしが何言うても「じいちゃん、何言ってんの?」なんて、大人びたこと言うようになるかもしれん。

そうなっても、また一緒に遊んでくれるかなぁ。またチョウチョを見に行こうか?なんて誘うてみるわ。

まぁ、そんなこんなで、わしの夏休みは終わりを告げた。皆さんは、どんな夏休みを過ごされましたか?

ほな、また!

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