ほんま、夏の太陽は元気ええなぁ〜！あんたら、日焼け対策はちゃんとしてた？「うちは大丈夫や〜」って油断してたら、大変なことになりかねへんのやで！
涼しくなってきたからって、油断したらあかん！夏の終わりにようある話やねんけど、「あれ？なんかシミが増えた？」とか「このシミ、いつの間にこんな大きくなったん？」って、鏡見てビックリする人が続出するんや。
でもな、ちょっと待って！それ、ほんまにシミやと思ってる？実はそれ、ホクロかもしれへんし、もっと怖いことに皮膚がんかもしれへんのや。
「え〜！シミとホクロと皮膚がん、そんなん見分けつかへんわ！」って？
わかるわかる、その気持ち！せやけど、心配せんとき。このおばちゃんが、あんたらが一番知りたいホクロと皮膚がんの見分け方から、夏が終わっても気をつけなあかんことまで、よ〜くわかるように、みっちり教えたるから、最後までついてきんしゃい！
1. 「シミや思てたら、実はホクロやった」って、ほんまにようある話やで！
こないだ、30代のきれいな奥さんが「先生、腕のシミが気になるんですぅ…」って、しょんぼりしてウチのクリニックに来はったんや。聞いたら、夏の間、毎朝せっせと日焼け止め塗ってたらしいねんけど、汗っかきやから、すぐに流れちゃって、結局塗り直さずに放置してたらしいわ。そしたら、涼しくなってきた頃に、腕に3ミリくらいの茶色いシミがポツンとできてて、気になって仕方なかったんやて。
「あらあら、ご苦労さんなこっちゃ」って、ダーモスコピーっていう、ちょっと特別な拡大鏡でよ〜く見せてもろたらな、これが**典型的な「ホクロ」**やったんや！
痛みもかゆみもなくて、ちょっとだけ盛り上がってて、きれいな丸っこい形。これは「色素性母斑（しきそせいぼはん）」って言ってな、まぁ、よくあるホクロのことや。
あんたも経験あるんちゃう？「シミかな？」って思ってたら、よ〜く見たらホクロやった、みたいなこと。せやから、慌ててピーリング剤や美白化粧品を塗りたくったりせんと、まずは落ち着いてよ〜く観察してみることやで。
2. そもそも「ホクロ」って、一体なんやねん？
「ホクロはホクロやろ！」って言わんといてや〜。ホクロにもな、いろんな種類があるんやで。
ホクロの正体は、「メラノサイト」っていう、肌の色素を作る細胞が変化して増殖した「母斑細胞」っていうもんやねん。メラノサイトは、日焼けすると肌を守ろうとして、メラニン色素をいっぱい作ってくれるんやけど、その働きが暴走して、集まってホクロになるってイメージやな。
形や色も様々で、
- 色：茶色や黒色が多いけど、肌の色と変わらんホクロもあるんや。
- 形：平べったいもんもあれば、ぷっくり盛り上がったもんもあるで。
- 大きさ：小さいもんから大きいもんまで、ほんま色々やねん。
日本人には平均で10個くらいできるって言われてて、小さいホクロは「黒子（こくし）」って呼ばれるんや。3〜4歳頃からでき始めて、20〜30歳がピークらしいで。歳を取ると、だんだん薄くなったり、消えていったりすることもあるんや。ほんま、人生みたいやなぁ。
逆に、生まれた時からあったり、成長とともに大きくなったりする大型のホクロは、「黒あざ」って呼ばれることがあるんや。これらは、皮膚がんになりやすいって言われとるから、皮膚科で診てもらうのがええで。
3. ほんまに怖い「悪性黒色腫」って、ホクロと何が違うねん？
さて、ここからが本題やで！あんたらが一番怖がってる、皮膚がん、別名「悪性黒色腫（あくせいこくしょくしゅ）」や。
この悪性黒色腫は、さっき言うた「メラノサイト」が、がん化してできたもんやねん。見た目がホクロにそっくりなことが多いから、パッと見じゃ見分けがつかんのが厄介やな。
でもな、ちゃんと見分け方があるんや。
「ホクロかな？」って思ったら、このチェックリストで確認してみて！
- 大きさ： 直径6ミリ以上ある。
- 形： いびつで左右非対称や。
- 境界線： 輪郭がギザギザしたり、にじんだりして、はっきりせん。
- 色： 黒色、茶色、赤色、白色、青色など、いろんな色が混じっとる。
- 変化： 短期間で急に大きくなったり、色が濃くなったり、形が変わったりした。
- その他： 出血したり、かゆみや痛みがでたりした。
このリストに1つでも当てはまったら、要注意やで！
「まぁええか…」って自己判断で放置せんと、すぐに皮膚科に駆け込むんや。早期発見・早期治療が、何より大事やからな！
4. 「日焼け」は、ホクロや皮膚がんの大きな原因になるんやで！
「夏の太陽が沈んだから、もう大丈夫やろ？」って思ってるそこのあんた！それは大間違いやで！
日焼けは、ホクロや皮膚がんの大きな原因になるんや。メラノサイトは、紫外線の刺激を受けるとメラニン色素をいっぱい作るから、ホクロが濃くなったり、皮膚がんができやすくなったりするんやで。
せやから、太陽が弱まってくるこれからの季節も、日焼け止めは一年中、毎日塗ること！
「え〜、毎日めんどくさいやん…」って思ったやろ？
わかる！わかるで！でもな、紫外線は窓ガラスも通り抜けてくるし、曇りの日でも容赦なく降り注いどるんや。それに、日焼け止めは汗や摩擦ですぐに落ちてしまうから、2〜3時間おきに塗り直すのがポイントやで。
ほな、ここでおばちゃん流、日焼け止め対策を伝授したるわ！
- 朝は出かける前にしっかり塗る！
- 汗をかいたらタオルで拭いて、すぐに塗り直し！
- 室内でも窓際にいるなら、油断せずに塗る！
- 日傘や帽子、UVカットの服も活用する！
「そんなん、おばちゃん、普段からやってるんか？」って？
もちろんやがな！ほら見てみぃ！この美肌！…って、それは冗談やけど（笑）、あんたらの大事な肌を守るためやで！
5. まとめ：不安な時は、プロに任せるのが一番や！
夏の終わりに増える「シミ」や「ホクロ」について、いろいろ話してきたけど、一番伝えたいのは、「ちょっとでも不安に思ったら、皮膚科の専門医に診てもらうのが一番安心やで！」ってことや。
「こんな小さいことで病院行ったら、笑われるんちゃうか…」とか、「どうせ大したことないやろ…」って思わんといて。
あんたのその勘、もしかしたら当たってるかもしれへん！
素人判断で「シミや！」って決めつけたり、逆に「ホクロや！」って放置したりするのは、ほんまに危険やで。プロの目で見てもらうのが、何よりの安心やし、もしもの時にもすぐに対処できるからな。
鏡を見て、「あれ？」って思ったら、この記事を思い出して、勇気を出して皮膚科に行ってみてな！
あんたの健康は、あんた自身で守るんやで！
ほんま、忘れんといてや〜！
