歯も舌も唾液も、健康を保つための重要な器官。
マスクの着用が原因で、さまざまなお口のトラブルに悩む人が増えています。
例えば、ドライマウス。唾液の分泌が減り、口の中が乾燥した状態が続くと、雑菌が発生しやす
くなり、虫歯や歯周病、口臭を引き起こす原因となるので注意が必要です。
生きるための栄養とエネルギーを取り入れる器官である「お口」は、歯や唾液、舌など、
健康を保つための大切な機能を持っています。
マスク生活が続く今だからこそ、お口のケアを見直して美しく健康的な暮らしを送りましょう。
長引くマスク生活でお口の中のトラブルが増えている。
口呼吸
口の中が乾燥するため、虫歯や歯周病・口臭の原因に。
食いしばり
歯がすり減ってたり、歯茎を痛めてしまう可能性が。
ドライマウス
唾液の量が減少するため、細菌が繁殖しやすい。
口臭
マスク着用で口の中が乾き、口臭が発生してしまう。
①起きたらすぐに口ゆすぎ。
歯磨きの前に口を過ぎを習慣に。
就寝中、口の中には雑菌が繁殖するため、朝起きた時の。口内環境は最悪の状態、
だから、起きたらすぐに口をゆすぎましょう。
おちょこ一杯。約20mLの水ですすいで細菌を追い出します。
その後、歯磨きすればさらに二重丸です。じゅくじゅくと音が出るくらい約30秒かけて
ゆすぎましょう。
②食事はよく噛んで唾液を出す。
弾力性のある食べ物を。
よく噛むことで良質の唾液が出て、消化吸収を助けます。
健康と唾液の分泌はイコール。玄米やキノコなど弾力性のある食物をとり入れて、
唾液を出すように心がけましょう。特にガムは唾液の分泌を促すのでおすすめです。
唾液は健康と美容の源です。
耳の上部手前にある唾液のツボを刺激すると出る唾液には、成長ホルモンの「パロチン」が
含まれているので、美肌効果が期待できます。
喉の渇きを感じた時など、このツボを押してみましょう。
よく噛む習慣は顔トレにも。
噛むことによってたくさん分泌される唾液には、口の中を洗浄し、ウイルスや
菌の侵入を防いでくれる働きがあります。
その上、よく噛む習慣は口の周りの筋肉を使うため、小顔効果も期待できます。
③ホームケアを充実させる。
三種の神器を使いこなして、
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシとフロスの三種の神器を併用して、一日一回は歯のケアを。
歯と歯の間にこびりついた歯垢をしっかり除去しましょう。
歯間ブラシは歯の隙間にすっと一回通すだけでオッケー。何度もこすると歯ぐきを傷めるので
注意して。
クロスは糸巻き式がおすすめ。フロスを指に巻きつけて歯の間を通します。
30センチぐらいと長めに切るのがポイント。夜の歯磨きの仕上げに使ってください。
④舌の筋トレで落ち舌(ベロ)予防。
落ち舌(ベロ)は健康にも美容にもマイナス
マスク生活の影響で、舌の筋肉が衰え、位置が下がっている「落ち舌」状態の人が増えています。
舌は本来、舌先が上あごの前歯の裏に付いているのが正しい位置。この位置を意識すれば。
口内環境が整い、口元のたるみの防止にもつながります。
レロレロ エクササイズで。舌筋の鍛える
舌の筋肉を鍛えて、「落ち舌」の予防とフェイスラインのリフトアップを!効果的な
エクササイズは、「R」の口の動き。英語の「R」の発音のように、
「レ」と「ロ」を発声します。なるべく大げさに。セットで10回繰り返しましょう。
「レ」
「レー」と声を出しながら、舌を前に出す
「ロ」
舌先が上あごに触れるように意識して。「ロー」と、言いながら舌の先を上あごにつける。
美しく健康的だと素敵な笑顔が生まれます。マスク時代の今こそ、お口の中をケアして
笑顔の準備を着々と進めましょう!