
おでんやおせちに欠かせない「ちくわ」「かまぼこ」の値上げが止まりまへん!原因はスケトウダラの国際的な争奪戦と円安による日本の買い負け。世界の消費動向や家庭でできる食費節約術、子どもに話せる経済の仕組みまで分かりやすく解説します!
はじめに
「ちょっと聞いておくれやす!最近スーパーでちくわやチーちく買おう思ったら、『えっ、こんな高かったっけ…?しかもなんか小ぶりになってへん?』って驚いたことありませんか?おでんがおいしい季節や、お正月の準備でかまぼこを買うとき、値段の上がりに頭を抱えてる人も多いはずやで。
実はこれ、単なる一時的な値上げやなくて、世界中で起きている『スケトウダラの争奪戦』と『日本の買い負け』が原因なんですわ。
この記事を読めば、なんで練り物が値上がりしているのかという根本的な原因から、世界での意外な需要の高まり、さらには家計を守る賢い節約ワザまでバッチリ分かります!お正月にお子さんや孫と一緒に「社会の仕組み」を楽しく学べるお役立ち雑学も満載でお届けするから、ぜひ最後まで読んで食卓の防衛に役立ててな!」
なぜ「おでん・おせち」がピンチ?練り物値上げの現状と理由
「おでんのちくわも、おせちの蒲鉾(かまぼこ)も、気付いたらエライ高くなってますなぁ…」と感じているお母さん、お父さん。それ、気のせいやありまへん。
現在、ちくわ、かまぼこ、はんぺん、かにかまといった「練り製品」の価格改定が相次いでいて、食品メーカーやスーパーも頭を悩ませています。まずは、食卓を直撃している値上げの現実と、その裏にある主な原因をサクッと整理しておきましょう。
値上げの現実:ちくわ・かまぼこ・チーちくが家計を直撃
スーパーの売り場を見渡すと、以前なら100円前後で買えた「ちくわ」が150円近くになっていたり、お弁当に大活躍の「チーちく」が400円近くまで上がっていたりします。「値段は据え置きかな?」と思ったら、実は中身が6個から5個に減っている「実質値上げ(シュリンクフレーション)」も増えてますな。
庶民の味方だった練り物が値上がりすると、日々の献立やお弁当作り、冬のおでんや正月のおせちの予算にダイレクトに響いてきます。
原因1:原料「スケトウダラ」の国際的な争奪戦
練り製品の値上げの最大の理由は、主原料である「スケトウダラ」のすり身が世界中で奪い合いになっているからです。
スケトウダラは加工しやすく、癖のない白身魚なので、日本のかまぼこだけでなく、世界中でさまざまな加工食品の材料に使われています。しかし、漁獲量の規制や世界的な需要過多により、原料の「すり身」の供給が追いつかなくなっているんです。
原因2:日本の「買い負け」と円安の影響
もうひとつの大きな要因が、為替の「円安」と日本の「買い負け」です。
スケトウダラの主な産地は、ロシアやアメリカのアラスカといった寒い海。日本国内(主に北海道)でも獲れますが、自給率はごくわずかで、大半を輸入に頼っています。
国際市場で原料を買うとき、円安が進んでいると、ドルやユーロを持つ海外企業と同じ金額を提示しても、日本企業は競り負けてしまいます。「もっと高く買うよ!」という海外勢に買い取られてしまい、日本が希望する価格で十分な量を確保できなくなっているのが「買い負け」の構造なんですわ。
スケトウダラは日本の食卓の要!知られざる役割と世界の需要
「スケトウダラって、そんなに大事な魚なん?」と思う人もいるかもしれません。でも実は、日本の食卓はスケトウダラなしでは成り立たないレベルで大変お世話になってるんです。
日本の食卓を支えるスケトウダラ加工品
スケトウダラが変身している身近な食べ物を挙げてみましょう。
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練り製品全般:ちくわ、かまぼこ、はんぺん、さつま揚げ、かにかま
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ファストフード:フィッシュバーガー(フィレオフィッシュなど)のフライ
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珍味・ごはんのお供:明太子・たらこ(※スケトウダラの卵巣)
お弁当のチーちくやきゅうりちくわはもちろん、ハンバーガーショップの白身魚フライや、毎朝のご飯に乗せる明太子まで、ぜんぶ同じ魚からできています。これが手に入らなくなったら、毎日の食事が大ピンチになるのも納得ですな。
意外!ヨーロッパで「カニカマ」が大ブーム
実は今、ヨーロッパをはじめとする海外で、日本の「カニカマ(Surimi)」が大ブームになっているのをご存知ですか?
ヨーロッパでは健康志向が高まっていて、「お肉よりも脂質が少なく、手軽にタンパク質が摂れるヘルシーフード」としてカニカマや白身魚のフライが大人気なんです。なんと、ヨーロッパ全体でのカニカマ等の消費量は、日本の数倍にものぼる勢いです。
海外の人がどんどんスケトウダラを食べるようになった結果、世界規模で原料の取り合いが激化しているというわけです。
【子どもの食育&経済教育】おせちを食べながら話せる親子の雑学
お正月に家族でおせち料理を囲むとき、かまぼこを食べながらこんなお話をしてみてはいかがでしょうか。「ただ食べるだけ」よりも、子どもの好奇心や経済への関心がグッと高まりますよ!
親子で話せるスケトウダラ雑学3選
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「フィッシュバーガーも明太子も、全部同じ魚なんやで!」子どもが大好きなフィッシュバーガーの魚と、お父さんが大好きな明太子が同じ「スケトウダラ」からできていることを教えると、子どもは「えっ!ほんま!?」と驚くこと間違いなしです。
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「かまぼこの材料は、遠いアメリカやロシアの海から届いてるんやで」日本で食べるかまぼこだけど、実は原料の多くはアメリカ(アラスカ)やロシアの寒い海で獲れたもの。世界中の海と日本の食卓がつながっていることを体感できます。
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「世界中で大人気になって、取り合いになってるんやで」「ヨーロッパの人も『カニカマおいしい!ヘルシー!』ってたくさん食べてるから、世界中で取り合いになってるんやで」と伝えると、世界の食糧事情にも興味を持つきっかけになります。
「円安ってなに?」を簡単に説明するコツ
子どもから「なんで買い負けちゃうの?」と聞かれたら、こんな風に例えて説明してあげるのがおすすめです。
【子ども向けの伝え方例】「例えばな、スケトウダラのお魚を売ってるお店があるとするやろ?アメリカやヨーロッパの人は『1000円分のお金(ドルやユーロ)』でドカンと買っていくねん。でも、今のお金(円)のパワーが弱くなってるから、日本が『1000円分ちょうだい』って言っても、お店の人からしたら『海外の人に売ったほうが儲かるから、そっちに売るわ!』ってなっちゃうねん。これが『円安』と『買い負け』やで。」
こうやって身近な「かまぼこ」をきっかけに話すと、難しそうなニュースや為替の話もすんなり理解できるようになります。
家計を守る!練り物値上げへの対策と節約アイデア
値上げラッシュの中でも、工夫次第で食費を抑えつつおいしい食卓を作ることは可能です。大阪のおばちゃん直伝の節約アイデアを紹介します!
メリット・デメリットを理解して賢く選ぶ
練り製品には、値上げ下でも活用したいメリットがたくさんあります。
| 項目 | 練り製品のメリット | 練り製品のデメリット(現状) |
| 栄養・調理 |
・高タンパクで低脂質(ヘルシー)
・加熱済みなので調理が圧倒的に楽
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・原材料の高騰により以前より価格が高い
・内容量が減る「実質値上げ」が多い
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| 活用法 |
・出汁が出るので鍋や汁物に最適
・冷めてもおいしくお弁当にピッタリ
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・大量買いして放置すると賞味期限が切れる |
対策1:PB(プライベートブランド)商品を狙う
大手メーカーのナショナルブランド(NB)商品よりも、スーパーのプライベートブランド(PB)商品のほうが、スケールメリットを生かして安く提供されているケースが多いです。味やクオリティも申し分ないものが増えているので、まずはPB商品をチェックしてみましょう。
対策2:まとめ買い&冷凍保存を活用する
ちくわやかまぼこは、実は冷凍保存が可能です。特売の日や割引シールが付いているときにまとめ買いし、使いやすい大きさにカットしてラップに包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫へ。
解凍してそのまま食べるより、おでん、お味噌汁、炒め物などの「加熱調理」に使うと、食感を損なわずに美味しくいただけます。
対策3:地元産の魚を使った「ローカル練り物」を探す
スケトウダラは輸入頼みですが、日本各地には地元で獲れる別の魚(アジ、イワシ、エソなど)を使った練り物や薩摩揚げがたくさんあります。地域の特産品コーナーや直売所などで探してみると、安くて絶品の練り物に出会えることもありますよ。
よくある質問(FAQ)
Q1. かまぼこやちくわの値上げはいつまで続きますか?
A. 原材料であるスケトウダラの国際価格や燃油サーチャージの高騰、為替(円安)の影響が続いているため、現時点では値下がりや価格の安定化の明確な時期は確認されていません。 今後も高止まりや緩やかな値上げが続く可能性があるため、特売や冷凍保存を活用した家計防衛がおすすめです。
Q2. スケトウダラの代わりに使われている魚はありますか?
A. はい。イトヨリダイやタチウオ、エソといった他の白身魚や赤身魚のすり身をブレンドして使われるケースが増えています。ただし、これらの魚も世界的な水産物需要の高まりにより価格が上昇傾向にあります。
Q3. 高級かまぼこと安いかまぼこの違いは何ですか?
A. 主に「使用している魚の種類と割合」「つなぎ(澱粉など)の量」「職人の製法」が異なります。高級品はグチやエソなどの高級魚を贅沢に使い、しなやかな歯ごたえ(足)を楽しめるのが特徴です。一方、普段使いの安価なかまぼこはスケトウダラをベースにつなぎを調整し、手軽に買える価格を維持しています。
まとめ
おでんやおせちに欠かせない「ちくわ」や「かまぼこ」の値上げは、単なるお店の事情ではなく、「世界的なスケトウダラの奪い合い」と「円安による日本の買い負け」という世界規模の経済動きが原因でした。
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値上げの背景:ヘルシー志向によるヨーロッパでのカニカマ大ブームと、日本の円安による競り負け
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食育のチャンス:お正月に「フィッシュバーガーや明太子も同じ魚」「円安ってなぁに?」と子どもに話す絶好のネタになる
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家計の対策:PB商品の活用、特売時の「カット&冷凍保存」で賢く乗り切る
物価高で大変な時期ではありますが、スーパーの売り場選びや冷凍保存のテクニックを駆使して、おいしくヘルシーな練り物料理を食卓に取り入れていきましょう。
今年のお正月やおでんの季節は、ぜひご家族で「かまぼこ雑学」を話しながら、美味しい食卓を囲んでみてくださいね!

