年末年始 食べて飲んでという方も多いと思います。
暴飲暴食しちゃうシーズンですよね。
そんな中でちょっと胃の調子が悪いという方、この時期、もしかしたら増えているかもしれません。
年々胃の調子が悪くなっているという方もいるかもしれませんが、実は。
「胃は歳をとらない」というタイトルの本が集英社新書から出ているんですね。
兵庫医大の消化器内科主任教授 三輪洋人さんが書いた本です。
膝も腰も年と共に痛くなってくるというのに、胃は年をとらないとはどういうことなのか?
僕もなんか胃って年をとるものだと勝手に思ってました。もたれるとかね。
ちょっと油ものが苦手になったとかっていう人が多い気がします。
でも胃が年をとらない。体の中でも胃と小腸は消化と吸収を担っている場所だからとびきり丈夫に出来ているんだそうです。
ですので、年齢とともに老化するものではないんだと、胃は解剖しても胃から年齢を推測するのは難しいと三輪先生は書いています。
しかし、それでも胃の不調は出てきてしまうと 胃は歳をとらないと先生は書いているんですが、
ある原因があった場合、若い人でも胃は老化するんだそうです。
その原因の1つがピロリ菌。これは不衛生な水や食べ物を摂ることによって感染します。
胃潰瘍12指腸潰瘍胃がんの原因となる菌です。
ピロリ菌が発見されたのは1983年。それまでは加齢によって老化すると考えられていましたが、
それ以降の老化は、ピロリ菌の仕業によるものだということがわかったんです。
ですから、ピロリ菌の除菌が大事になってくるということなんですね。
僕も父親に言われてピロリ菌 除菌しましたね。何年か前に、お薬飲んでたら1週間ぐらいでしたけどね。でも胃がんのリスクがそれで減るんだったらいいかなと思ってやったんですけどね。
もう1つ胃を老化させる原因があります。
それは自律神経の老化 自律神経は交感神経と副交感神経があって、いろいろな臓器の
動きを調節しています。
胃に関して言うと。これから仕事だというときは交感神経が働き、食欲を減らします。
それはもう食べてる場合じゃないから、体がそういう風になるんですって、一方休憩時間になってリラックスすると副交感神経が働いて食欲が出てきますが、胃が動き出すんだそうです。
言われてみたらそうかもしれないなあ。
忙しいとき、たしかになんかおなか減っていることを忘れている気がする。
だけどぼーっと過ごしている時はもうなんかやることもないし、なんか食べたいなって言う気がします。
いつもおなかがすく私はボーッとリラックスが続いているってことなんでいうことですかね。
この自律神経も加齢と共に老化することがわかっています。
つまりが動かなければならない時に動かなくなったり、その逆が起こってしまうと 人間の可能性がありますね。
そういうことでその逆が起こるってことですか?
自律神経によって胃は加齢で老化しないのに、自律神経が老化して胃は、影響を受けるんですよ。
だから本来交感神経のスイッチが入ったら食欲が減り、交感神経が働いたら動き出す。
ですけども、そうじゃなくなってるっていうことは もしかしたら自律神経が老化している可能性があるといからいろんなことがわかるんですね。
自律神経すごく大事だとやっぱり言いますね。
その対策は食生活です。暴飲暴食をやめるということだそうです。
暴飲暴食は、胃にダメージを与えるというより、自律神経に悪影響を及ぼすんだそうです。このように胃そのものは強いのですが、自律神経やピロリ菌の影響を受けるということです。
つまり胃自体の老化ではなく、この周りの様々な要因によって胃の機能が衰えるということがあるということですね。
そうしたことが原因による胃の不調 胃の疲労は最近増えているというんです。
胃が頑張っているのに周囲のせいで老化を強いられてしまうということですね。
では、
胃がちゃんと働いているのかどうなのか?
どのようにすればわかるのか?
どうすれば胃をいたわることができるのか?
胃にいい意外な食べ物
良くない意外な食べ物など 色々載ってます。
今日ご紹介したのは
「胃は歳をとらない」 集英社新書から今、三輪さんが書かれた本です。
こちらもぜひ見てみてくださいね。