6月からペットにマイクロチップ装着が義務化されます。

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取材記者がペットショップに来ております。子犬がいっぱい かわいいなあ。

ずっと見てられますね。

全国に75店舗を展開するペッツファーストの今年度の販売数は、このコロナ前に比べて

およそ1.24倍に増える見込みです。

 

コロナ禍で新しくペットを家族に迎え入れたいという方々の特徴ってありますか?

そうですね、これまでやはりファミリー層であったりとか多かったんですけども、

最近やはり、一人暮らしの方であったりとか、そういった方も非常に増えているかなと思う。

室内で飼いやすい、小型犬が特に人気です。今こちらのトイプードル。プードル人気ですよね。

かわいいなー。目が合った。心奪われるじゃないですか、

 

そんなペット販売業界に今年6月、大きな変化が訪れます。

 

環境省によりますと、2020年度に迷子や飼育放棄などで自治体に引き取られた犬と猫は

72,000匹あまり。殺処分されたのはおよそ24,000匹でした。

マイクロチップの装着は獣医療行為を伴いますが、無責任な飼い主に自覚を促す狙いや

迷子のペットと再会する可能性の向上もあって 結果、殺処分数の減少につながると

国は考えています。

災害時であったりとかしたした時に迷子になった場合 届け出あったりとか、

そのへんがしっかりわかるっていうことを考えると、あの我々としてはですね。

やはりペット最優先に考えると、早い段階からマイクロチップの全頭装着っていうのを

進めていいました。

 

犬や猫への装着が義務化されるマイクロチップてどんな形、

大きさで何に関する情報が入っているのでしょうか?

 

ちょっと実際にしてみます。これだけ飼い主の情報ですね。チップは直径が2ミリ、

長さが12ミリ程度。専用の装置でデータを読み取りますと出てきました。

15桁の番号が出てきましたね。住所でああったりとか連絡先氏名ですね。

こちらの方が登録されるようになって GPSと間違えられるお客さんが多いですね。

あのマイクロチップは、あくまであの情報が入っただけですので、あの位置情報で

あったりとかは確認できない 人間で言うところのマイナンバーみたいなイメージですね。

ペッツファーストは殺処分をなくす取り組みにも参加していて、

法案に先んじて2006年から全ての犬と猫にマイクロチップを装着し販売販売ています。

ブリーダーから買い取った個体を管理センターに集め、健康チェックなどと合わせて埋め込みます。

その速さは?わずか数秒でした。マイクロチップは専用の注射器で、首の後ろに埋め込まれます。

現在は獣医師と愛玩動物看護師師がその施術を行ないます。痛みというのはだいぶ少ない

やり方なんですかね?そうですね。注射と同じぐらいの痛みと言われています。

皮膚をつまんで首の後ろあたり、真ん中あたりに特殊な注射器を用いて皮膚の下に

埋め込むような形になります。

ちょっと言われているのは、そのMRI検査を行う時などにあの映像の乱れが出てしまうとか、

そういったことは機種によっては?ちょっとまだ健康被害っていうところで言うと、

特に聞いたことはありません。

その法改正っていうのは、その業界にとってかなりいいことだと思っていますので、

終生飼育っていう責任を持って、ワンちゃん、猫ちゃんを飼っていただくっていう点で

かなり重要であると考えています。

マイクロチップの装着は、すでにペットを飼っている人にも関係がある話で、

法律では努力義務装着するよう努めなければならないとされるテーマ。

繁殖を行うブリーダーやペットショップなどの業者には、販売用の犬や猫にマイクロチップを

装着し、犬や猫の名前や性別、品種、毛の色のほか、業者名を国のデータベースに

登録することが義務づけられます。

また犬や猫を購入する際、飼い主も氏名や住所、電話番号などを30日以内に

登録することが義務づけられます。

 

ワンちゃんを散歩中の人にお伺いしました。

 

6月から法律が変わるってご存知でしたか?

*知らなかったです。もちろん義務やったらしょうがないかな?うん、多分、しないと思う

*お金をかけてまでっていうか、何も変わるか分からへんけど。人の体にも入れるかっては

 入れないと思うので、 家族みたいなもんやからかわいそう。入れたいかって言われたら

 ちょっと反対

*はい、もう付いてるんで生まれた時に。つけてもらって、そのままペットショップで購入

 してるんで  こういう珍しい犬は つけといたほうがいいかなと思うんですけどね。

 

動物愛護の観点から、飼い主ひとりひとりが考える課題 今のところありませんが、

環境省は今後、罰則も検討して行くとしています。 



今後の課題は?

マイクロチップは義務化についてはまだ知らない人も多く、ペットの健康に影響がないか

不安に思う声もあるので、国は啓発に力を入れる必要があります。

コロナ禍で新たに犬や猫を飼う人が増える一方で、数が増えすぎて劣悪な環境になる

「多頭飼育崩壊」や、ペットを捨ててしまうケースも後を絶ちません。

生き物を飼う以上は最後まで責任があることをあらためて考える機会になればと思います。

 

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