ネットショッピング詐欺・ 特殊詐欺を防ぐ方法と対策

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先週フリー・アナウンサーの近藤サトさんが,詐欺被害に遭ったことを本人が

公表してました。これはネットショッピング詐欺と言うそうなんですが、

 

ネットショッピング詐欺とは、どういうものなんですか?

 

今すごく問題になっているのは、大手企業さんのホームページとそっくりなページを

作って、そこに訪問してきた方がクレジットカードを入力して買い物すると商品が

届かないことです。

近藤サトさんもそうなんですけども、商品が届かないということがすごく多く

発生してたり、また、その打ち込んだクレジットカードの情報が盗まれて

別のところで悪い事に使われたりとか、勝手に大金を支払うようなことになったり

っていうことが起きているんですね。

これ、ちょっと怖いのが我々のパソコンだったり、スマートフォンの検索ツールで

検索して、その大手企業のホームページだと思って入って行くわけじゃないですか。

 

見分け方とかあるんですか?

 

あの絶対っていうわけではないんですけれども。例えばですね。

このサイトのアドレスをまず見ていただきたいです。

デザインとか本当に見た目で判断がつかないぐらいそっくりに使われて

作られているので、アドレスを見ていただいて、左側トップに鍵マークがついている

鍵マークや碇の形のマークが付いていたり。あと一つがですね。Httpsで sがついてるって

いうのは公式の場合が多いんですね。

httpだとちょっと信頼が落ちますので、だいたい大手さんのホームページは、

https が付いてるんですね。

そこを見ていただくのと、左側の一番端に鍵マークがついてるところはちゃんと暗号化

しているので信頼できるアドレスだよっていう証拠なので、まずそこを見ていただいて、

 

そこからさらにあの日本語がおかしくないかとか、

あと連絡先が携帯だけになってないかどうかとか、

あとクレジットカードの決済しかできないようになってないかどうか。

 

そういったところを見ていただいて、判断していただくっていうことですね。

今ちゃんとした日本語になっているかどうかっていうのは、それが海外の

そういう詐欺集団といいますか そういう人たちがホームページを似せて

作ろうと思ったらなんか怪しい日本語になったりするんですってね。

海外からのそういったのは、犯罪であることが多いんですね。

ですから、多少日本語がやはりおかしい場合があるんですね。

そこら辺をちょっとしっかりと文章を読んでいただくっていうことと、

やはり一番は皆さん、日ごろ使っているあのホームページとかっていうのを

お気に入りに入れといていただいて、検索して使わないようにしていただく方が

安全なんですね。

そういった悪者がseo対策までしていて、本物よりも検索した時に上位に

出てくるようになってたりするんですね。

そうするとてっきり、これは本物だと思ってアクセスすると偽者だったりすることがあります

ので、日頃よく見るホームページとかっていうのもお気に入りに入れておいて、

そこからアクセスしていただくのが安全です。

話を聞いて どんどん怖くなってくるんですけどねえ。

もう何が本物で何がフェイクかっていうのはニュースも含め、今こういうところにも伝わって

きてるんですね。

 

「入金が足りません。」「口座が閉鎖されました」などのメールが届きます。これも本物と偽者を見分ける方法っていうのはあるんですか?

 

携帯のツールでラインだったり、ショートメッセージといったところでも銀行や

アマゾン、appleなど。日頃 利用しているところの名前で「入金が足りません。」

「口座が閉鎖されました」などのメールが届きます。

これも本物と偽者を見分ける方法っていうのはあるんですか?

 

一番やっぱり気をつけていただきたいのは、このショートメッセージによる被害って

いうのはだいたい「アカウントが凍結されました。」

「不正利用されました。」文章に「今すぐ確認してください」っていうのが書かれていた。

焦って 書かれているURLをクリックしたりするんですけども、

そのクリックすることでウイルス感染したりとか、その後に打ち込む情報が

全部クレジットカード情報とか IDとかパスワードとかが全部盗まれて悪用

されるんですけど。

一切そういうものアクセスしないっていうのまず覚えといていただいた上で、

どうやって確かめるかっていう話なんですけれども、その表示名とかっていうのは、

例えばamazonであるとか、ヤマトさんの宅配便、ネットショッピングなど 

ちゃんと表示されてるんですね。

でもそれは偽物じゃないかっていうのは。転送機能っていうのはご存知ですか?

誰かにこのメールをあの同じ文章送ってあげようって転送っていう作業があるんですね。

送信返信ではなくて、その転送っていうとこを押していただけると、

相手方の情報がすべて一旦出るんですね。

見ていただくとアドレスっていうのは元のアドレスが出ますので全然関係ない

アドレスだったりするんですね。

アマゾンって最初に表示されて 本当のアドレスっていうのが違うものだったり

するんですけど、その転送っていう作業を一旦かましていただくだけで、

それが見えるようになるんですね。

実際、転送で自分に転送するもよし、その転送の作業をするだけでアドレスから

見えてくるものがあるんですね。

これ全然関係ないアドレスだとかっていう風に分かれば、もうこれはもう

偽物だって分かりますので。

そこでクリックしたくなってしまうんですけれども、今一度 判断をすぐに

しないっていうのは、すべてに置いて共通する考えなのかもしれませんね。

もう焦らず、落ち着いてからどうしようかって思っていただく方が、

若い人は若い人なりのやっぱり経験値がないがゆえの難しさがありますし、

これ高齢年配の方はやっぱりパソコンだったり、スマホだったり、そういうのに疎いから

疎いなりの難しさがあるんですけれど。まあ、本当に今これ

詐欺全般手口が巧妙化してるじゃないですか。

 

お金の犯罪に改めて巻き込まれないようにするための基本を教えてもらえますか?

 

まず大前提は絶対儲かる話、絶対損をしない話っていうのはないと。

必ず投資とかはリスクがあるわけで、なんで安全と言われた時点で詐欺だと

思っていただきたいんですね。

儲かるって言われた時点でも絶対詐欺だと思っていただいた方がいいですしね。

そして自分だけで判断せずに他人に相談する家族でもいいですし、

もし消費者センターとか、そういったところでご相談していただくのもいいと思うんですね。

とにかく誰かに相談するっていうことと、やはり一番詐欺の被害に遭う方っていうのは

自分だけは大丈夫だと思っている方なんですね、

油断ってのがでて騙されますのでこれ詐欺かもしれないって常に心配性なぐらいの

人の方が意外に引っかかりませんので、ちょっと慎重に判断していただくと良いかと思います。

改めてですが、投資に関してまあ儲け話に関して100%儲かるっていう話はもうこれ。

逆に言うと100%無いわけですから。昔からのそこはもう世の常なんですけれども、

あの甘い言葉にそう簡単にOKちゃだめですよね。もう本当にそういった 

うまい話をされた時点で怪しいと思ってもらった方がいいです。

それでやっぱり共通しているのが、お金の話、身内が絡んでくる話はつい 

ちょっとほかの人に話すのは消極的になりがちですけれども、そこはひとつしっかり

共有できるようにしておきたいですよね。

本当にコミュニケーションをとっていただいて、家族といろんな話をしてるだけで、

詐欺の被害にあわないんですね。

振り込め詐欺も「オレオレ」って言われても、家族で合言葉を決めていたら偽物

だってすぐに分かりますので、とにかく皆さん家族でおはなし。

家族で言いにくければ友達にお話してくださいね。

 

あと、最近、給付金なんてのもいろいろ出るようになってきて、その給付金も軽い気持ちで乗ったら、

自分が犯罪者になってしまったなんて話も聞きますし、本当に色々手口が巧妙化しています

ので、気をつけてください。

 

防犯アドバイザーの京師美佳さんにお話を伺いました。

 

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