季節の変わり目は、体調不良を抱える人が増えてきます。温活のすすめ

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・季節の変わり目は、体調不良を抱える人が増えてきます。

 

 気候の変化に身体が対応しきれず、体調を崩しやすくなる状態です。

 (寒暖差疲労)加えて、社会活動や人間関係による精神的苦痛から体調を崩しやすくなります。(自律神経失調症)

・人間の身体には、本来、暑さや寒さに左右されずに体温を一定に保つ、「ホメオスタシス」とい

 う調節機能が備わっています。

 この機能をきちんと働かせる役割を担うのが、自律神経です。

・最近では、春秋の昼と朝晩の気温差や、異常気象、大型台風の到来、冬将軍到来の寒波などで

 体調を崩す方が多くなっています。

・スマホによる姿勢悪化とブルーライトなども自律神経に悪影響を与えています。

 スマホを見る時の前かがみの姿勢は、背骨を通る自律神経を圧迫します。

 その結果山行不良となり冷えが悪化します。

・体が冷えると筋肉が凝り固まって、山流が悪化し、冷えが酷くなって心身に不調をきたすように

なります。

・冷えは、頭痛やめまい、肩こりや腰痛、便秘に下痢、女性であれば生理痛や生理不順などを引き

 起こす原因にもなります。

・冷えのチエックリスト

ロ 体温が36度未満である。

ロ 手足が常に冷えている。

ロ 朝起きた時に、お腹や太ももが冷たい。

ロ 夜、なかなか寝付けない。

ロ 便秘や下痢をしがちである。

口 しょっちゆう顔色が悪いと感じる。

口 湯船に浸かると不快な症状が改善する。

@1つでも当てはまれば、身体が冷えている可能性があります。

・温めるポイント

・冷え改善のポイントは、①一日一汗、②頭寒足熱で下半身を重視、③体を動かすです。

・体温が上がれば、免疫力が上がり、新陳代謝もよくなります。

・部屋の温度を高くしすぎると、換気の時に寒暖差が大きくなり、身体への負担が大きくなります。

・暖房の設定温度は、2022度前後にし、換気をするときは一枚上着を羽織ったり、カイロを利

 用しましょう。

・意識的に運動や入浴を取り入れて、日に一度は汗をかく「一日一汗」を心がけましょう。

・身体を温かく保つためには、三首を温めましょう。三音とは首、手首、足首です。

・身体の首の付く部分は、指肱が少なく体表近くを動脈が走っているため、三首を温めれば全身に

 温かい血液が回り、すぐに温かくなります。

・三首を温める物は、マフラー、タートルネック、手袋、リストウオーマー、レッグウオーマー、

レギンスなどです。

・余談ですが、女性のオシヤレとしてほ三首を露出するのがオシヤレだそうです。

・頭寒足熱スタイルで足元を一番温かく保ちましょう。

・腹巻は体を温める基本です。腸には、全身のリンパ球の70%が集まっています。

・おなかは山流が多いため、腹巻で効率的に体温を上げることができます。

・腸には、口から様々な菌やウイルスが侵入するため、身体の防衛として腸の免疫力が重要になり

 ます。

・女性であれば子宮や卵巣を温めることで、生理痛や生理不順の解消、婦人病の予防につながりま

 す。

・使い切りヵイロで温めるポイントは、①肩甲骨の間、②骨盤、③おへその下がポイントになりま

 す。また、冷えを感じる所に貼るのも良いです。

・自律神経を整える姿勢

・自律神経を整える正しい姿勢は、壁に踵、お尻、頭部をつけて5分間立ちます。その際、お尻の

 穴をぎゅっと締めると効果的です。

・お尻の穴を締めるのは、5秒締めて、5秒緩めてを繰り返します。一日のうち、できるだけたく

 さん締めていただけるよう意識してください。

・つま先立ちでⅠ0秒立ち続けていただき、両方の踵をくっつけるようにして、お尻の穴を締めて

 いただいても効果的です。これをⅠ0セット行いましょう。

・前かがみ姿勢 (スマホ首)改善に向けて、タオルを後頭部に当てて、両手でタオルを前斜め方向

 へ引っ張り、後頭部を後ろへ引くように首の力を入れて前かがみ姿勢を改善します。

・温活で自律神経を休ませる

・手浴・足浴で、手足をI0分程度暖めても効果があります。手足には、内臓につながるツボがた

 くさんあるため、全身がポカポカになります。

・ぬるめのお風呂は、副交感神経を優位にして、働きを和らげて、リラックスできます。

・大俗には、疲労物質を取り除く「温然作用」、血液やリンパの流れを良くする「水圧作用」、関節

 や筋肉を休ませる 「浮力作用」の3つの効果があります。

・シヤワーで済ませず、毎日湯船につかるようにしましょう。

・冬場は40度で15分程度つかるのが目安です。

・それぞれの好みの温度もあると思いますので、熱いお湯でも、ぬるめのお湯でも構いません。大

 切なことはうっすらと汗をかくまで、しっかり身体を温めることです。

・汗が出てくるのは、体温がI度上がった証拠です。

・漢方で言う陽性食品でポカポカ

・陽性食品とは、身体を温める食材のことで、赤身の肉や魚、リンゴやサクランボ、緑黄色野菜、

 ネギ、ニンジン、カブ、大根、海藻、イモ類などです。大分が少なく、寒い土地が原産地で、冬

 が旬の食材です。

・生姜は、身体を温める代表格で、血行を良くする働きがあるので、身体がポカポカになる上、新

 陳代謝も良くしてくれます。漢方薬の約7割に入っていると言われています。

・生姜の辛み成分であるジンゲロールとショウガオールには、抗炎症作用や活性酸素を除去する働

 きがあります。

 ;生姜が体を温める効果は、3~4時間で切れてしまいます。一日の中でこまめに生姜を取り

 

 入れていきましょう。

・朝起きたら一杯の白湯を

・朝起きた時は、冷えを確認するチヤンスです。布団の中で体を触ってみて、脇の下よりも冷えて

 いるところがあれば、そこは山流が悪くなっています。

・冷蔵庫から出した4度以下の水は体を冷やします。朝起きた後に白湯を飲むことをお勧めします。

・朝に白湯を飲むと、腸管が温まり活動が活発になります。腸管が動き始めると、お通じも良くな

 り身体の老廃物を排出してくれて、デトックス効果が高まります。

・白湯を飲むことで、伽誹や紅茶よりも、胃腸への負担も少なく、基礎代謝も上がりェネルギー消

 費を促進させて、脂肪の燃焼を促進します。

・白湯によって、排尿すると体が冷えることがあります。白湯にショウガを入れると効果的です。

・日頃から筋肉量を増やす運動を

・冷えをとりたければ、下半身のトレーニングが重要です。全身の筋肉の7割は下半身についてい

 るからです。

・身体を動かす習慣として、積極的に階段を利用し、歩く時に早歩き(速歩)などを日常生活に取

 り入れて、温浩生活を送りましょう。

・階段昇降は、無料のトレーニングジムです。

                  理学療法士    先生にいただいた資料より転載しました。

引用文献

 

・自律神経を整える お得技ベストセレクション、昔遊舎ムック、2019年3円1日発行

・元気読本  特集「温活」で免疫力を高めよう  2020年8円1日号N0,191

 
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